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三上公也の朝は恋人

  • 2021年6月9日(水) 03時29分

    東京湾周遊のクルーズ船「御座船 安宅丸」が神戸港に停泊中の訳

    神戸港中突堤に見慣れない船が停泊しています。

    岡山市に本社のある両備ホールディングスグループが所有する「御座船 安宅丸(ござぶね あたけまる)」です。

    今月7日に神戸にやってきました。

    江戸時代の御座船を模したデザイン船で2011年に東京湾を周遊するエンターテイメント付きクルーズ船として就航。先月末まで運航されていました。

    それ以前は瀬戸大橋観光船「御座船 備州」として運航され、東京湾クルーズに投入後2017年に工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が船の内外をデザインし現在の形になったそう。

    「徳川将軍の船」をテーマにしていて葵の紋があちこちに描かれています。

    そんな船が何故神戸に?と思い、神戸港周遊の船を運航する同じ両備ホールディングスグループ会社である神戸ベイクルーズの方に聞きました。その方の話では「先月末で東京湾クルーズ運航を終了したことに伴って発着していた東京の日の出桟橋を離れる必要があり、本来ならば岡山に戻るべきところですが、あいにく港にスペースが無く急遽中突堤に係留させてもらうことになりました」とのことです。

    係留期間は未定だそうですが、いずれ岡山に戻るのでしょうか。
    神戸でも水戸岡さんのデザイン船に乗ってみたいものです。