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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2025年5月21日(水) 03時08分 マンホール

    佐用町の道の駅 宿場町ひらふく&智頭急行平福駅へ

    先月リニューアルオープンした「道の駅 宿場町ひらふく」へ

    兵庫県佐用町平福にある道の駅です

    4月20日にレストランと直売所がリニューアルされ多くの人が買い物や休憩に訪れていました

    丸い郵便ポストは健在

    高台にある駐車場にはこんな展望台があります

    智頭(ちず)急行平福駅周辺を見下ろせます

    山城の利神城(りかんじょう)跡も見えました

    佐用川に架かる京橋を渡って平福駅へ

    道の駅からは川を挟んで向かいの位置にあります

    宿場町にふさわしい駅舎

    一枚板で造られた駅名看板

    2003年に近畿の駅百選に認定されました

    佐用方面に見える殿町トンネル

    佐用町は「さようちょう」と読みますが、隣の鉄道駅の佐用は「さよ」と読みます

    残念ながら列車には遭遇出来ず

    駅前にはこいのぼりが泳いでいました

    またゆっくり宿場町散策をしてみたいものです

    佐用の名物グルメといえば「ホルモン焼うどん」

    佐用駅近くの商店街にある食事処「一平」でいただきました

    小山乃理子さんとはゴルフ仲間だったという山本千代子さんがオーナーのお店です

    独自に開発した鹿カレーや鹿コロッケなどメニューも豊富。佐用に行ったら立ち寄りたいお店です。
    「お食事処 一平」
    兵庫県佐用町作用3040(佐用駅から徒歩6分)
    0790-82-2139
    営業時間は11時00分~20時00分
    毎週木曜定休

  • 2025年5月19日(月) 03時01分 出来事

    総延長678m!復活した「波賀森林鉄道」体験乗車会へ行ってきました!

    兵庫県の北西部にある宍粟市波賀町(しそうし・はがちょう)ではかつて「波賀森林鉄道」が走っていました。その森林鉄道を復活させようと地元の有志が集まってプロジェクトを立ち上げ、去年10月に総延長距離678mの軌道を完成させました。そして先日体験試乗会が行われました。

    波賀森林鉄道は地元では「りんてつ」と呼ばれ、国有林で伐採された良質の木材搬出輸送に活躍しました。7つの林道からなる本線と支線を合わせるとその距離は総延長40km以上あったといわれます。しかし時代とともに安全性が高く効率の良いトラック輸送に切り替えられ路線は縮小。1968年(昭和43年)7月にはすべての路線での運行が終わり閉鉄となりました。
    そして人口減少や産業の衰退の中、『波賀町を元気にしたい』というという想いを持った人たちが集まり2016年(平成28年)に「波賀元気づくりネットっワーク協議会」が結成されました。そして波賀町の産業を支え、一時代を築き、人々の生活に根付いていた森林鉄道を復活させようとプロジェクトが動きだしました。
    波賀元気づくりネットワーク協議会会長の松本貞人さん、森林鉄道部会長の岡本豊さん、鉄道開発統括係長の蒐場福二さん

    協議会ではまず波賀森林鉄道がどのようなものだったのかを知るところからスタート。勉強会や廃線遺構調査、そして当時仕事に従事していた方への聞き取り調査、当時の写真収集などを行いました。そうした活動を続ける中で、2020年に国土交通省が自治体向けに富山県立山さ防事務所で使用されていた砂防工事用のディーゼル機関車が競売に掛けられたのを知り、市に要請して購入が実現。機関車を借り受けることになりました。
    そこで協議会は「波賀森林鉄道復活プロジェクトチーム」を立ち上げ、線路の敷設場所探したところフォレストステーション波賀のある「東山彩の森遊歩道」に決まりました。そして2023年8月に108mの周回コース「りんてつ東山線」が完成。さらに波賀森林鉄道開業100周年の記念の年にあたる去年10月にはボランティアの人たちの協力を得て周回コースのレール総延長距離がなんと678mに延びました!
    機関車は完成した軌道を時速8キロのスピードでコトコト約15分をかけて山の中を走ります。

    機関車には「立山砂防事務所」の名が残ったまま

    機関車を入れて3両編成

    運転席

    乗客が乗る1号車

    1号車前席にはこんな運転台が付いています

    2号車は神輿のような木製

    窓枠が大きく取られています

    私も試乗させてもらいましたが、ただ乗るだけではなく機関車の運転席横に座り車内アナウンスをも体験することに!
    乗り込む様子はこちら

    渡されたアナウンス原稿

    運転席からの眺め

    列車は右に左にカーブしながらコトコトと進んでいきます

    転てつ機と呼ばれるレールの手動式ポイント切り替え装置

    折り返し地点はループ状になっています

    コーンの置かれた場所には駅舎が造られる予定

    乗車から15分ほどで戻ってきました

    プロジェクトメンバーの想いは「次世代に波賀森林鉄道を伝えていくこと」。そのためにより多くの人たちに楽しんでもらえる場所にしようと次は駅舎造り。今年の10月を目途に駅舎の建設などを進めるそうです。

    夢が膨らむプロジェクトですね!

    波賀森林鉄道は6月からの定期運行(有料)を予定。次回走行日は6月1日(日)です。
    詳しくは「波賀元気づくりネットワーク協議会の公式サイト」をご覧ください。

    追記
    6月・7月は第1・第3日曜日の午前10時から午後2時の間に運行を予定しているとのことです。
    6月1日、6月15日、7月6日、7月20日に運行予定
    尚、10月には全国森林鉄道サミットが開催されるそうですよ!

  • 2025年5月13日(火) 03時05分 但馬

    週末はハチ高原へ

    この週末は但馬へ。兵庫県養父市の別宮(べっくう)の棚田を見てきました。

    標高700mにある180枚の棚田はちょうど田植えが行われていました

    田んぼに使われる水はすぐ山側にある大カツラの木のそばから湧き出る清水「桂の水」が使われています。

    兵庫県指定の天然記念物「別宮の大カツラ」

    棚田の向こうには兵庫県最高峰の氷ノ山(1,510m)がそびえていますが、今年はこの時期でも雪渓が多く残っていました

    あちこちでヤマフジの花が咲いていました

    花を天ぷらでいただきました。

    冬の身体を夏の身体にするためワラビやゼンマイ、こごみなどの山の幸を天ぷらや胡麻和えなどで食しました

    たらの芽も!

    ハチ高原の宿の庭で可愛らしい花を見つけました。「ヒメオドリコソウ」だそう

    ハチ高原は朝晩冷えてまだ暖が要りました。

  • 2025年3月3日(月) 03時04分 動物

    ワイルドライフマネジメント(衣・食・住)の取り組みを体験~こうべフィールドパビリオンプログラムから~

    大阪・関西万博の開催に合わせて展開される「ひょうごフィールドパビリオン」。兵庫県そのものをパビリオンに見立てた取り組みですが、神戸エリアでも「こうべフィールドパビリオン」として40を超えるプログラムが登録されています。
    その一つ「インテグリティに基づくワイルドライフ・マネジメントA・B・C(衣・食・住)」というプログラムを体験してきました。「ワイルドライフ・マネジメント」とは、森と人を繋ぎ、調和のとれた自然環境を次の世代に繋ぐための取り組みです。「インテグリティに基づく・・・」とあり、「高い倫理観を持ったうえで自分自身の深淵や価値観に基づいて自信を持って行動する」という意味になります。
    現在ニホンジカによる農林業被害が全国的に深刻で、その対策として毎年4万頭もの鹿が捕獲されています。その捕獲された鹿のすべてを活用すべく、兵庫県内で20年以上前から取り組んでいるのが民間の株式会社メリケンヘッドクォーターズという会社です。こうべフィールドパビリオンのこのプログラムでは鹿の皮や骨を使ったアパレル雑貨や鹿肉の美味しさを街なかで堪能出来るんですよ。

    最初に伺ったのが神戸阪急本館6階にある「ハイカラブルバード神戸」というお店。大きな鹿頭部の壁掛けや鹿のオブジェなどが出迎えてくれるのですぐにわかります!

    ここでは鹿革を使ったカバンやポーチ、鹿革を加工したボタンなどが販売されています

    革は職人の手によって日本の伝統工芸である白なめしに加工され、ひとつひとつ手作業で作り上げられています。その鹿革を使ったカバンは持ってみると軽い仕上がりになっていました。

    財布や小銭入れなどの小物も

    ちょっと欲しくなった酒器。鹿の骨を粉末にして釉薬に混ぜて焼き上げています。シックな黒をベースにしたデザインで手になじむものでしたよ。

    メリケンヘッドクォーターズ営業・広報担当でハイカラブルバードマネージャーの平野友之さん

    続いては三宮から元町に移動。「鹿肉料理専門店 鹿鳴茶寮 入舩(ろくめいさりょう・いりふね)」へ

    兵庫県産のジビエが味わえるレストランです

    入口の取っ手は鹿の角!

    定番メニューとしてオススメなのが「鹿肉のカツレツ」。他にも「鹿もも肉の生ハム(ユッケ風)」鹿ハツの直火炙り」をいただきました。

    鹿肉は脂身が少なく鉄分の多いヘルシーな食材。鹿もも肉の生ハムはクセもなく美味しかったです。鹿のハツ(心臓)も食感がプリプリして美味でした。

    そして最後に訪れたのがレストランから少し東に行った徒歩圏内にある「ハイカラブルバード ジビエ精肉店」です

    ここではジビエの肉を牛肉や豚肉のように家庭で楽しめるように買えるお店です

    業務用にはホテルや飲食店にも多く卸しているそうですが、家庭で調理しやすいように部位ごとに真空パックされまさに精肉店です。鹿のほかにも猪肉やキジ肉、鴨肉などが揃っていました。先ほど食べた鹿もも肉の生ハムも販売されていました。

    店頭に立つメリケンヘッドクォーターズ代表の入舩郁也さんによると、ジビエは個体差があるので直接見て買えるお店にしたとのこと。捌き方によって大きく変わるので、ジビエの癖を残したいというお客さんにはその要望に合わせて変えているそうです。

    入舩さんたちがこうした取り組みを始めるまでは捕獲された鹿は殆ど処分されていたそうですから、こうして皮や骨、肉までを地域の資源として有効活用していくのはまさにSDGsな活動です。全国から視察に来る自治体関係者や団体も多いそうです。
    兵庫で始まった先進的な取り組みを是非体験してください。
    「こうべフィールドパビリオン」の公式サイトはこちら

    買って帰った鹿もも肉の生ハムですがクラッカーの上に乗せ、ケーパーを添えてワインのアテにしました。美味しかったです(^^♪

  • 2025年2月12日(水) 03時13分 温泉

    冬の北海道旅②~層雲峡温泉氷瀑まつりへ

    札幌から宿泊先の層雲峡温泉に到着。ホテルで夕食を済ませた後、送迎バスで「氷瀑まつり」会場へ!

    「氷瀑まつり」は層雲峡でおなじみの冬の祭典

    今年は50回目となる記念の年にあたります

    数字の50をあらわす氷柱がありました

    まつり会場にはいくつかの氷のブースがあるのですが神社もありました

    鍾乳洞のような氷のつららがお出迎え

    つららの先や氷の柱には小銭が張り付けられていました

    その脇で記念撮影

    子どもから大人まで楽しめるチューブスライダー

    会場内のあちこちに氷の建物が出現

    ライトアップされて幻想的な空間を演出しています

    アウトドアブランド「Columbia」の商品展示がされているコロンビアハウス

    準備に携わった人たちの苦労がわかるイベントです

    氷酒場もありました。上川町の特産品である上川大雪酒造の日本酒が飲める氷の部屋

    熱燗もすぐに冷酒になりそう・・・(笑)

    午後8時半からは5分間花火も打ちあがりました

    「層雲峡温泉 氷瀑まつり」は3月9日(日)まで開催中
    平日は午後5時~午後9時半まで、土日祝は午前11時~午後9時半まえ
    入場の際に協力金として一人1000円を納めます