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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2025年3月12日(水) 03時10分 関西

    てっちゃん工房で「かまぼこ・ちくわ作り体験」~こうべフィールドパビリオン体験プログラムから~

    神戸・六甲アイランドにあるカネテツデリカフーズ本社へ!

    工場の敷地内に「てっちゃん工房」があり、かまぼこやちくわの手作り体験が出来るんですよ!


    大阪・関西万博の開催に合わせて兵庫県では、兵庫県そのものをパビリオンにみたてた「ひょうごフィールドパビリオン」が展開されます。神戸エリアでも40を超えるプログラムが登録されているのですが、そのひとつに『かまぼこ発祥の地神戸で手作りのかまぼこ・ちくわを作ろう」という体験プログラムがあります。

    工房の調理室では食品を扱うためヘアネットとエプロンを身にまとい、しっかりと手洗いして準備します。講師はてっちゃん工房マネージャーで調理師の桂義明さん

    まずはかまぼこ作りに挑戦!専用のつけ包丁を使ってすり身をかまぼこ板に付けます

    桂さんの手慣れた動作は簡単そうに見えてやってみると実は難しい・・・

    というのもすり身が思った以上に柔らかく、つけ包丁にくっついて離れてくれないのです

    なんとかカタチが出来たところで自分の好きな形にするのですがこれまた柔らかい身ゆえ難しい・・・

    出来上がりは後ほど。これから蒸し工程に

    次はちくわ作り

    すり身を型に入れてうすく伸ばします

    型を外し竹を添え、つけ包丁を使ってすり身を竹に巻き付けていきます

    これまた難しい・・・

    助言を受けながらなんとか完成!

    あとはスタッフに専用のちくわ焼き機で焼いてもらいます。膨れ上がるので針で刺して空気を抜きながら焼いていきます

    ちくわらしい焼き色に!

    早速焼きたてを味見。ハフハフしながら食べたちくわの美味しいこと!香ばしくフワッとした食感。ビールが欲しくなりました!

    そしてかまぼこが蒸しあがりました

    こちらも焼きの行程が入ります

    焼けてきました

    そしてかまぼこが完成!

    なんじゃこりゃぁ!一応鉄道車両のつもり(笑)

    なので連結連結~!これぞ「カネ鉄」!かまぼこの焼きたてもちくわとは違く食感で美味しかったですよ。

    実は兵庫県はかまぼこ発祥の地とされています。諸説ありますが、生田神社の奥にある生田の森で神功皇后が鉾先にすりつぶした魚肉を鉾の先に塗りつけ焼いて食したのが始まりとされています。そして竹串に魚のすり身を付けて焼くと、その形が蒲の穂に似ているところから蒲穂子という名が生まれたのだそうです

    乗り物も練り物も大好きな私にはたまらないプログラムでした(^^♪

    そして体験後は本社工場敷地内にある神社に立ち寄りました

    これが噂の「ほぼカニ神社」

    カネテツの人気商品「ほぼカニ」の発売10周年を記念して建立されました。小さな祠の隣にあるのが巨大なカニの御祭神の「ほぼカニ様」。幅3.2m、高さ2.3mの迫力ある大きさ!細部にもこだわった作りで、由緒や参拝の作法が書かれた看板も社員の皆さんが一生懸命考えられたそうです。遊び心を忘れないカネテツの社風が伺えますね!

    そしててっちゃん工房の1階には売店があります。以前新大阪駅にあった「ネルサイユ宮殿」がここにありました。「マリーアントワ・てっちゃん」の肖像画もここに

    店内装飾は練りに練った感がありますが、それは訪れてのお楽しみ・・・

    袋入りやカップ入りのほぼカニ汁をはじめいろいろな練り製品が販売されています。

    こうべフィールドパビリオンの『かまぼこ発祥の地神戸で手作りのかまぼこ・ちくわを作ろう』はカネテツデリカフーズてっちゃん工房で体験できます。料金は手作り体験2品コースで1人1,600円
    休みは不定休となっていますので、てっちゃん工房のホームページで確認の上、予約フォームからご予約下さい
    てっちゃん工房公式サイトはこちら

    こうべフィールドパビリオンの公式サイトはこちら

  • 2025年3月10日(月) 03時11分 カメラ

    兵庫津ミュージアムで開催中の「鳥瞰図絵師 青山大介物語」へ

    「鳥瞰図絵師 青山大介物語」開催中の兵庫県立兵庫津ミュージアムへ行ってきました

    兵庫県立兵庫津ミュージアムは兵庫県の成り立ちや、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の旧五国の魅力を紹介するミュージアムで、「初代県庁館」と「ひょうごはじまり館」の2つの施設からなっています

    そのひょうごはじまり館の2階企画展示室では「鳥瞰図絵師 青山大介物語」が開催中

    鳥瞰図(ちょうかんず)とは文字通り鳥の目で俯瞰(ふかん)した光景を描いたもので、ひょうごはじまり館の床面にある「古の港都 兵庫津1868」を描いたのが青山さんです
    絵を描くことが大好きだったこども時代から鳥瞰図との出会い、これまでの歩みが物語形式で紹介されているほか、今までの作品のなかから厳選された作品が展示されています
    その最新作が昨日午後公開された「みなと神戸バーズアイマップ2025(1.17ver.」
    阪神・淡路大震災から30年経ったメリケンパークを中心とする現在の神戸の海岸部が描かれています。「1.17のつどい」が開かれる東遊園地や第2突堤に来月4日にオープンするジーライオンアリーナなども細かく描かれています。

    隣には2016年に発表された「みなと神戸バーズアイマップ2017」

    さらにその隣には2011年発表の「みなと神戸バーズアイマップ2008」
    制作の都度ヘリコプターをチャーターして空撮を行い、地上からの建物確認を経て描かれているのです

    前作とは9年の開きがありますが、間違い探しのように2枚を細かく見比べると港地区の変貌ぶりがわかります。
    「鳥瞰図絵師 青山大介物語」は3月23日(日)までの開催で、16日(日)午後2時からは青山さんによるギャラリートークが開かれます(予約不要で当日参加OK)

    ひょうごはじまり館の隣にある「初代県庁館」へ

    ここは1868年(慶応4)年に初代県庁舎となった旧大坂町奉行所兵庫勤番所を復元した施設です
    庭園にはしだれ梅が見頃を迎えていました

    ここにはミュージアムカフェがあり創業100年を超える地元兵庫のエキストラ珈琲の美味しいコーヒーなどが味わえます。メニューの中から「珈琲膳」なるものを注文

    泡立てたコーヒーにエスプレッソ仕立てのコーヒーを加える和風カプチーノセットで、まずは茶せんでミルクを泡立てます

    泡立てたところで熱々のコーヒーを移しいただきます

    抹茶椀ですすります

    2種類のもちもちパン付き

    好みでホイップクリームとジャムを付けて食べますがカプチーノによく合い美味しかったです(お値段850円也)
    ところで「ひょうごはじまり館」ではいろいろなグッズ販売がされています。来館記念の御船印(350円)もありますが、御船印とキーホルダーのセット(650円)を買うともれなくお猪口が2つ付いてきてお得!

    兵庫津ミュージアムは毎週月曜休館です
    アクセスなど詳しくは兵庫津ミュージアムの公式サイトをご覧ください

  • 2025年3月6日(木) 03時03分 鉄道

    神戸市営地下鉄ラッピング電車「こどもっとKOBE号」走行中!

    神戸市ではこどもの成長に応じた切れ目のない子育てしやすい街をめざす「こどもっとKOBE」の施策をアピールしようと、神戸市営地下鉄西神・山手線(6143号車)と海岸線(5102号車)にそれぞれ1両ずつラッピングを施した車両が走っています。

    先行して西神・山手線車両が走っていましたが、先月23日からは海岸線でも走りだしました

    「こどもっとKOBE」は『子育てに笑顔を。もっともっと。」などをコンセプトにした取り組みです。

    黄色地に「マルッと支える」のイメージのマークが車両の内外にあしらわれています

    可愛らしい車内

    ドアや吊革にもロゴマークやイラストが入っています

    先頭車両のヘッドマーク

    先日西神車庫で開かれた「さようなら西神車庫イベント」では西神・山手線車両が車庫に展示されていました!

    運行情報は神戸市交通局のサイトをご覧ください

    「こどもっとKOBE」の施策については神戸市の公式サイトをご覧ください
    子育て応援サイトはこちら

  • 2025年3月5日(水) 03時01分 関西

    最近見かけた山電・神鉄・近鉄のヘッドマーク付き車両

    最近鉄道各線に乗っていて気になるのが先頭車両に掲げられているヘッドマーク

    山陽電車には先月22日のダイヤ改正で別府駅に直通特急と特急がいずれも終日停まることになったことを祝うヘッドマークが掲示されていました!

    神戸電鉄では今月23日まで有馬温泉エリアでの特別コラボイベント「原神×有馬温泉 ぽっかぽか温泉旅」が開催されています

    そこで5011編成と2001編成の車両に原神キャラクター「パイモン」が描かれたヘッドマークを掲示中

    「原神」とは中国のソーシャルゲーム会社miHoYo(ミホヨ)が開発したオープンワールドのRPGゲームのことで、運転席には登場キャラクターのぬいぐるみが乗っています

    前後で違うキャラクター

    2001編成は原神スライム

    前後で違うので全部で4種類乗っています

    阪神神戸三宮駅で見かけた近鉄車両

    近鉄とメトロ台北の友好協定締結記念のヘッドマーク

    車両横にはこんなラッピングがされていました

  • 2025年3月3日(月) 03時04分 動物

    ワイルドライフマネジメント(衣・食・住)の取り組みを体験~こうべフィールドパビリオンプログラムから~

    大阪・関西万博の開催に合わせて展開される「ひょうごフィールドパビリオン」。兵庫県そのものをパビリオンに見立てた取り組みですが、神戸エリアでも「こうべフィールドパビリオン」として40を超えるプログラムが登録されています。
    その一つ「インテグリティに基づくワイルドライフ・マネジメントA・B・C(衣・食・住)」というプログラムを体験してきました。「ワイルドライフ・マネジメント」とは、森と人を繋ぎ、調和のとれた自然環境を次の世代に繋ぐための取り組みです。「インテグリティに基づく・・・」とあり、「高い倫理観を持ったうえで自分自身の深淵や価値観に基づいて自信を持って行動する」という意味になります。
    現在ニホンジカによる農林業被害が全国的に深刻で、その対策として毎年4万頭もの鹿が捕獲されています。その捕獲された鹿のすべてを活用すべく、兵庫県内で20年以上前から取り組んでいるのが民間の株式会社メリケンヘッドクォーターズという会社です。こうべフィールドパビリオンのこのプログラムでは鹿の皮や骨を使ったアパレル雑貨や鹿肉の美味しさを街なかで堪能出来るんですよ。

    最初に伺ったのが神戸阪急本館6階にある「ハイカラブルバード神戸」というお店。大きな鹿頭部の壁掛けや鹿のオブジェなどが出迎えてくれるのですぐにわかります!

    ここでは鹿革を使ったカバンやポーチ、鹿革を加工したボタンなどが販売されています

    革は職人の手によって日本の伝統工芸である白なめしに加工され、ひとつひとつ手作業で作り上げられています。その鹿革を使ったカバンは持ってみると軽い仕上がりになっていました。

    財布や小銭入れなどの小物も

    ちょっと欲しくなった酒器。鹿の骨を粉末にして釉薬に混ぜて焼き上げています。シックな黒をベースにしたデザインで手になじむものでしたよ。

    メリケンヘッドクォーターズ営業・広報担当でハイカラブルバードマネージャーの平野友之さん

    続いては三宮から元町に移動。「鹿肉料理専門店 鹿鳴茶寮 入舩(ろくめいさりょう・いりふね)」へ

    兵庫県産のジビエが味わえるレストランです

    入口の取っ手は鹿の角!

    定番メニューとしてオススメなのが「鹿肉のカツレツ」。他にも「鹿もも肉の生ハム(ユッケ風)」鹿ハツの直火炙り」をいただきました。

    鹿肉は脂身が少なく鉄分の多いヘルシーな食材。鹿もも肉の生ハムはクセもなく美味しかったです。鹿のハツ(心臓)も食感がプリプリして美味でした。

    そして最後に訪れたのがレストランから少し東に行った徒歩圏内にある「ハイカラブルバード ジビエ精肉店」です

    ここではジビエの肉を牛肉や豚肉のように家庭で楽しめるように買えるお店です

    業務用にはホテルや飲食店にも多く卸しているそうですが、家庭で調理しやすいように部位ごとに真空パックされまさに精肉店です。鹿のほかにも猪肉やキジ肉、鴨肉などが揃っていました。先ほど食べた鹿もも肉の生ハムも販売されていました。

    店頭に立つメリケンヘッドクォーターズ代表の入舩郁也さんによると、ジビエは個体差があるので直接見て買えるお店にしたとのこと。捌き方によって大きく変わるので、ジビエの癖を残したいというお客さんにはその要望に合わせて変えているそうです。

    入舩さんたちがこうした取り組みを始めるまでは捕獲された鹿は殆ど処分されていたそうですから、こうして皮や骨、肉までを地域の資源として有効活用していくのはまさにSDGsな活動です。全国から視察に来る自治体関係者や団体も多いそうです。
    兵庫で始まった先進的な取り組みを是非体験してください。
    「こうべフィールドパビリオン」の公式サイトはこちら

    買って帰った鹿もも肉の生ハムですがクラッカーの上に乗せ、ケーパーを添えてワインのアテにしました。美味しかったです(^^♪