今回は、コープこうべ商品検査センター 井川正光さんに、商品検査センターの情報誌くろまとから「身近な植物に自然毒」について伺いました。
植物の自然毒で有名なのは、じゃがいも、なんかがそうです。
芽の付け根の緑色の部分に含まれるソラニンは有毒物質で、取り過ぎると腹痛や吐き気なんかが症状としてでます。
じゃがいものような、よく食べるものでも、調理方法や食べ方を知らなかったりすると、食中毒を起こす典型的な例かと思います。
自然だから、安全、というわけでは決してありませんで、食中毒の事件数は少ないものの、死亡例者数は食中毒事故の40%近くを占めており、まだまだ自然界には毒のあるものが多いので注意が必要です。
散策中に見かける花などは鑑賞するのはよいですが、よく似た植物で毒のあるものは多くありますから、専門家ではない限りは「採らない、食べない、人にあげない」は大切ですね。
この時期の食中毒はぜひ予防したいと思います。
なお、情報誌くろまとは、商品検査センターホームページからご覧いただくことができます。
今回、裏面のコラムには、1日あたりの必要なたんぱく質の量についても書かれていますので、ぜひお読みください。
コープこうべ商品検査センター
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