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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2025年4月21日(月) 03時06分

    神戸空港国際化でアジアからのチャーター便がやってきた!

    今月18日、神戸空港に国際チャーター便が就航しました。第1便となった台湾・台北からのスターラックス機(A321neo)が定刻より30分ほど早く午前9時半ごろ着陸。続いて10時過ぎに韓国・仁川からの大韓航空(A321neo))がやってきました。歓迎放水を受けながらスポットに到着。

    駐機場から第2ターミナルまではタラップを降りてバス移動

    スターラックス、大韓航空とも第1便はほぼ満席

    エプロン(駐機場)に並んだ2機


    機内清掃が終わるとすぐに折り返し便の搭乗準備が行われていました

    出発初便はどちらもほぼ満席とのこと

    定刻よりやや遅れてのドアクローズ。そして離陸準備

    先にスターラックス機が離陸滑走

    加速して台北へ向け飛び立って行きました

    続いて大韓航空機も離陸

    仁川に向けて飛び立ちました

    午後には4便が到着

    12時10分着の台中からのスターラックス機は風向きの関係から東方向から進入

    機材は同じA321neo

    エバー航空と吉祥航空の機体はまた後日撮影する予定ですが、航空会社もいつのまにか増えました

    当面は国際便は韓国・中国・台湾の5都市を結ぶ週40往復の運航ですが、他の航空会社からも参入の動きがあるようで今後さらに増えることでしょう。大阪・関西万博の開幕に合わせるように国際化が実現しましたが、空港施設として完璧かというとやや微妙。第1ターミナルと違ってボーディングブリッジは無く、ターミナルから駐機場への移動は専用バスを利用。そして第1と第2のターミナル間は屋根が無い場所を徒歩で移動しなくてはなりません。現在はチャーター便ゆえ、到着後はツアー会社が用意したバスが待機したりしていますが、今後個人利用が増えてくると、ポートライナーやバスなど公共交通アクセスの増強も必要になってくるでしょう。今後の需要に合わせて施設の補完や改修を行い、コンパクトゆえの利用しやすい空港として発展していって欲しいものです。

  • 2025年4月15日(火) 03時03分 バス

    神戸空港国際線第2ターミナルが完成!

    神戸空港では4月18日に国際チャーター便の運航が始まります。もともと神戸空港は国内線専用の地方空港として開港しましたが、2022年の関西3空港懇談会で国際化が合意され2030年をめどに国際定期便が就航することになっていますが、その定期便運航を待たずに韓国・中国・台湾の3ヶ国・地域の航空会社による国際チャーター便の運航が始まります。就航エアラインは大韓航空がソウル便を毎日2往復、上海吉祥航空が南京と上海の各便を毎日1往復、そして台湾はスターラックス航空が台中線を毎日1往復のほか、台北便を週3往復、エバー航空が台北便を週2往復とアジアの5都市に運航します。チャーター便はあくまで不定期便ですが、航空会社は毎日運航することからほぼ定期便の扱いとなります。就航を希望する航空会社は今後さらに増える可能性がありますが、国際化によって出入国管理や税関、検疫業務などへの対応から当面はこの5路線でのスタートとなるようです。
    その空港玄関口となる第2ターミナルが完成し先日内覧会が開かれました。

    第2ターミナルの入口

    正面にチェックインカウンター

    手荷物はここで預けます

    館内の空間は優しい印象のアースカラーや木目調、室内緑化を取り入れています

    吹き抜けの出発・到着ロビー。旅客施設はすべて1階に集約されています

    自動チェックイン機も6台ありました

    保安検査場は国際線用と国内線用を整備。当面は国際線用のみを使用とのこと

    その先にある出国審査場

    搭乗待合室

    出発ゲートはA~Dの4か所あり、そのうちA~Cが国際線用として使われます

    国際線待合室のキャパは450人

    Cゲートの前にはすでに大韓航空のシート別の区分けサインが立っていました

    子供もくつろげるスペースも

    飲料自販機のそばには水飲み場もありました

    ここから先は専用バスで駐機場に移動

    こちらは到着便の上陸審査場。「Immigration」とは「入国」ではなく「上陸」と訳すそうです

    手荷物受領レーン

    到着手荷物検査場

    植物検疫&動物検疫カウンター

    そしてターミナル2階には展望デッキがあります

    デッキは山側を向いていて滑走路は見えません。西端からは離発着する航空機は見えるかと・・・

    ここから見える夜景は綺麗でしょう

    第1ターミナル展望デッキからの撮影。正面が管制塔。右手が第2ターミナルで左手の白く見える部分が国際線旅客機のエプロンと呼ばれる駐機場です


    ターミナルと駐機場の間は専用のバスで移動しますが、この日導線の習熟訓練でしょうか、バスが行き来していました。

    ターミナル前にはバスのりばも設置されています。ポートライナーや駐車場からは基本徒歩移動になりますが、空港を発着するバスはターミナル前にも停まるのでしょう。

    国際線就航に伴い、空港利用者の増加が見込まれることから第1ターミナル東側に新たに419台駐車可能な第3駐車場が4月18日から供用開始されます。
    発着枠の拡大でより利用しやすい空港に成長することを願います。

  • 2025年4月9日(水) 03時05分

    阪急平井車庫で新型2000系車両を見学 あの車両にも出会えました!

    阪急宝塚線で今年の2月24日から運用が始まった新型2000系車両(8両編成)。「安心と快適、そして環境に配慮した新しい阪急スタイル」をコンセプトに開発された車両です!

    バリアフリー設備、快適性、環境性能、そして安全性の向上が図られています

    記念のヘッドマークが掲出されています

    阪急は「0」番が第1編成ゆえこの車両がトップナンバー

    車内はロングシート仕様。乗客が車内移動する際の補助のために入口付近やロングシート部の座席中間仕切りに縦手すりが設置されています

    京都線を走る2300系同様、前後先頭車両の車いすスペースが広く、高さ2段手すりと車いすの固定具が設置されています

    中間車両にも車いす・バギースペースが取られています

    扉には「戸閉力弱め制御機能」が付いていて、乗降口の扉開閉機構に扉を閉じた際の閉じ圧力を一時的に弱める制御が導入されました。閉まった直後は扉に隙間が出来ています。

    そして約10秒後に完全に閉まる仕組み。これによって扉に挟まった場合でも容易に引き抜きが出来るようになりました。いずれにしても駆け込み乗車は危険ですが・・・

    2300系同様ドア上部に埋め込み設置された防犯カメラ

    非常通報装置のSOSボタンが押された場合、当該車両のカメラ映像が運転席に表示される仕組み

    乗務員が直ちに車内の状況把握が出来るようになっています

    つり革の「ミカミ」表示。輪ではなく釣り部分に表示されています(東大阪市にある三上化工材株式会社製)

    京都線、宝塚線と新型車両が走りはじめ次は神戸線ですが、秋ごろには導入されるでしょうか。
    ところで車庫には先日運行を始めた「阪急・阪神全線カーボンニュートラル運行」のラッピング車両も停まっていました!


    阪急と阪神全線では4月1日)から列車の運行や施設などで使用するすべての鉄道用電力を、実質的に再生可能エネルギー由来の電力に置き換え、実質的にCO2排出量ゼロとする取り組みを関西の鉄道会社では初めてスタートさせました!

    それにあわせてラッピング車両も走り始めました。運転期間は2027年3月31日(水)までで、阪急神戸線・宝塚線の1000系、京都線の1300系、そして阪神9000系のそれぞれ1本に擬人化された自然のエネルギーが描かれています

    そして神戸線ではこれまで平日朝のラッシュ時間帯に10両編成運行が行われていましたが、2月22日のダイヤ改正ですべて8両編成運行になりました。10両編成運行の際に8両編成に連結されていた車両2編成が「休車」と表示されていました

    平井車庫の脇にはJR福知山線が走っています

    また上空に大阪(伊丹)空港の離陸機が見える場所にあります。JALのB787型機が飛び立ったところが見えました

    鉄分補給に加えて空見も出来た一日でした

  • 2025年3月31日(月) 03時08分

    神戸と新潟を結ぶトキエアの定期便が就航!

    新潟空港を拠点とするトキエアが新たに神戸路線を設け、昨日神戸空港に初めてやってきました。

    空港8番ゲート前では就航記念のセレモニーが行われ、主催者を代表してトキエア株式会社の阪口葉子会長が挨拶。「古くから新潟と神戸は北前船で交流のあった港町。ぜひ神戸から佐渡や新潟の良さを見に来て欲しい」と呼び掛けていました。

    就航式典に出席した兵庫・新潟両県の関係者の皆さん

    この日、神戸空港に姿を現したのは午後3時前

    西風の影響からか東側から進入

    機体は72人乗りターボプロップ機のATR72-600(JA02QQ)50人が乗って神戸に到着

    30分ほどして新潟に向け出発。この機体はボーディングブリッジが使えないため乗客は途中で階段を下りて機内へ移動

    神戸からは49人が搭乗

    神戸と新潟を結ぶ路線はかつてANAが2006年の空港開港当初から2年余り運航、FDAは2022年4月に開設しましたが翌年の3月をもって運航休止に。いずれも搭乗率の伸び悩みが理由でした。

    2年ぶりの路線復活。去年7月には佐渡の金山が世界文化遺産登録され、4月からは大阪・関西万博開催となることで需要が増すことを期待しての就航となりました。

    フライト時間は1時間40分~45分ほどで運賃は大人片道8300円から
    当面は月・金・土・日の4曜日それぞれ1往復運航。神戸発は15時35分で新潟着17時15分(BV504便)、新潟発は13時20分で神戸15時05分(BV503便)です

    神戸空港到着ロビーにあるカウントダウン表示。昨日で14日前でした。大阪・関西万博開幕まで2週間切ったのですね!

    すべてのパビリオン建設、間に合うのでしょうか・・・

  • 2025年3月26日(水) 02時45分 淡路

    神戸空港を離陸する旅客機の飛行航路が変わった!

    この日曜日に神戸空港に出掛けてきました

    スカイマークの「ピカチュウジェットBC2」が速度を上げて滑走

    そして茨城空港に向けて離陸

    あれ?まっすぐ飛ばずに左に旋回

    ソラシドエアの「ナッシージェット宮崎」

    速度を上げて滑走

    そして沖縄の那覇空港に向けて離陸

    ナッシージェット宮崎も離陸後左へ旋回

    調べてみると離陸後の飛行航路が変わったようです。これまではまっすぐ海の上を進み高度を上げながら明石海峡大橋の上空を飛行していました。

    しかし今月20日から離陸後左に旋回してラジオ関西の送信所がある淡路市上空を飛ぶようになりました(イメージ写真)

    これまで神戸空港では飛行航路を海上に限定していたため出発する航路と到着する航路が重なることがありました(高度で分けられていました)それゆえ混雑する時間帯では地上待機や上空待機が発生するケースもあり、発着枠拡大のネックになっていたのです。それがこのほど海上限定航路が緩和され淡路島北部の陸上を飛ぶことでゆとりが出来ました。発着枠の拡大、そして4月18日からの国際化に向けての航路変更となったようです。国際化では韓国ソウル便、中国南京と上海便、台湾の台北便が就航します。

    神戸空港を発着する旅客機はボーイング737-800をはじめとする小型機が大半ですが、久しぶりにひと回り大きな中型機であるボーイング767-300を見かけました

    地上職員の見送りを受けながら滑走

    東京・羽田空港に向け離陸するANA(エアージャパン)の中型機B767-300。やはり大きな機材は迫力がありますね!

    神戸空港では国際線用の第2ターミナルも完成

    来月には国際化がスタートします。その前に今月30日には新潟空港とを結ぶトキエアも就航しますよ。