晴れ渡った昨日、イタリアの客船「コスタ セレーナ(114,147㌧)」が神戸に初めてやってきました。
午前5時前、大阪湾に入ってきたのを確認
午前6時過ぎに神戸港に入ってきました。
「セレーナ」とはイタリア語で「晴れた」「穏やかな」という意味だそう。
定刻の午前6時半に着岸。朝の間は西の空に雲が掛かっていましたが入港後徐々にその雲も取れてきました。
「コスタ セレーナ」はコスタクルーズ社の12隻目の客船でカジュアル船として2007年に就航。神戸へは初めての寄港です。
全長290m、最大幅35.5m 乗客定員3,780人の客船
船はイタリア・ジェノバ製
韓国・済州からの寄港でしたが、今回のクルーズの乗客は大半が日本人。神戸で下船した人もいたようでスーツケースが下ろされていました。
神戸ポートターミナル前には乗船客ツアー用の観光バスがずらりと並んでいました。
それでも滞在時間は7時間半ほどと短め
午後2時には離岸し東京へ向かいました。
今日5月4日(土)には「セレブリティミレニアム(91,011㌧)」が午前8時に入港予定です。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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ゴールデンウィークもいよいよ後半。前半と違って日曜までの3日間は晴れて初夏の行楽日和となりそうです。各地でイベントも数多く開かれますがそれぞれ自分のペースで事故無く過ごしましょう。5月4日(土)は19時半からメリケンパーク沖でウィークエンド花火の打ち上げがありますよ。
さて来週の特集コーナーは・・・
5月6日(月)
8時台の洋楽特集は
「グリーン・緑」ソング集
9時台は医学部進学を目指す双子のピアニスト「兄ーズ」をゲストに迎えてお送りします。5月7日(火)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも前日に続き
「グリーン・緑」ソング集5月8日(水)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「バード・鳥」ソング集5月9日(木)
8時台の洋楽特集は前日に続いて
「バード・鳥」ソング集
9時台は月に一度の「こちら知事室!」
兵庫県知事の斎藤元彦さんを迎えてお送りします。神戸港をクルーズする船舶は5隻あります。
船の大きさや形、コースや内容もそれぞれ違います。
時間のタイミングの合った船にご乗船を! -
この日の宿泊先である対馬北部にある東横イン対馬比田勝(つしまひたかつ)へ。各地で見かける東横インとは違うリゾートホテル風の外観。訪日客用にと2019年9月に開業したホテルです。
部屋からの眺め。東を向いた目の前は海!
ホテルのすぐ隣には「渚の湯」という温浴施設がありました(別途利用料が必要)
目の前は海水浴場
「日本の渚・百選」の認定を受けた砂浜が広がっていました。
近くにはキャンプ施設もありました。
忙しく飛び回る蜂
ホテル内に自販機がありますが、思ったほど高くはなく良心的価格。
ホテルでは夕食サービスはなく、チェックイン前に比田勝港ちかくのみなと寿司で早めの夕食
玄界灘の荒波で育った鮮度抜群の魚介を豊富に使ったメニューを提供しているお店
この日の夕食
にぎり寿司
酢の物
お造り
竜田揚げ
陶板焼き
茶碗蒸し
いずれも美味しゅうございました。食後に立ち寄った薬局の入口にあった棚には・・・
クマやイノシシなどはいませんが、ネズミやムカデはいるようです。
対馬・壱岐旅レポートつづく・・・ -
対馬は九州と朝鮮半島の間に浮かぶ長崎県の島です。南北約82㎞、東西約18㎞の沖縄の3分の1ほどの大きさの島。九州最北端の島で、長崎市内からは145㎞、福岡市内からは132㎞ほど離れています。最も近い都市は韓国の釜山。その距離は49.5㎞ほどで気象条件が良ければその街並みが見える国境の島でもあるのです。島土の90%は山で原生林が残る自然に包まれたところです。歴史的には古くから日本と大陸を結ぶ海上交通の要衝で、朝鮮出兵や日露戦争など海外と対峙する際の最前線となった場所でもあります。ゆえに島の南部は北九州系文化が、北部は朝鮮文化系が根付いているといわれます。また台風や地震など大きな自然災害が少なく昔のまま残された遺産も数ある島でもあるのです。
そんな対馬でまず訪れたのが国指定史跡の万松院(ばんしょういん)
1615年(元和元年)に宗家20代の義成(よしなり)が、父義智(よしとし)の冥福を祈って建立されたもので、以来鎌倉時代から対馬を統治していた宗家の菩提寺となりました。
本堂は数度の火災に遭い、現在の本堂は1879年(明治12年)に建てられたものです。
本堂内正面の扁額「萬松積舎」は皇室からの賜りもの
朝鮮国王から贈られた三具足(みつぐそく)元々3セットあったそうですが、第二次大戦で金属供出され一番小さなこのセットのみが残されているとのこと。今となっては見ることが出来ませんがどれほどの大きさのものだったのでしょう。しかしこのようなお宝が雑然と置かれていて良いものなのでしょうか。
徳川歴代将軍の位牌が安置されていました。対馬は朝鮮との外交窓口として朝鮮からの使者は対馬経由で江戸に向かいましたが、その際外交的権威を示すために歴代将軍の位牌が安置されたそうです。
境内にある「諫鼓(かんこ)」
諫鼓とは領主に対して人民が諫言をする際に鳴らす鼓の事だそうで、鳴らされないということは善政が続いているということになります。長い間打たれることのないままの太鼓の上で鳥がくつろぐ「諫鼓鶏」は平穏な世の中を象徴するものとされていました。商売が上がったりという「閑古鳥」の語源かもしれません。平穏が長く続くことでお客さんが来ない閑散とした状態のことをいつの間にかいうようになったのかも・・・です。
百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる132段の石段。この先に歴代藩主の壮大な墓所「御霊屋(おたまや)」があるのです。
墓所の手前に大きな杉の木が3本ありました。
樹齢1200年ともいわれる大きな杉の木です。
対馬一といわれる杉の木です。
墓所の北端にある上御霊屋へ
各御霊屋の中で最も高い位置にあり、宗家19代から32代までの藩主とその夫人や子の墓が建てられています。
その中で万松院の由来となった宗家19代義智の墓がこれ。
鎌倉時代から対馬を統治し、朝鮮出兵から国交回復の和平交渉など苦難に満ちた生涯を送った人にしては質素な墓。隣の息子の墓の方が大きくて立派でした。
132段の石段を下ります。
対馬は韓国からの観光客も多くあちこちに韓国語表記がありました。
バスのステップにも
観光地にWi-Fiは欠かせませんね。
このあとは防衛最前線の島の歴史遺産を訪ねます。
対馬旅レポートつづく・・・ -
このほど国境の島といわれる対馬と壱岐の2島を巡ってきました。
今回の旅は初めての地でもあり20人ほどの旅行会社のパッケージツアーに参加。新神戸駅から山陽新幹線「のぞみ」で博多に向かいます。
やってきたのはN700S車両
それも大阪・関西万博ラッピング車両でした!
博多駅から博多港へは迎えのバスで移動。
ここからは九州郵船のジェットホイル「ヴィーナス」に乗船。川崎重工神戸工場で造られた船です。
博多港をゆっくり離岸。2時間15分の船旅のはじまりです。
船内の様子。金曜日でしたがそれなりに乗船率は高かったです。
このジェットフォイルに乗船中に中国の自前客船「アドラ マジック シティ」とすれ違ったのでした。そのブログ記事はこちら
1時間5分ほどで壱岐の芦辺港に到着!
そして5分後に出港。さらに1時間5分で対馬の厳原(いづはら)港に到着。
船内の売店では御船印が販売されていました。
買い求めて公式船印帳に貼りました。
下船後はバスに乗車し対馬島内観光に移ります。
対馬旅レポートつづく・・・