昨日は神戸港に初めて「ナショナル ジオグラフィック リゾリューション」という長い名前の船が入ってきました。
バハマ船籍の12,786㌧の客船です。
神戸ポートターミナル(新港第4突堤)の岸壁では係員がフラッグを振って船に合図を出していました。
ゆっくりと岸壁に近づいてきます。
正面から見るとわかりませんが横から見ると船首部分の形状が通常の船とは違う形をしています。
これはノルウェーのウルステイン社が開発した「Xバウ型」という新しい船首の形状で、こうした形にすることで荒れた天候の中でも水の抵抗を少なくし航行性能が高まっているそうです。さらに耐氷構造にもなっていて南極や北極などへの探検クルーズにも威力を発揮しているようです。
全長124m、乗客定員126人とコンパクトなクルーズ客船です。
午前8時過ぎに着岸し、昨夜9時半に次の寄港地宇野に向けて出港しました。来月18日に再び神戸にやって来ます。
そして同時刻ごろ、中突堤には日本の客船「飛鳥Ⅱ(50,444㌧)」が入港し着岸準備が行われていました。
「飛鳥Ⅱ」の中突堤への寄港は先月5日以来、神戸港へは先月17日以来です。
午前中まだ停泊中の練習帆船海王丸との2ショット。色合いが似ていますね。
「飛鳥Ⅱ」は昨日の午後5時に横浜に向けて出港。写真右はレストランクルーズ船「コンチェルト」
「海王丸」は訓練生を乗せて午後2時に高浜岸壁を離岸。
一旦須磨沖に停泊し30日に清水港着の予定です。
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