現在の横浜駅の前身となる二代目横浜駅の遺構を訪ねました。
高島町交差点近くのマンションの敷地内に遺構はあります。
日本で最初に開通した鉄道は新橋~横浜間といわれていますが、実は現在の横浜駅は移転を繰り返した後の三代目の駅で、鉄道発祥の地ではないのです。初代の駅は今の桜木町にあったといいます。開業当初初代の駅は港に近い終着駅として便利ではあったのですが、東海道線を西へ延伸しようとすると毎回スイッチバックによって機関車を入れ換える作業が必要になりました。そこでその作業を解消するため新たに「平沼駅」を設置し東西の行き来はスムーズになりましたが、肝心の横浜駅を通らないルートになってしましました。そこで横浜駅を東海道線の玄関口駅として復活させるため現在の高島町に造られたのが二代目横浜駅です(初代横浜駅は桜木町駅に、平沼駅はその後路線とともに廃止されました)
パネル写真にあるような立派なルネサンス様式のレンガ造りの駅が1915年(大正4年)8月15日に開業しますが、1923年(大正12)年9月1日の関東大震災で倒壊、初代横浜駅だった桜木町駅も焼失してしまいます(現在の三代目の横浜駅は1928年(昭和3年)10月15日に移転開業しています)
この基礎構造物である遺構は近年になって見つかったものだそう。2003年にマンション建設された際に出土し、2006年に横浜市認定歴史的建造物として認定されてます。
横浜駅といえば巨大なターミナル駅ですが3度の移転を経て今があるのですね。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
-
-
この週末は横浜にある京急ミュージアムへ。
昭和初期から活躍した京急車両「デハ236号」が展示されています。
昭和4年製の236号
230形車両が引退した頃の1970年代のホームを再現
架線も再現されています。
車内
京急グループの歴史が紹介されています。
過去実際に掲示されていた車内吊りポスター
これぞ網棚!
運転席
床下の様子が見えるところもあります。
ドアの開閉体験ができます
スイッチは車外に・・・
正面写真
先月21日に開館4周年を迎えましtた。
行先表示板
ミュージアムの入館料は無料ですが有料コンテンツもあります。
本物の新1000形電車運転台による実写映像の運転シミュレーター(税込み500円・要事前予約)
新1000形運転台
もうひとつが「マイ車両工場」
オリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナーで、オリジナルの京急車両デザインの鉄道玩具「プラレール」を作り専用のオリジナルボックスに入れて持ち帰るというもの(1回税込1,000円)
ミュージアム内で一番スペースを取っているのが「京急ラインジオラマ」
沿線風景を再現した長さ約12メートルサイズの巨大ジオラマ
1000形車両
230形車両
2100形ブルースカイ
なぜかJR車両もいました。
ジオラマ内にはいろいろな仕掛けが用視されています。
ジオラマの中に「ナゾの金塊」があると聞き橋の下を探したら確かにありました。
記念にとガチャをやってみました。
「特別板・行先板ガチャ。こんなのが当たりました。
京急ミュージアムは京急本社ビル1階にあります。京急バスのコーナーもありますよ。
屋外には「ケイ・キューブ」という京急電車をモチーフとしたキューブ型の椅子があるのですが・・・
現在はすべて工場に入庫して修理中とのこと(前回訪れた際のキューブ型電車の様子はこちら)
京急ミュージアムは入館料こそ無料ですが、午前10時からの1回目だけは事前予約制で、鉄道シミュレーションやマイ車両工場は有料で事前予約が要ります。
乳幼児を連れた家族が多数訪れていましたが、大人も楽しめる施設でした。
アクセスなど詳しくは京急ミュージアムの公式サイトをご覧ください。 -
来月3月23日に千里中央駅から箕面萱野駅までの約2.5kmが延伸開業します。
箕面萱野駅から徒歩でもう一つの新駅である箕面船場阪大前駅に向かいます。
沿線周辺では様々な建設工事が行われています。
ここに新しい市立病院が建つようです。
箕面萱野と箕面船場阪大前の駅間は電車が高架橋を走りますが、箕面船場阪大前駅は地下駅です。写真はそのトンネル出入口。
トンネル出入口付近から箕面萱野駅方面を望む
地下ホームへの出入口
地下のりばへ向かいます。
南北に長い通路
洒落たデザインの改札口。自動改札機の設置はこれから。
この改札に繋がる出入口はもう一か所あります。
箕面市立文化芸能劇場方面に通じる長いエスカレーター
改札を通り地下ホームへ
地下ホーム
千里中央方面
箕面萱野方面。先の光が差し込んでいるところが高架線への出口
天井は布張り。半円の形をしているところはメンテナンス用の開口部でチャック式になっています。
レールの上部には資材等の出し入れが可能な開口部も。
この駅にも授乳室があります。
トイレも男女とも身だしなみ用の大きな鏡とパウダー台完備
改札口脇にある駅員詰所。ここにはアナログ式の時計が掛かっていました。
開業を知らせるポスター。ラッピングトレインが走っているのですね。
駅名に「阪大前」と付いているのは大阪大学箕面キャンパス(旧大阪外国語大学)があるからです。
すぐ近くではタワーマンションの建設工事が行われています。
タワーマンションが2棟建つようです。
新駅建設に合わせて造られた歩道橋
回廊のように繋がっています。
改札口から長いエレベーターの先と繋がっているのです。
箕面市立文化芸能劇場
周囲の既存施設とのアクセスが良くなります。そして開業日には2つの新駅周辺で記念のイベントが行われるようですよ。
-
大阪北部を走る北大阪急行線ですが、千里中央駅から箕面萱野駅まで2.5㎞延伸され来月23日に開業します。大阪市中心部と箕面市内が1本の鉄路で結ばれます。先日、開業に向けて工事の最終段階を迎えている新駅舎を取材してきました。まずは箕面萱野駅の様子をレポート。
ホーム下の地上部分にはコンビニや飲食店などが入店予定。
北改札口と商業施設のキューズモールは2階で繋がります。
自動改札機据え付け前の改札口
券売機もこれから設置されます。
改札を通るとすぐにホーム
南改札口は地上部分にあります。
ホームへはエスカレーターかエレベーター、階段を利用して上がります。
改札口を入って左手に授乳室やトイレがあります。
授乳室
トイレ入口
トイレには男性用女性用ともおむつの交換台や身だしなみをチェック出来るよう大型の鏡と台が設けられています。
階段を上がります。
案内表示板には北改札口まで、またエスカレーターやエレベーターのある場所までの距離が示されています。
北大阪急行は大阪メトロ御堂筋線との相互乗り入れ路線です。
2階部分の高架ホームで屋根は白い布が張られています。
奥行きのあるエレベーター
エアコン完備の待合室。開業までに椅子が設置されます。
千里中央からの延伸部分には2つの駅が新たに誕生。もうひとつは箕面船場阪大前です。
ホームから箕面船場阪大前方面の眺め。架線が無いので開放的です。
北大阪急行線は大阪メトロ御堂筋線と同じ青い部分の給電レールから電気を供給する「第三軌条上面接触式」が採用されています。
2018年に起きた大阪北部地震では給電レールが傾くなどの被害が起きたことから、それを防止するための装置が一定間隔で設置されています。
ホームには乗務員の習熟訓練用でしょうか、北大阪急行9000系トップナンバー編成車両が入線していました。
延伸開業を知らせるヘッドマーク付き。相互乗り入れする大阪メトロ御堂筋線車両でも訓練が行われているようです。
ホーム最後部に設置されているモニター
車両の停止位置は決められていて、仮にヒューマンエラーが起きた場合でも確実に安全に列車が停止するよう安全装置が付いています。
しかし停電などのトラブルで万が一ホームドアが開かないケースが想定されますが、ホームドアには非常脱出ドアが設けられているので安心です。
レール端にこのような台車がありました。建築限界測定を行う検査車両で、線路の周囲にある建築物や構造物が車両に接触しないかを調べる際に用いる台車だそう。
国鉄の事業用車両で「おいらん」と呼ばれるかんざしを沢山付けたようなオヤ31車両がありましたが、これと同じような役目をするものとのことです。
※参考写真オヤ31
駅舎の東側には広場とともにバスターミナルが整備されます。これまで千里中央駅を発着するバスの一部がこちらに移転してくるようです。
箕面萱野駅を利用する乗降客数は1日約25,000人を見込んでいるとのこと。延伸開業で便利になりますね。
このあとはもう一つの新駅「箕面船場阪大前」駅へ徒歩で移動します。
北大阪急行延伸開業レポートつづく。 -
振替休日のきのう、神戸から大阪までリバイバル急行「鷲羽(わしゅう)」が特別運行されました。
急行「鷲羽」はかつて京都・大阪と宇野(岡山)を結んでいた国鉄時代の列車名です。
リバイバル運行に使われた車両はオレンジとグリーンのツートンカラーの115系車両。
今回は大阪を訪れて滞在や周遊を楽しんでもらおうという「大阪来てな!キャンペーン」の一環で特別運行されました。
事前申し込みで当選した100人を乗せた列車は午前10時24分に神戸駅を出発。
そして数分後に元町駅に接近。
3両編成の列車はあっという間に通過していきました。
子供の頃よく見かけた湘南カラーの車両。懐かしかったです。