きのう10日(土)は午後から兵庫県西宮市のJRさくら夙川駅にほど近いカントリーライブハウス「フォートワース」へ行って来ました。
ここはカントリー&ウエスタンシンガーの福原照晃さんがオーナーを務めるカントリーライブハウスです。昨日は午後3時から「ドン山口&ザ・ホット・スプリングス」のライブ演奏が行われました。
演奏は定刻に軽快なナンバーでスタート!
リーダーのドン山口さんはギターのボディに共鳴板が張られている独特の形をしたドブロギターの名手。左手にスチールバーを持ち、右手のスリーフィンガーにピックをはめて弾きます。
「ホット・スプリングス」は温泉好きのドン山口さんが友人に声を掛けて発足したブルーグラスバンド。メンバーにはラジオ関西のカントリー番組「カントリー・ミュージック・トラベル(日曜深夜というか月曜未明の午前4:00~放送)」のパーソナリティを務める阿部和則さんもメンバー。歌とギターもですがバンド紹介など進行&おしゃべり担当。
バンジョーはブルーグラスミュージシャンの稲葉和裕さん。久々に伸びのある生歌が聴けました!
演奏は途中休憩を挟み、第2部のステージでは苦楽園で大人気のレストラン「フュージョン ダイニング・オリーブ」のシェフ北畠数基さんが演奏に加わり、稲葉さんとのダブルバンジョー演奏を披露
第1部から3部まであっという間の2時間40分でした
今回のライブはホット・スプリングスのフォートワースでの25回目の記念ライブであるとともに、出版記念ライブでもありました。
1つは稲葉和裕さんが書いた「あるブルーグラス・シンガーのひとり言」。自身の子育てを通じての思いが綴られた2006年からのブログ記事をまとめたもので、ラジオ番組で子供たちと一緒に歌った思い出の音源CDが付いています。
そしてもう一つは阿部和則さんが書いた冊子。今年の10月で放送開始から30年を迎え、その間にかかった曲は1万5000曲を超えていますが、その中から10曲をピックアップして曲解説されたもの。これについては今月27日(火)の三上公也の朝は恋人特集コーナーで詳しく紹介します。
ライブ後の阿部さん、お疲れさまでした!
次回の「ドン山口&ザ・ホット・スプリングス」のフォートワースでのライブは11月9日(土)の予定です
フォートワースの公式サイトはこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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大型客船が入港する神戸ポートターミナル(新港第4突堤)の館内に「神戸人形」があるのをご存じですか。
「神戸人形」は明治時代中頃に神戸で誕生した木製のからくり人形で、ここに展示されているのは神戸開港150年を記念して製作されたものです。
ユニークな表情をしている人形たち
製作者は人形作家でウズモリ屋・工房太郎の吉田太郎さん。実は吉田さんは今年2月に病に倒れ亡くなられました(享年54歳)
吉田さんには「三上公也の情報アサイチ!」時代にスタジオにお越しいただいたことがあり、神戸人形を絶やさぬ努力をされていただけに残念でなりません。
現在、工房は吉田さんの妻の綾さんが受け継いでいらっしゃるようです。
ケースについているツマミを廻すと・・・
人形が動きます
コーヒーを飲んだり
サックスとベースの演奏者も
動きます
神戸ポートターミナルに立ち寄った際には見て触れてください。
神戸人形を製作するウズモリ屋の公式サイトはこちら -
奄美大島の伝統工芸品といえば「大島紬」もそのひとつ。紬の製造工程を学びに大島紬村へ行きました。
入口にどこかで見た狸がいました
まずは泥染め技術保存館へ
染織工房
シャリンバイ(車輪梅)の木を細かくチップ状にしたものを大きな釜で約12時間に出した染料で白い絹糸を染めていきます。
白絹糸を20回から80回染めていくことで、シャリンバイに含まれるタンニンで茶褐色に染まっていきます
泥田の中でシャリンバイ染めをした絹糸をもみ込んで染めていきます。
この工程によって鉄分を含む粒子が絹糸をしなやかに、かつ艶のある大島紬特有の黒色に仕上がるのです。
締機(しめばた)という技術で絣(かすり)模様を図案通りに絹糸を締めて絣莚(かすりむしろ)をつくります。
泥染をしたかすりむしろに締め込んで染まらなかった部分に摺り込み染織を施します
染織を終えたらかすりむしろを解いて手織りの機に糸をかけるまでの作業を行います。
染め上げて加工を施した絹糸を高機(たかばた)で織り上げていきます。柄模様を構成する縦糸と横糸の数百万~一千万個にも及ぶ細かい点と点ひとつひとつ結び合わせて織り上げていくという、気の遠くなるような工程を繰り返しながら美しい模様を織り出していくのです。
精巧で緻密な手作業工程を経て仕上がるのですね。
展示販売サロンがある建物の屋根には紬柄の模様がありました。
大島紬村は亜熱帯植物庭園にもなっています。
ハイビスカス
アリアケカズラ
モミジバヒルガオ
他にもいろいろな木々がありました。
大島紬村の公式サイトはこちら
このあとは奄美パークと田中一村記念美術館へ向かいます。
奄美大島旅レポートつづく・・・ -
神戸大丸9階イベントホールで開催中の「昭和レトロ展」
会期はいよいよ明日21日(日)までとなりました。
商店街が再現された通りには
懐かしい看板
電器店
写真館
レコードショップの前にはジュークボックスがありました
懐かしのおもちゃ
映画ポスター(一部)
ゲーム喫茶にありましたね。家庭用のTVゲーム機もありました。
駄菓子屋
昭和な茶の間。旅先で土産にとペナントを買ったものですね。
洗濯機と洗濯板
昭和な喫茶メニューも味わえます
昔はこんなだったのですね
包装紙
その世代には懐かしい、若い世代には新鮮に映る?「昭和レトロ展」
今日20日(土)は10時から19時まで(最終入場は18時30分)、明日21日(日)は午前10時から17時(最終入場は16時30分まで)
入場料は一般・大学生600円、中高生400円、小学生以下は無料です
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ピアノとヴァイオリンのデュオ「スギテツ」が昨日久しぶりに神戸で演奏を聴かせてくれました。
「スギテツ」はピアノの杉浦哲郎さんとヴァイオリンの岡田鉄平さんのデュオで、『クラシックを遊ぶ実験室』をテーマに誰もが知っているクラシックの名曲をさまざまな音楽や環境音と融合させては笑わせ、かつ学ばせてくれるのです。2人とも「鉄チャン」で鉄道関連の作曲・演奏仕事もされています。JR東海の特急「ひだ」・「南紀」の新車両「HC85系」で流れる車内チャイムは彼らの演奏です。
この日は神戸駅南地下にある商業施設にあるデュオドームでの公演
ハチャトゥリアンの「剣の舞」と「ずいずいすっころばし」を融合させた「剣のずいずいずっころばし」で演奏スタート
途中「美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件」という火曜サスペンス劇場のテーマ曲とヨハンシュトラウスⅡ世の美しき青きドナウを融合させた楽曲ではパトカーや救急車のサイレン音入りで、ピアノの足元には赤色灯が点灯!(赤いカーペットの上で目立たず・・・)
彼らは身の回りにある生活音をすべて取り入れて楽器で演奏するのですが、ヴァイオリンの楽器の特性を生かした演奏法として各種緊急自動車のサイレン音をパネルとともに紹介。
踏切音なども再現して笑いを誘っていました。
そして金属製のヴァイオリンを使っての演奏も披露。新幹線の先頭車両を造る職人さんが手造りしたという世界に一つしかない新幹線と同じ技術で造られたもの。演奏楽曲は「線路は続くよどこまでも」。木製とはまた違う落ち着いた音色で、最後には東海道・山陽新幹線の発車音も再現されていました。
あっという間の30分で第1ステージは終了。2回目は舞台を山側のサンポルタ広場に移して行われました。
ここではピアノを電子ピアノに変えて演奏
ベートーヴェンの「運命」と「犬のおまわりさん」を融合させた曲では途中から犬のおまわりさんのぬいぐるみが付いた手袋をはめて演奏。弦を押さえる指に手袋をはめてわざわざ演奏するのは高度な技術がいるのです。彼らのテクニックは凄い!
全国を飛び回る「スギテツ」ですが、次回関西での公演は8月17日(土)。大阪の西淀川区民会館(エルモ西淀川)で「にしよど音楽祭 夏休みファミリーコンサート ~きがるにブラボー!スギテツ音楽会~」が開催されます。子供向けの演奏会で事前申し込みが必要。詳しくは「スギテツ」の公式サイトでご確認ください。