東北・青森旅の3日目は朝から五所川原市内を巡りました。まずは津軽金山焼(つがるかなやまやき)の窯元へ。

金山焼の展示販売、陶器作り体験のほかレストランもあり薪窯で焼くくピザや金山焼の器で食べるこだわりのソフトクリームが食べられます。

入口には「金山焼の動物園」という陶器で作った干支や動物がありました。

津軽金山焼は1000年前にこの地にあった須恵器の影響を受け、再び焼き物の産地をつくろうと1985年に窯元の松宮亮二さんが始めたものです。金山大溜池の土を原料に、釉薬を一切使わず1350度の高温でじっくりと焼き上げて硬める「焼き締め」の手法で1つ1つ個性の違う焼き物を製作しているそうです。

土は近くの大溜池から採取し精製して寝かせます。

窯場にはいくつかの窯がありました。

穴窯

たいていの窯元は火入れを年2回程度行っていますが、ここでは月に3回は火入れを行い年50回くらい行っているそうです。

「炎が見える窯」というのがありました。

この日は別の登り窯で薪を焼べる作業が行われていました。

窯に近づくだけでも相当熱い中、窯の口から炎を撮影

庭には「きづな広場」があり、仁王像や観音像が立っていました。

東日本大震災で被害に遭った福島との交流の証のようです。

阿形像(あぎょうぞう)

吽形像(うんぎょうぞう)

そして観音像

こんな立て札がありました。

すべて金山焼です。

「インカの庭」もありました。

ペルーとの陶芸交流によって製作されたようです。

店内では皿やカップ、花器など様々なものが展示販売されていました。

こんな「癒やしの指置き」も!

何か記念にと青森県の箸置きを購入
現在津軽金山焼本店では今月20日まで楽しい夏祭りが開催されています。詳しくは公式サイトをご覧ください。
このあとは六次産業化事業を中心としたまちおこし会社を訪ねます。
東北旅レポートつづく・・・
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