JR予讃線の伊予西条駅前には「鉄道歴史パーク in SAIJO」があり、十河信二記念館、四国鉄道文化館北館・南館、観光交流センターの4つの建物で構成されています。四国鉄道文化館南館前の広場にはフリーゲージトレイン第2次試験車が置かれています。4年半ぶりに訪れました。
(※2017年6月参考記事)
「フリーゲージトレイン」とは、新幹線の標準軌(1,435mm)と在来線の狭軌(1,067mm)の異なる軌間(ゲージ)に左右の間隔を自動的に変換して直通運転を可能にする電車のこと。展示車両は2007年に川崎重工業で製造され、実際に九州や予讃線で試験走行したものです(試験走行のみで導入は実現せず)
この日は特別に内部が公開されました。
フリーゲージの仕組みが分かる模型
意外にシンプルな運転席
そして新幹線といえば、第2代旧西条市長、第4代国鉄総裁を務めた十河信二(そごうしんじ)の記念館があります。
総裁時代に「高速鉄道の時代が来る」との信念を持ち続け、夢の超特急と呼ばれた東海道新幹線計画を実現した新幹線の生みの親です。
館内には貴重な遺品の数々が展示され、十河信二の功績と人となりが紹介されています。
近年見つかった直筆の額も飾られています。
四国鉄道文化館北館前には胸像もありました
車両展示やジオラマなどがあるのが四国鉄道文化館
この日は団体入場。チケットに印字された時刻は12:34。もう少し早ければ日付と同じ数字の並びだったかも・・・
北館にはディーゼル機関車のDF50初号機と0系新幹線が展示されています。
実際に予讃線などで使われていたヘッドマークや区間表示板
現在館内では鉄道コレクション展が開かれていて、天野英男さんが収集したオレンジカードのうち、JR東海車両がデザインされたカードが展示されていました。
ものすごい数のカード!2月23日までの開催です
陸橋を渡った南館には蒸気機関車のC57
運転室
気動車のキハ65
そしてディーゼル機関車DE10
キハ65の車内
国鉄時代の車両ですがBOXシートの窓下には栓抜きが付いていました。
追体験出来るように瓶入りコーラの自販機が置かれていました!
館内にはHOゲージの鉄道模型ジオラマもありJR四国の列車模型が走っていました。
館内にはこうしたコロナ対策を促すポスターも貼られていました。
四国鉄道文化館前を走るアンマンマン列車
気動車キハ32(写真手前)と7000系近郊型電車
しっかり「鉄分補給」したあとはバスで道後温泉に向かいました。
つづく・・・
- 「マジック・魔法」ソング集
- 「WEST EXPRESS 銀河 in 四国の旅」③
- 「サンキュー・ありがとう」ソング集