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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2022年9月4日(日) 05時30分 出来事

    JRサイコロきっぷで北陸旅へ~夏休み報告⑨ 万葉線海王丸から越ノ潟そして渡船で堀岡へ

    海王丸パークを後に雨の中万葉線の海王丸駅に歩いて戻り富山駅に向かいます。
    道の途中にあったマンホール蓋。合併で富山県射水市になる前の旧新湊市の市の木である松と富山湾のカラーデザイン。

    こちらも旧新湊市時代のもので花ケイトウのデザイン

    海王丸駅の踏切では雨の中引き続き保全作業が行われていました。

    保線作業といえば駅舎にレール交換工事のお知らせがありました。

    ここからは1つ先の終点越ノ潟まで11時02分発に乗ります。

    ピンクの7070形(7074)車両がやってきました。

    貸切でした。

    終点越ノ潟に到着。車両は折り返して高岡行きに。

    曲げた形のエンドレール

    ここからは富山駅行きのバス停のある対岸まで県営の渡船に乗ります。

    越の潟発着場はすぐ目の前

    富山県営の渡船です。乗船する船は白とオレンジのツートンカラーの「海竜」

    しかしこの船11時7分発で船着場に着いたら丁度出港してしまったところでした(>_<)
    乗り過ごしたぁと思ったらなんと戻ってきてくれたのです。助かりました。こんなこともあるのですね(^^)

    乗船時間は約5分。

    そして料金にビックリ!なななんと無料なのです!

    新湊大橋の開通後も休止にならず住民の足として朝夕を中心に走っています。

    船は8ノット(時速15km)の速さで航行

    新湊大橋、その下に海王丸の姿が見えました。

    11時12分堀岡発着場に到着

    相変わらず雨は降り続いています。

    この堀岡発着場近くの新港東口バス停から富山地鉄バスで富山駅に向かうのですが・・・

    ここでミスが発覚。出発前、行程を組む際に平日と土日の時刻表を見間違えていることに気づきました。平日ならこのあとすぐの11時31分発があるのですがこの日は土曜日。12時01分まで約50分待ち。昼食場所もなくどう時間を潰そうかと考えていたら渡船で一緒だった地元のお母さんに声を掛けられました。

    「時間あるしヨット見に行こうか」と。
    「えっ?ヨット?」
    「そう、オーストラリアから来た人がすぐそこでヨットを手作りしているの。私が一緒に行ったら見せてくれると思う。テレビも前に取材に来とったよ」
    「それは是非!」
    ・・・という訳で案内されヨットを手作りされている人に会いに行くことになりました。

    これが本格的な大きなヨットだったのですがその話は次回に。
    つづく・・・

  • 2022年9月3日(土) 08時24分 出来事

    JRサイコロきっぷで北陸旅へ~夏休み報告⑧ 伏木富山港の海王丸パークへ~

    万葉線海王丸駅から歩いて10分ほどの伏木富山港にある「海王丸パークへ」向かいます。

    富山で最も美しい富山湾のモニュメント

    世界38湾が加盟する「世界で最も美しい湾クラブ」があるのですね。あいにくこの日は雨模様。晴れたらさぞや湾の美しさが堪能できたことでしょう。

    向かいには海上保安庁伏木海上保安部所属の巡視船「ひやこ」が停泊。

    伏木富山港に浮かぶ初代練習帆船「海王丸」(2238.40トン)。商船学校の生徒に訓練を行う航海訓練所(現在は海技教育機構)の大型練習帆船として1930年(昭和5年)に姉妹船帆船「日本丸」とともに神戸の川崎造船所で建造されました。
    船内は一般公開されています(有料)

    1989年(平成元年)に現海王丸(二世)の竣工に伴って59年間に及ぶ練習船としての使命を終え、翌年春からこの地で一般公開されるようになりました。自力航行は出来ませんが船体維持のための動力以外のエンジンや設備点検のため定期的にえい航されてドック入りすることがあるそうです。
    一番高いメインマストの高さは海面から46mあります(フラッグの付いたマスト)

    縦に伸びるマストは4本。そこには無数のロープが張り巡らされています。

    これらのロープや帆は乗組員が維持管理。ロープが切れたり、帆が破れたりすればその都度手作業による補修が行われるとのこと。そのための予備の資材や箸のような太い縫い針などが船倉にストックされています。
    船首から前方に突き出している「バウスプリット」と呼ばれるマスト。全長約17mあり、帆走の際にバランスをとるためのヘッドセイルを張る場所です。

    最上甲板後方にある「舵輪(だりん)」。帆走中に帆の状態を見ながら舵を取るため船の最後尾に舵が置かれています。顔出しパネルがあり撮影スポットになっています。

    木の甲板ですが、鋼製の甲板の上に厚さ65ミリのチーク材が敷き詰められています。そしてチーク材の隙間にはオーカムまたはホーコンという麻の繊維を詰め込み、その上からピッチと呼ばれるタールを流し込んで水密を保っています。

    そしてこの甲板磨きに使われるのがおなじみの椰子の実。清掃の際には甲板を水で濡らして砂を撒き、椰子の実を半分に切ったものをブラシ代わりにしてこするのです。最後は竹製のほうきを使って海水で流すそうです。

    ブリッジと呼ばれる「前部航海船橋」

    8人部屋の訓練生宿泊室。現在は海洋教室などのイベント時の子供達の宿泊施設として利用されたりしています。

    第1教室。学びの部屋であり食堂としても利用されている部屋。時計の掛った白い柱はメインマスト。

    厨房。直火は使えず調理は電気または蒸気の熱を利用。

    士官サロン。士官たちが食事や会議をする場所。

    長期間にわたる航海もあることから診察室や病室なども完備。

    昭和5年当時の航海日誌。退役するまで地球約50周(106万海里)を航行したそうです。

    そして現役時代には無かった部屋がこちら。

    「愛むすび/愛鍵」部屋。

    海王丸パークが「恋人の聖地」に選定されカップルの乗船記念と誓いを形にした愛鍵をこの部屋に掛けることが出来るのだそう。

    今年は海王丸パーク開園30周年、新湊大橋開通10周年という節目の年なのですね。
    下船のころは雨は本降り。傘をさしていても足元はずぶ濡れでした(>_<)

    公開時間は午前9時30分~午後5時まで。ただし夏期(7月中旬~8月)は午後6時まで。冬季(11月~2月)は午後4時30分まで(乗船は終了時刻の30分前まで)
    なお非公開日は毎週水曜(祝日の場合は翌木曜日)、年末年始及び船体整備期中(年2回)
    乗船料金は大人(高校生以上)400円、子供(小中学生)200円、大人1人+小中学生1人のファミリー券は500円

    ところで私が訪れた翌日は天気が回復し「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が行われたそうです(写真は公益財団法人 伏木富山港 海王丸財団提供)

    「海の貴婦人」と称される帆船海王丸の最も美しい姿を披露するため毎年4月から11月にかけて年10回、訓練を積んだボランティアの方々の手によって帆がひろげられます。この日は全29枚のうち17枚の帆がひろげられました。次回訪れた時には帆を張った姿を観てみたいものです。

    海王丸パークへのアクセス、イベント情報などは公式サイトをご覧ください↓
    海王丸パーク公式サイト

    さてこのあとは富山駅に向けて移動となりますが、雨がきつくなってきました。
    つづく・・・

  • 2022年9月1日(木) 03時25分 出来事

    JRサイコロきっぷで北陸旅へ~夏休み報告⑦ 金沢から高岡経由で万葉線に乗車

    2日目の朝。ホテルで朝食バイキングを済ませ金沢7時16分発の電車に乗って高岡に向かいます。
    「あいの風とやま鉄道」の521系車両

    JR神戸線を走る223系や225系にも似た車内

    この日の移動には2,580円で福井~金沢、さらには新潟の直江津まで周遊できる「北陸おでかけパス」を利用。

    この間は元はJR北陸本線の路線でしたが、2015年3月14日に北陸新幹線長野~金沢間が開業したことに伴って平行して走る在来線のうち金沢からの石川県内は「IRいしかわ鉄道」、富山県内は「あいの風とやま鉄道」そして新潟県内は「えちごトキめき鉄道」がそれぞれ事業を継承。相互に直通運転されています。

    前日の晴れ間はどこに・・・。あいにくの雨模様の中電車は進みます。

    途中停車する「石動駅」

    「いするぎ」と読みます。これは難読駅名!

    駅ホームの柱には駅名表示がありません。JR時代の駅名表示が剥がされた跡がありました。

    約50分の乗車。7時57分富山県の高岡駅に到着

    高岡からは万葉線に乗り換えて海王丸まで行きます。現在の第三セクター方式に移行して今年20周年を迎えています。

    高岡は漫画家の藤子・F・不二雄さんの出身地。地場の高岡銅器製の郵便ポストがありました。

    万葉線はいわゆる路面電車。高岡駅停留場に車両(デ7070形・7405)が入って来ました。

    今年創業60周年を迎えた北陸コカコーラボトリングとのコラボラッピング仕様

    黒と赤のカラーリング

    緩衝式の車両止め装置

    昭和42年の日本車輌製

    運転台

    乗車持には整理券を取ります。実はこのあと訪れる海王丸パークに停泊している初代海王丸の入場券と万葉線1日乗り放題がセットになったクーポン(1,100円)を下車時に購入するので必要ありませんが記念になります。

    つり革には「ミカミ」の名が!マイつり革ではありません(笑)

    車内の様子

    車両基地に停まっていた赤と黄の車両

    ラッセル車も!

    「アイトラム」と呼ばれるMLRV1000形。この車両は「獅子舞トラム」

    新吉久電停横のTEKリトルパークに保存されている「デ5022」。昭和25年に納入された車両だそう。

    「ドラえもんトラム」に出会ったあたりの区間は路面ではなく普通の鉄道レールが敷かれていました。

    庄川橋梁

    出発から45分、まもなく海王丸。

    下車の際に運転席でセットクーポンを購入(写真は鏡に映った画像)。日付は手書きでした。

    下車時は幸運にも雨は上がっていました。

    踏切では保線作業が行われていました。

    さあ、ここから約10分歩いて初代海王丸が停泊している海王丸パークに向かいます。
    つづく・・・

  • 2022年8月30日(火) 03時36分

    JRサイコロきっぷで北陸旅へ~夏休み報告⑤ 観光バスで永平寺・そして金沢へ~

    観光バスによる越前めぐり観光。丸岡城のあとの3箇所目は曹洞宗大本山永平寺です。
    寛元2年(1244年)に道元禅師(どうげんぜんじ)によって開かれた座禅修行の道場です。

    西側の龍門から入ると永平寺の全景図がありました。広大な敷地に大小70余りの建物があるのだそう。

    岩に付いた苔

    蓮の花が咲いていました。花の横を撮りましたがハスに構えた方が良かったでしょうか(笑)

    通路突き当たり、大きな杉の木の向こうに見える「唐門」。皇族の入山時や貫首が就任する際にのみ開門されるそう。

    通用門の参拝者入口から入り順路に沿って進みます。

    傘松閣2階には156畳敷きの「絵天井の間」があります。昭和5年(1930年)当時の著名な画家144人による230枚の美しい色彩がが天井に飾られています。この花鳥風月をあらわした日本画の中に鯉の絵2枚、獅子の絵2枚、そして栗鼠1枚の合わせて5枚の絵が隠されています。

    長い間見上げていると首が疲れるのでこの配列図で探しました(^^)

    境内の主な建物と建物の間は回廊で結ばれています。

    緑の多い境内

    最も歴史ある山門。中国唐の時代様式の楼閣門で、寛延2年(1749年)に造られました。

    門の両側には仏教の守護神である四天王が安置されています。南方増長天王(左)と西廣目天王

    北方多聞天王(左)と東方持国天王

    見学順路の途中でみかけた「人生に定年はない」と書かれたポスター。妙に気になりました。

    永平寺のお詣りを終えてバスに乗り宿泊先の金沢へと移動。途中北陸本線のすぐ上を北陸新幹線の高架橋がある場所を通りました。

    永平寺から2時間弱で金沢駅に到着。あわら湯のまち駅から東尋坊、丸岡城、永平寺をめぐり金沢駅までの乗車でバス代は5000円ほど。移動のことを考えると価値あるツアーと思います。

    金沢駅兼六園口にある鼓門・おもてなしドーム。

    噴水のウエルカムボード

    さあ、このあとはホテルにチェックインして食事を楽しみます(^^)

  • 2022年8月29日(月) 04時04分 出来事

    JRサイコロきっぷで北陸旅へ~夏休み報告④ 観光バスで丸岡城へ~

    越前めぐり観光のバスで名勝・景勝地をめぐるツアー。東尋坊をあとに丸岡城に向けて出発。
    車窓からは田園風景が広がっていました。

    刈り取り作業風景も見られました。

    約30分の移動で丸岡城が見えてきました。

    天正4年(1576年)に築城された国指定の重要文化財です。戦国時代に織田信長の命により柴田勝家が甥の柴田勝豊に築かせた城。江戸時代以前に建てられた現存12天守の1つで大天守は高さ12.6m。

    石段を上った1階からの眺め。

    2階への階段

    急な階段で手すりよりロープを頼りに上り下りします。

    2階からの眺め。正面に北陸新幹線の高架橋も見えました。

    さらに上層の3階へ

    望楼式大天守で通し柱は無い構造

    「野づら積み」といわれる方式で造られた高さ6mの石垣。隙間があり水はけが良く崩れにくい石積み手法だそう。

    石垣といえば「お静慰霊碑」がありました。

    「人柱お静」伝説がありました。

    春は桜の名所として賑わうそう。秋の紅葉シーズンも綺麗なことでしょう。

    城内にある電話ボックス。

    丸岡城がデザインされた側溝の蓋

    丸岡町のマンホール蓋。福井だからチューリップ?と思いましたが、丸岡町の町花のハナショウブをデザインしたもののようです。

    丸岡城の入場券には「丸岡歴史民俗資料館」と「一筆啓上 日本一短い手紙の館」の入場券もついています。

    「一筆啓上賞」でおなじみの館。

    平成27年(2015年)に開館した館内には一筆啓上賞第1回からの入賞作品がモニターに映し出されていました。
    そしてこの日の一筆啓上は

    1日1日を大切に過ごしていきましょう。
    このあとは曹洞宗大本山永平寺に向かいます!
    夏休み報告つづく・・・