毎月第3、第4火曜日には「はかるたいせつ」コーナーとして、商品検査センターの取組みや「はかるたいせつプロジェクト」の内容についてお伝えしています。
今回は、コープこうべ商品検査センター 井川正光さん、大上浩司さんにお越しいただき、なぜバーベキューで食中毒を起こしやすいのか?また、その予防策について伺いました!
バーベキューで食中毒を起こす原因菌は、カンピロバクター、O=157、サルモネラなどとなっています。
カンピロバクターは熱に非常に弱く、また、25度以下では増殖できない、という特徴がありますので、肉の中心部に75度、1分以上、加熱することで「やっつける」ことができます。
よく焼くことで安心して食べることができますから、しっかりと中まで火を通すことがたいせつです。
そのほかにも菌を「つけない」ように、そして「増やさない」ように注意を払うことで、カンピロバクターによる食中毒は防げます。
加熱するものと加熱しないものが混ざらないように、順番に下準備することが重要です。
お肉を切った包丁・まな板の洗浄、手洗いで「つけない」、冷やしておくことで「増やさない」。
そのほか、お肉を焼くときには、専用のトングや菜箸を使って、生のお肉から「つけない」ことや、焼きあがったあとは、早めに食べて、菌を「増やさない」がとてもたいせつとなります。
食中毒予防のために、「つけない」、「増やさない」、そして、よく加熱して「やっつける」の3つが非常に大切です。
また、放送の模様を動画でご覧いただけます。
過去の動画一覧を見る
- 千里川堤防その②
- なぜバーベキューで食中毒を起こしやすい?その予防策は?
- 森ソング特集とテレビドラマ音楽特集