先日神戸港に入ってくる貨物船を見かけました。ちょうどスカイマーク機が神戸空港に進入してきていました。
船名をみると「きそ」とあります。
調べてみると神戸に本社のある海陸輸送を手掛ける井本商運の新しいコンテナ船でした。井本商運の船体の色はこれまで青色でしたから初めての赤色船体です。内航輸送の強化とサービス向上のために新たに投入されるとのことで、同社では最大クラスの1000TEUの内航コンテナ船です。「TEU」とは物流における貨物の量を表わす単位で、20フィートの海上コンテナに換算した荷物の量を表わす単位です。「1000TEU」ということは20フィートコンテナ1,000個分の荷物を積めるということになります。同型のコンテナ船3隻を導入予定で、「きそ」はその第1船です。プレスリリースによると船は9,662トン、全長141.90mで今月10日に山口県下関市に本社・工場がある旭洋造船で竣工したとのこと。来月2日神戸港で初入港セレモニーを予定していて、営業航海開始後は、現在600TEU型「なとり」が就航している京浜ー苫小牧航路に就航し、仙台港への寄港も予定しているとのことです。
井本商運の公式サイトはこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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気象庁はきのう、九州北部から東海地方までが梅雨入りしたとみられると発表しました。「えっ、もう?」と思いますが、去年に比べて近畿地方は16日早く、平年より8日早い梅雨入りだそう(写真は昨日午後のハーバーランドからの眺め)
近畿地方が5月に梅雨入りするのは10年ぶりとのこと。そして向こう1週間は前線や湿った空気の影響、さらには台風2号の影響で雨や曇りの天気が多い見込みとのことです。
台風2号の今後の進路が気になるところです。
台風本体もですが梅雨前線の活発な活動を受けて大雨になる恐れもあります。河川の氾濫や海辺では高潮などにも注意が必要です。
ところで雨が似合う花といえばアジサイでしょうか。
神戸市花でもあるアジサイですが、ハーバーランドに咲く花も見ごろを迎えています。
今週は最新の台風情報・天気情報をこまめにチェックして過ごしましょう。 -
きのうの夕刻の神戸海風景。行き交うクルーズ船の「コンチェルト」と「ルミナス神戸2」
須磨沖に集結する船。左から大阪港を出て停泊中の「練習帆船 日本丸」、西へ向かう「名門大洋フェリー きたきゅうしゅうⅡ」、神戸港に向かう「ジャンボフェリー あおい」、西へ向かう「神戸クルーズ コンチェルト」
神戸空港に着陸するスカイマーク機
このあとやって来た便はぐるっとターンして東側から滑走路に進入
そして西の空には月と金星が近づいて見えました。
今夕も見えるでしょうか。
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プリンセスクルーズが運航する客船「ダイヤモンドプリンセス」(115,906㌧)
午前5時20分ごろ関空連絡橋付近を通過
午前6時過ぎにはポートアイランド東側に姿を現しました
朝陽を浴びながら新港第4突堤(ポートターミナル)に近づいてきます
全長288mの大きな船体
神戸へは今年3度目の入港です。
着岸時にはサイドスラスターと呼ばれる船体を横方向に動かす装置が働きその周りには渦が発生
巨大なホテルのよう
前港は台湾の基隆(キールン)できょう午後5時に次港の那覇に向けて出港予定
「ダイヤモンドプリンセス」は来週27日(土)にも午前6時半に入港予定で、6月にも2回入って来る予定です。 -
兵庫県北部の豊岡市の山間部を切り開いて1994年(平成6年)5月18日に開港した「コウノトリ但馬空港」はきょう開港から29年目を迎えました。
旅客定期便は日本エアコミューターが大阪(伊丹)空港との間を朝夕1往復ずつ運航、最短35分で結んでいます。
空港ターミナルビル内
天井に飾られた三菱MC-1型水上飛行機(城崎第1号機)のレプリカ
昭和6年7月から昭和13年まで日本海航空の1号機として遊覧飛行や定期便として活躍していたそう。
ターミナルビル屋上デッキ
標高176mにある空港
滑走路の長さは1,200m。ジェット機の離着陸には長さが足りず「ATR42-600」という48人乗りのターボプロップ機が飛んでいます。
空港施設の駐車場は無料!
パイロットや客室乗務員になれます(笑)
ビル内にある噂のトイレへ
飛行機マークのある洋式トイレのドアを開けると・・・
なんとそこにコックピットが出現!
トイレという空間を忘れて長居をしてしまいそう・・・
ターミナルビル1階にある喫茶コーナーにもこだわりが・・・
テーブルにこんな加工が施されています。
さらには滑走路を模したテーブルも!
数字の「19」が彫られています。この2ケタの数字は全世界の空港の滑走路の両端に書かれていて、飛行機を無線で誘導する際の方角を表しています。真北を「36」として時計回りに方角を数字を示していて東は「09」、南は「18」、西は「27」となります。但馬空港のランウェイ(滑走路)数字は「01/19」でほぼ南北に走る滑走路ということになります。
ランチタイムは日替り定食もあるようですがこの日はすでに終了していたので牛丼を注文。美味しく結構なボリュームでデザートも付いて850円。
コーヒーはお菓子付きで400円でした。
ターミナルビルの外には大きな石が置かれていました。
火山の噴火によって空中に放出されたものだそう。
そしてターミナルビルの隣には航空機2機が屋外展示されています。
エアーニッポンの旅客機YS-11(JA8734)
1969年(昭和44年)に日本で製造され1999年(平成11年)2月17日に登録が抹消された旅客機です。この機体の右側の翼の下にスズメが巣を作りヒナを育てていたのです(既報記事はこちら)
もう一機はアメリカ製の「エアロコマンダー式680FL型」(JA5197)
1964年(昭和39年)3月に製造され1998年(平成10年)10月に登録抹消された共立航空撮影が所有していた航空撮影用の機材だそう。
午前8時30分~午後6時に外から展示機を見ることが出来ます(空港イベント時には機内公開もされるようです)
但馬空港へのアクセスですが、公共交通機関の利用は限られます。タクシー料金はJR豊岡駅が最寄り駅。
豊岡市内や城崎温泉を結ぶ連絡バスのほか「たじまわる」という周遊定期観光バス利用も出来ます(朝夕のみの発着)
離発着は朝夕のみですが、マイカーやレンタカーでぶらり立ち寄るにはオススメのスポットです。豊岡かばんをはじめ土産物が購入出来る売店もあります。JALグループの日本エアコミューターが就航しているので「御翔印」の取り扱いもありますよ。
来年は開港30周年の節目の年。日中の利用路線も出来ると良いのですが・・・
記念イベントがあればまた立ち寄りたいものです。
但馬空港公式サイトはこちら