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三上公也の朝は恋人

  • 2023年5月11日(木) 03時07分

    エアバスの特別大型貨物機「ベルーガ ST」が神戸にやってきた!

    ヨーロッパの航空機メーカー エアバスの特別大型貨物機「スーパトランスポーター・ベルーガST」が昨日神戸空港に飛来。2021年12月25日以来2度目でフランス・マルセイユから飛んで来ました。実はおととい関西国際空港に到着したあと通関手続きが行われ、昨日朝に関西空港から神戸空港にやって来たのでした。

    到着したのは午前9時半。私は番組放送中ゆえ着陸時の写真は撮れませんでしたが、積荷である最新ヘリコプター2機の積み卸し作業を間近に見ることが出来ました。

    操縦席の上部がパカッと開いた中に2機のヘリコプターが積まれています。

    エアバスの旅客機A300-600型機を改造した貨物機で、最大幅7.1m、高さ6.7mの大型貨物を積載出来ます。

    午後1時半過ぎにようやく1機目のヘリコプターが庫内から引き出されました。

    積荷は海上保安庁に納めるエアバスヘリコプターズのスーパーピューマシリーズ最新のH225型

    11トンクラスの双発ヘリコプターで、航続性能や高速性能に優れ捜索救難救助をはじめ人員・物資輸送などで活躍している機種です。

    引き出された機体はクレーンで吊り上げられ移動用のトレーラーへ。

    次に引き出されたのは梱包された長い箱。中にはブレード(回転翼の羽根)が入っているのでしょう。

    そしてもう一機の姿が見えました。

    同じようにクレーンを使って荷卸しされました。

    庫内は空っぽに・・・

    何故海上保安庁のヘリコプターが神戸に運ばれたかというと、エアバスヘリコプターズジャパンの整備拠点が神戸にあるからなのです。空港島西側の一角にあり、全国のエアバスヘリコプターズ社製の整備や検査が行われています。それゆえ神戸には全国の警察や消防ヘリなどがやってきているのです。

    ※以前は「アントノフ」という輸送機で運ばれていました。
    貨物機「ベルーガST」は午後6時半過ぎ離陸準備に

    そして離陸

    胴体上部が大きく膨らんだ形をした機体の姿からシロイルカを意味する「ベルーガ」と名付けられています。

    それにしても昨日は多くの人が展望デッキや空港周辺に集まっていました。

    ターミナルビル屋上展望デッキ

    機体が見える管制塔周辺にもカメラを持った多くの人がいました。

    そして空港ロビーにこんな100円募金ガチャマシーンが登場!

    募金になるというので早速ハンドルを回しました。

    出てきた缶バッジはこれ

    ベルーガ機体の尾翼部分でした。折角の記念なので次回は是非バッジに日付を入れて欲しいものです。