円形劇場にほど近い場所に満正寺(まんしょうじ)というお寺があります。1699年(元禄12年)に鳥取池田藩城代家老の荒尾志摩の菩提寺として建立された寺です。鳥取市出身の漫画家谷口ジローの描いた漫画「遥かな町へ」で主人公がタイムスリップする舞台として登場する場所だそう。
寺の境内には古来から満正寺に伝わる星占術を用いたホロスコープ「九曜星占盤(くようせいせんばん)」があります。これが直径8メートルもある巨大な星占盤です。
生年月日から星を算出し、性格・恋愛・相性・対人関係を占うというもので倉吉のパワースポットになっています。
その横には仏世界の四海に棲む龍王像があります。
古来から自然界の覇王として崇拝されてきた龍王が境内を這っているように表現され龍脈(龍穴)のパワーを表わしています。中心にあるのが須弥山(しゅみせん)と呼ばれる仏教界で世界の中心と考えられる想像上の山だそう。
寺務所にある募金箱
硬貨を入れると赤い皿の周りをくるくると回り中心の穴に吸い込まれていく仕掛け。動きが面白いのでつい1度ならず2度3度入れたくなります(笑)
歴史を感じる街並み
おもちゃと駄菓子の店がありました。子供の頃家の近くにも駄菓子屋があったことを思い出しました。
その隣には真新しい店構えのかき氷の店がありました。
「けずりひ たいら少納言.G」というお店。2軒隣にある「人形のたいら」が経営するお店で、けずり氷は自家製シロップのいちごミルクをはじめ抹茶ミルクや白みつミルク、トロピカルなどがありましたが、気になったのは厳選スーパーフードを使った「けずり氷 グレードアップ」2種。
「酔芙蓉~今日の充実~」はアサイーにフランボワーズ、いちご、ミルクが掛かったもの。
もうひとつは「氷庭の枯山水~侘と寂の趣」
モリンガというスーパーフード、抹茶、ミルクが掛かったもの。
いずれも人形屋さんの純氷ふわふわかき氷で、口に入れた瞬間にとける氷の食感とひろがる香りが何ともいえません。これまで食べていたかき氷とは全く別物でした。出てきたときには「こんなボリューム食べられるか!」と思いましたが食感が軽く、氷を食べた時のあのキーンとくるようなこともなくあっという間にペロリと平らげすぐにおかわりしたくなるほどでした。お店の説明では氷は無菌室で48時間以上かけて凍らせる純氷を使っていて、ふわふわの氷と自家製シロップの絶妙な味わいを楽しんで欲しいとのこと。清少納言によって執筆された「枕草子」に登場する「けずりひ(かき氷)」、平安の世から令和へのおくりものをコンセプトに、氷とシロップのみで表現する事にこだわっているそうです。
なお、お店の営業期間は6月~9月の夏期のみ。
営業時間は11:00~17:00
営業日は月・火・金・土・日
(水・木は定休)
「けずりひ たいら少納言G」
鳥取県倉吉市西町2715
電話:0858‐22‐2391
mail:doll@taira.co.jp
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番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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鳥取県倉吉市にある「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」
開館5周年を記念して現在「遊んで学ぼう!超恐竜ワールド」が開催されています。
懐かしさも感じるこの円形の建物は日本最古の円形校舎で、旧明倫小学校を改修して2018年にフィギュアミュージアムに生まれ変わったのです。老朽化から一度は議会で解体決議されたものの、円形校舎の活用法を再検討する中で世界的なフィギュアメーカーを誘致し「ポップカルチャーの拠点」として整備されたそうです。
玄関口であるJR倉吉駅構内には倉吉市が「フィギュアのまち」であることを伝える看板やディスプレイがありました。
現在は特別展「超恐竜ワールド」が開かれていて、ドイツの老舗フィギュアメーカーであるSchleich(シュライヒ)の超大型恐竜が展示されています。入口前に鎮座する「アンキロサウルス」。遊具ではなく乗れる巨大フィギュアです。
「ティラノサウルス」
入口には「祝10000人」の表示がありました。先月25日に達成したそうです。
「トリケラトプス」
「アロサウルス」
「ヴェロキラプトル」
動物やユニコーンなど恐竜以外の国内で販売されているシュライヒ製品のほぼすべてが展示されています。
恐竜スタンプラリーでスタンプを全部集めると・・・
トリケラトプスのシールがもらえました。
10月15日までの開催。入館料は1階の恐竜ワールド特別展のみは600円、常設展のみは1000円、全展示は1200円。アクセスなど詳しくは公式サイトをご覧ください -
倉吉線鉄道記念館から白壁土蔵群の中心に戻り街並みを散策。
倉吉の町は室町時代に打吹城(うつぶきじょう)の城下町として形成された町で、江戸時代には陣屋を中心に武家屋敷が建てられたそう。その街並みが今も残っています。
大正時代に大きな醤油屋のもろみ工場だった赤瓦一号館。現在は因州和紙など倉吉の特産品や地酒、雑貨などを扱う店が入っています。
倉吉の町屋解説看板。赤瓦は島根県石見地方の名産でもある「石州瓦(せきしゅうかわら)」。凍害に強く豪雪地帯で用いられている瓦です。
悠々と鯉が泳いでいました。
大きな鯉でした!
町中を流れる玉川
説明看板
標高204mの打吹山と赤瓦の白壁土蔵群とが重なる撮影スポット。ここは1991年12月公開の映画男はつらいよシリーズ第44作「寅次郎の告白」のロケ地。寅さん(渥美清)と泉(後藤久美子)がばバッタリ出会うシーンの撮影が行われた場所です。
バッタリといえばバッタがいました(笑)
昼は打吹公園通りにある「土蔵そば」へ。
白壁の土蔵の3階にある人気のお蕎麦屋さん。
店内はカウンターとテーブルがあり、蔵をそのまま利用した造り。
4階まで階段がありました(エレベーターはありません)
温・冷の色々なメニューがありましたが看板メニューの土蔵そばを注文。
2段重ねになっていてそばに直接かけて食べる割子そば風の食べ方
美味しい平打ち麺でした。最後に皿に残ったつゆを蕎麦湯に入れて飲みました。
倉吉銀座商店街(県道205号線)沿いにある赤瓦・白壁土蔵バス停前にはこんな展望台がありました(エレベーター付き)
打吹山方面
倉吉市役所方面
大山は雲に隠れて見えませんでした。
このあとは西へ歩いて円形劇場方面に向かいます。
鳥取・倉吉旅レポートつづく・・・ -
昨日の日曜日は第27回ラジオ関西まつり開催日でした。暑い中、朝早くから多くの方々に番組コラボ企画で誕生した「ヒョーゴスコーン」を求めて会場にお越しいただきました。
遠く北海道をはじめ千葉、奈良方面からもお越しいただきました。「年末ジャンボ三上くじ付き4個入り」が多く出ました!(^^)!
この日限りの4種のスコーンを販売
この度の企画に際し企画から製造・販売までお世話になったオイシスの皆さん。ありがとうございました!
この日午前10時からはステージイベントに参加。本番前には舞台袖でエイエイオー!
暑い中多くの方々にお集まりいただきありがとうございました。
ステージで交通安全を呼び掛けるルール君とマナーちゃんの後ろ姿
クイズに答えて当たった賞金がこれ!金額にしたら・・・
今年は会場内に祇園祭でおなじみの「綾傘鉾」も登場!
ステージイベント最後はワタナベフラワーのライブでした。
暑い中、足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました! -
智頭急行の特急「スーパーはくと」に乗って鳥取県の倉吉へ。
7時57分三ノ宮駅発の特急スーパーはくと1号に乗車
「スーパーはくと」は京都駅と鳥取県の倉吉駅の間を結ぶ第三セクター智頭急行の特急車両です。「HOT7000形」で「HOT」は兵庫・岡山・鳥取の頭文字から取ったとか。
JR山陽本線を西に走り上郡駅から智頭急行路線を走行。智頭駅からはJR因美線を経由して鳥取駅からはJR山陰線を走行。2時間40分ほどで倉吉駅に到着。
駅前のバスターミナルから白壁土蔵群までは②番のりばからバスで移動。10数分の乗車。交通系ICカードが使えず料金は現金払い(230円)
白壁土蔵群からは歩いて10分ほどの場所にある「倉吉線鉄道記念館」へ
倉吉線とは1985年(昭和60年)3月まで倉吉駅(旧上井駅)と関金の山守駅間約20㎞を結んでいた国鉄路線です。
記念館内には当時の様子を伝える写真パネルや資料、信号機などが展示されています。
懐かしいベンチも
貨物入れ替え用のディーゼル機関車も展示されていました。
現在は「緑の彫刻プロムナード」になっている廃線跡。途中駅の打吹駅(うつぶきえき・旧倉吉駅)のあった場所に鉄道館は建っています(入館無料)
記念館の横には蒸気機関車「C11 75号機」がありました。
主に福知山線を走っていた蒸気機関車です。
長年の風雨や紫外線にさらされて塗装の剥がれや各部位の腐食が進んでいるようです。
再塗装や補修にはかなりのお金がかかるようです。
そこで倉吉市ではクラウドファンディングで資金を募っています。
募集期間は11月7日までで目標額は800万円とのことです。
ガバメントクラウドファンディングについて詳しくは倉吉市の公式サイトをご覧ください。
このあとは白壁土蔵群をぶらぶら街歩きします。
鳥取・倉吉旅レポートつづく・・・