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三上公也の朝は恋人

  • 2024年3月2日(土) 03時45分 カメラ

    7年ぶりに完全な形で見えた「夕焼けパンダ」

    きのうの夕方、明石市立天文科学館で「夕焼けパンダ」の観察会が開かれました。

    「夕焼けパンダ」とは天文科学館から約1.4㎞離れたNTTドコモの通信用アンテナの鉄塔と沈みかけた太陽が重なりパンダの顔のように見える現象のこと。この日は晴れて7年ぶりに太陽の顔の輪郭に目や耳が付く完全な形で見えました。
    この日は事前に応募し当選した親子など20人が観察会に参加。観察前には学芸員の鈴木さんから「夕焼けパンダ」が見える仕組みなどのレクチャーを受けました。この「夕焼けパンダ」は3月と10月の年2回見られるチャンスがあるとのことですが、今回のように完全な形で見られたのは2017年3月1日以来7年ぶり、2013年10月12日の初観測以来3回目とのこと。明石の上空が晴れていれば見られるというものではなく、約500㎞離れた福岡あたりの天候にも左右されるとのことでした(太陽と鉄塔の間に雲がかかるとみえなくなるそう)

    見る角度によってはややうつむき加減の表情も。

    そして太陽は小豆島の西側の海に沈んでいきました。こちらは「だるま夕陽」にはならずでした。

    明石市立天文科学館の公式サイトではYouTube配信され、手話を交えての井上館長の解説も聴けますよ。
    夕焼けパンダYouTube配信はこちら

    ところで明石といえば東経135度の子午線が通るまちです。山陽電車人丸駅には大きな子午線表示がされています(手前のレールはJR神戸線)

    ホームの足元にも子午線表示されています。

    山陽電車の車両にはこんなヘッドーマーク付き車両が走っています。100周年を迎えたプラネタリウムのヘッドマークで、山陽電車も同じく100周年を迎えています。

    明石市立天文科学館の公式サイトはこちら