福島県北部に位置する裏磐梯高原を訪れました。福島といえば猪苗代湖が有名ですが五色沼も人気の観光スポットです。

「五色沼」とはそういう名の沼があるわけでも五つの沼があるという訳でもありません。

大小30ほどの様々な色彩を持つ湖沼の総称で正式には「五色沼湖沼群」とのことです。沼によって様々な色彩を見せることから五色沼の名があるようです。

中でも最も大きなものが毘沙門沼です。

この日は曇り空。晴れて陽が当たると水の色も変わって見えるのでしょう。沼の奥には磐梯山が見えました。

1888年(明治21年)の水蒸気爆発によって山体崩壊を起こした磐梯山を背景に記念撮影。活火山の活動によって綺麗な数多くの沼が出来上がったのですね。

沼からは細い川に勢いよく水が流れていました

ヤマボウシの花が咲き誇っていました

この日は近くの高原ホテルに宿泊。

雲の多い空模様でしたがなんとか今月の満月「ストロベリームーン」が見えました。

そして翌朝・・・

標高800mの高原の朝です

ホテル駐車場からも磐梯山が見えました

裏磐梯高原のある「北塩原村」

裏磐梯から山形県の米沢に向けて出発。途中、雪の残る飯豊連峰(いいでれんぽう)が見えました。

番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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鳥取県八頭町の船岡竹林公園内にある「やずぽっぽ! やずミニSL博物館」に行って来ました。

平成29年4月に開館した施設です。

入館料は200円

ここにはすべてが動く18両のミニSLが展示されています
精巧にできたD51やC11などのお馴染みの蒸気機関車がずらり

転車台も設置されています

英国国鉄統合前のCタンク機関車も

許可を得てC12にまたがり記念撮影

若桜鉄道の車両で使われていた座席(休憩できます)

車両以外にも様々な鉄道グッズや写真・資料が展示されています

旧国鉄倉吉線のプレート

こんなSLにまつわる資料もありました。

補修を行うための工作室

HOゲージやNゲージの模型コーナー

グッズ販売コーナー

この日はあいにくの雨風強い日で乗車体験は出来ず

客車類は出番なし

竹林公園内には貨車の「ワフ29000」が展示されていました
70年前の貨車です

日本車輛製造で100両造られたうちの1両です。

八頭でしっかり鉄分補給出来ました。
「やずミニSL博物館」公式サイトはこちら -
朝食後、壱岐島内の観光に出発。まずは郷ノ浦港の東に位置する壱岐最高峰の地「岳の辻」へ。

標高212.8mの山頂にはTV局の中継アンテナなどが建っていました。

ここには展望台があり島を見渡せる絶景スポットとなっています

しかしあいにくの天気

島の周囲は霞んでいました。

晴れたら九州や対馬なども見え、夜には満天の星空が見られるそう。

展望台のすぐ下にはパワースポットとして注目されている「龍光大神(りゅうこうおおかみ)」という神社がありました。

七本爪の龍神さまと呼ばれ願いを天に届けてくれるそうです。

木の上で鳴く鳥がいました。ホオジロでしょうか。

東洋一といわれた黒崎砲台跡へ

対馬海峡を通る艦船を攻撃するために造られた口径41㎝のカノン砲2門を備えた砲台で、砲身長18m、最大射程距離は35㎞という東洋一の射程距離と破壊力を保っていたそうですが実戦では使われることはなかったそう。

こうして砲弾の大きさを比べると、46㎝砲の戦艦大和の砲弾は大きかったことがわかります。それでも弾丸の重さは1㌧あったそう。

昭和8年に完成した当時の絵がありました。

砲台内部は入口付近のみ見学可能。天井や壁にひび割れが起きているため奥までは入れません。

壱岐対馬国定公園の黒崎園地は人気の観光スポット

壱岐のシンボル「猿岩」

一目見て猿の横顔とわかりますが、正面から見るとただの岩(笑)自然の造形美です。

島内観光で乗った玄海交通のバス

車体の両側に壱岐の観光地がラッピングされていました。

このあとは壱岐島荘へ戻り昼食。


ご飯はウニ飯

サザエのお造りも

宿の人たちがバスが見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。

昼食後は島の中央部にある「月讀(つきよみ)神社」へ

少々急な石段を上がった先の奥に神社があります。祭神は月讀尊(つくよみのみこと)で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)によって天照大神の次に生まれたとされています。

境内には茅の輪や

招福の鼓

山の神と記された鳥居の下にあるパワーストーン

手をかざし温かく感じられるとパワーがもらえるとか。

ここは全国に点在する月讀神社の総本社だそう。

この後は島の東部にある絶景スポット「左京鼻」へ向かいます。
対馬・壱岐旅レポートつづく・・・ -
対馬2日目の朝。ホテルからの日の出。午前6時20分過ぎでした。

朝食はバイキング形式。簡易ながらも炊き込みご飯が美味しかったです。

午前8時にホテルを出発。島北部の上対馬町の高台にある韓国展望所へ。

韓国・釜山まで49.5㎞という地理的にも歴史的にも深い関係がある韓国の古代建築様式を取り入れた建物

今年の3月にリニューアルされ周回するスロープで上がれるようになり、建物内では大型モニターによる対馬の紹介がされていました。

床下部分の造り

この展望所からは気象条件が整えば釜山の街並みが見え、特に夜景が綺麗で打ち上げ花火が見えることもあるそうです。

日本最北西端にある航空自衛隊海栗島(うにしま)分屯基地。国境の要衝です。

鰐浦(わにうら)の入江

鰐浦の集落が見えます。

ここは対馬の木であるヒトツバタゴの最大の群生地で、咲き誇る頃にはあたり一面真っ白になるそう。

ここには殉職者の碑がありました。

元禄16年(1703年)に釜山から対馬に向かっていた108人を乗せた訳官吏船が嵐に襲われ全員が海にのまれる事故があったそう。国際交流を背景にした国家使節団の事故ということから官民の枠を越えた碑が設置されたようです。

トイレも韓国様式を模していました。

ここから対馬野生生物保護センターに向かいますが、途中農道を通る際に携帯電話の電源を切るか機内モードにするよう案内がありました。韓国との距離が近く、通信した場合に国際電話とみなされてしまうことがあるからだそう。それだけアンテナが近いということなのですね。

その農道を通った際に車窓から「異国の見える丘展望台」が見えました。ここも海峡を挟んで異国が見えるスポット。

約50分ほどの移動で「対馬野生生物保護センター」に到着

環境省の施設で、ツシマヤマネコに関する展示をはじめ、野生生物の保護・増殖を目的とした研究を行っています。

先月9歳の誕生日を迎えた「かなた」に会えました!

やや丸いふっくらした顔立ち

対馬にだけいる野生の猫。絶滅の危機に瀕する種で、推定生息数は約100頭だそう。

この施設の入館料は無料ですが、保護支援のカンパをすることでクリアファイルがもらえます。

館内にはツシマヤマネコの鳴き声を聴くことが出来ます。ネコとは思えない鳴き声をするのにビックリしました。

記念スタンプ

トイレの表示もツシマヤマネコ

くつろげるスペースもありました。写真掲載は控えますがヘビも展示されていました。

国の天然記念物であるツシマヤマネコを保護する際に問題になるのが交通事故。朝夕など活動時間帯は車の運転に注意がいるようです。

ここから昼食会場となる南部の「対馬グランドホテル」へ向け出発。途中山間の畑で農作業が行われていました。島の90%が山という中で貴重な光景です。

1時間半ほど走って対馬グランドホテルに到着

昼食のメインは「対馬あなご天丼」で刺身や和え物などがセットになったランチでした。

あなごや野菜の天ぷらがのっていました。
食事を終えた頃、午後から雨の天気予報通り降り出しました。

午後も対馬観光は続き、その後壱岐へ渡ります。
対馬・壱岐旅レポートつづく・・・ -
万松院の次は上見坂園地(かみざかえんち)へ移動

緑の多い憩いの場所

厳原と美津島の町境にある標高358mの景勝地で、浅茅湾(あそうわん)をはじめ天気が良ければ韓国の山々も見えるとのことですが・・・

この日はまだ大陸からの黄砂が残り霞んでいました。

ここは上見坂堡塁(かみざかほうるい)と呼ばれる場所で、遊歩道の奥には明治34年から35年(日露戦争前)にかけて築かれた砲座跡などがあります。堡塁とは防御型陣地のことで、古くから島の東西を結ぶ交通拠点であり軍事拠点であったことが伺えます。
「砲兵詰所跡」と説明文にはありますが、実際は敵兵の上陸・白兵戦を想定した構造の退避所だったようです。

兵舎跡

前線基地というよりは敵の上陸に備えて島の中心部や、対馬要塞指令部などを守ることを目的に設営された拠点のようです。

中の様子

砲座跡

砲座の下には壕があり道具の保管や砲手の仮眠所として使われたようです。

真っ暗な壕の内部をフラッシュ撮影しましたが、時々こうもりがいるとガイドさんに聞かされました。実際には第二次大戦中敵艦が近寄ることなく一回も発砲することはなかったそうです。それだけ威力のある大砲が設置されていたということですね。島内にこうした砲座あとは31カ所あるそうです。周辺にはこのほかにも見どころはあるようですよ。

公園内の青もみじ。秋は綺麗に赤く色づくのでしょうか。

公園をあとに宿泊先である北部・比田勝方面に向かいます。島は東西約82㎞ですが、島の中心部を走る国道は山道でクネクネと曲がっていて、距離にすると100㎞ほどあるようです。それゆえ途中の「対馬万関憩いの広場」でトイレ休憩。

万関橋(まんぜきばし)という大きな赤い橋が架かっています。対馬は北と南2つに分かれた島と思われていますが、実は元々1つの島でした。ただ船で東西の行き来の際にぐるっと大回りしなければなりません。
そこで明治後期ロシアとの戦争機運が高まった際、日本海軍が船の往来のため開削したのです。その開削した万関瀬戸に架けられた橋がこの万関橋で現在の橋は3代目だそう。

万関憩いの広場で咲いていたヒトツバタゴ

モクセイ科の大陸系植物でこんな白い花を咲かせます。例年5月初旬に咲く花だそうですが今年はすでに咲き誇っていました。北部鰐浦地区には国内最大の自生地があり山が真っ白に見えるそうです。

自販機は白ではなく「青」でした(笑)
対馬市内のペットボトル飲料の値段は1本170円~180円。本土に比べ割高。やはり輸送コストがかかっているのですね。

細い枝のゲンカイツツジも咲いていました。

対馬の発電所は内燃力(ディーゼンエンジン)による発電が主体ですが、近年太陽光発電などにも取り組まれています。

ガソリン価格は1リットルあたり194円の看板を見ました。高いときは200円を超えた時もあったそう。離島価格ですね。そして車もですが対馬は漁業で生計を立てている人が多く、船舶の燃料代の高騰に頭を抱えている人も少なくないのです。車といえばレンタカーでこんな「国際免許」と書かれたステッカーを貼った車を見かけました。これは「イチョウマーク」と呼ばれるもので、外国人が対馬島内で国際運転免許証を使用してレンタカーを運転する場合に、車の前後に表示することにより「外国人が運転する車」と周囲の運転者の配意を促し、交通事故防止につなげるものだそうです。

イチョウマークの車両を見たら、車間距離を空けたり狭い道路での離合時は停止するなど、優しい運転を心掛け交通事故を防ぎましょうと呼びかけられています。対馬島内の道はセンターラインの無い細い道が多いので右側通行に慣れた外国人への配慮も必要ということですね。

このあとは比田勝港近くで夕食を取りホテルへ向かいます。
対馬旅レポートつづく・・・



