2021年6月29日(火) 03時34分
JR西日本の新型電気式気動車「DEC700」甲種輸送
JR西日本が導入を決めた新型電気式気動車「DEC700形」1両がきのう、製造元の川崎重工業工場から神戸ターミナルを経由して下関総合車両所新山口支所に運ばれました。
神戸ターミナルに待機中のDEC700形車両。近郊型225系車両にも似たフェイス(HI氏提供)
輸送ではDE10ではなくEF210桃太郎が牽引
中国エリアの車両らしく黄色のライン入り。左右側面のデザインは違うようです。
新型電気式気動車とはディーゼルエンジンを動力に走るのではなく、ディーゼルエンジンと発電機による電力でモーターを駆動させて走るというもの。電気による走行システムゆえ動力部品等は電車と同じ扱いになることからメンテナンスがし易くなるメリットがあります。JR北海道やJR東日本、JR九州では形式は違いますがすでにこうした電気式気動車が導入されています。JR西日本では初となり、新山口に送られたあと試運転や各種性能確認試験、技術検証が行われることになっています。
まだバッテリーは搭載していないようで、いずれ搭載したハイブリッド型が登場することでしょう。
旧国鉄時代の重量感のある気動車「キハ」がなくなっていくのは寂しいのですが・・・
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