冬の津軽旅もいよいよ終わりに近づいてきました。
弘南鉄道大鰐線の大鰐駅からは跨線橋を渡ってJR奥羽本線大鰐温泉駅へ移動
「ようこそ」といわれても今回は温泉郷で湯に浸かる時間はありませんでした。
とはいえ少しの待ち時間に改札の外へ
大きな鰐マスコット像「あじゃりん」
足湯施設
ホームに戻り列車を待ちます
「りんごの郷」らしくこんなところにもりんご絵がありました。
電車が到着
JR東日本の701系交流用電車です
弘南鉄道大鰐線と奥羽本線は川を挟んでほぼ平行して走っています。240円区間ですがここも津軽フリーパスで乗車出来ました。
10分ほどで弘前駅に到着。駅のロッカーにもりんごの絵。
弘前駅からは往路と同じく空港バスを利用
空港までは片道1,200円(ここは津軽フリーパス使えません)約1時間の移動です。
空港について少し早めの夕食と搭乗手続きを済ませ待機
この日は羽田空港が強風のためダイヤが乱れていました。その影響もあって使用機材の到着が遅れ、出発も10分遅延の案内が出ました。
帰路もANAのボンバルディア機(DHCー8ーQ400)
満席でした
2時間ほどのフライト。眼下に大阪城も見えてきました。
青森空港ではボーディングブリッジを通っての乗り込みでしたが、伊丹空港ではタラップを使用。
なので隣に駐機中のB787の大きな機体が間近に見ることが出来ました。夜の空港の雰囲気は良いものですね(^^)
12回に渡ってお届けした「冬の津軽旅レポート」お読みいただきありがとうございました。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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JR弘前駅前から土手町循環の100円バスに乗車
乗車料金は100円!
ここは津軽フリーパスエリアなので提示するだけで乗れました。
中土手町の停留所で降り数分歩いて弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅に到着
駅待合と売店
自由に演奏出来るピアノもありました。
弘南鉄道は弘前と黒石を結ぶ弘南線と、弘前中央と大鰐を結ぶ大鰐線の2つの路線がありますが今回は大鰐線に乗車。ダイヤはほぼ1時間に1本運行されています。
通常の運賃は大鰐まで大人片道440円
券売機をみるとどこまで乗車しても100円。
なんと土日祝日は大人100円で乗れるのです。といってもここも津軽フリーパスエリアなのでチケットを見せるだけでOK。恐るべし津軽フリー切符!
電車はすでに到着していますが・・・
ホームに立ち入れるのは発車時間の5分前なのです。
13時30分発の電車に乗ります。
どこかで見た懐かしい車両
「7033」7000系車両
実は初代東急7000系のステンレス車両で1962年から64年に製造され1988年に譲渡された車両です。
天井に緊急時避難梯子が設置されていました。
自転車をそのまま乗せて移動出来るサイクルトレイン仕様
天井にはLED電球が張り巡らされていました。
車両のつり革。緑色の葉付きのリンゴをイメージされています。流石リンゴ王国青森!と思いましたが反対側を見ると・・・
えっ?
「渋谷109」の広告。そのまま使用されていました。
一面銀世界の中にリンゴ畑
「古津軽のりんご畑鉄道」ラッピング電車
「医療法人 白鷗会」ヘッドマーク車両
奥羽本線の線路と交差
34分の乗車で終点大鰐駅に到着
ホームに停車中のラッセル車
跨線橋を渡りJR奥羽本線大鰐温泉駅へ
改札を出る必要はないのですが外の様子を見ようと一旦改札を出ます.
冬の津軽旅レポートつづく・・・ -
JR五所川原駅から弘前駅に向かいます。
次に来る列車は「快速リゾートしらかみ1号」青森行き
特急券は要りませんが全席指定列車ゆえ指定席券を購入。乗車券は前日からの津軽フリーパスを利用。
38分間リゾート列車を味わいます。
「快速リゾートしらかみ」は3種類の車両がありますが、やってきたのは「橅(ブナ)」編成
HB-E300系ディーゼルハイブリッドシステム車両。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターが使われている車両です。
東北の夏祭りをイメージしたという暖色系のデザインシート
足元は広々!
車内は木材が多用されています
秋田産の杉や青森ヒバなど沿線の木材が使われているそう
大きな窓で車窓からの眺めも良好
リゾート列車らしい造り
車内には記念スタンプが置かれていました
乗車から25分で川部駅に到着。ここは五能線の終点駅でここからスイッチバックで方向転換し奥羽本線に入ります。
列車のドア上部に書かれた路線駅名表示
この列車は秋田を午前8時19分に出発
岩館、深浦、五所川原を経て
青森に13時29分着となります。
あっという間に弘前駅に到着。
もう少し乗っていたい気分にさせる乗り心地の良い列車でした。
「リゾートしらかみ」の「青池」編成、「くまげら」編成の車両にも乗ってみたくなりました。
そういえば乗車した五所川原駅の改札口にはこんなお知らせが出ていました。次の日のダイヤは乱れたのでしょうか。
このあとは弘南電車大鰐線に乗りに行きます。
冬の津軽旅レポートつづく・・・ -
今回は車窓から撮った動画を3本紹介します。
①雪の津軽平野真っ直ぐのびる線路
単線の津軽鉄道で列車がすれ違うことが出来る唯一の金木駅にて
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金木町内を散策後は五所川原に戻るため駅へ。
時刻表を見ると列車入線までには時間がありました。
津軽鉄道本社ビルの1階にコミュニティカフェ「でる・そーれ」へ。
小腹が空いたのでここの名物料理「津鉄汁」といなり寿司を注文。出てきた器は津軽金山焼だそう。
「津鉄汁」とは青森の地鶏シャモロックを使った醤油味の汁に、西北地域特産の長芋を使用したすいとんを浮かべた料理とのこと。他に具材として五所川原市産の人参、平川市産の舞茸、つがる市産のごぼう、五所川原市金木産青森シャモロックが入っています。トッピングには五所川原市産の白髪ネギも。すべてが津軽産食材で作られているのです。身体の温まる優しい味でした。
いなり寿司は酢飯がピンク色していました。
そして良いなぁと思ったのが箸入れ。「はしぃれメロス」とは!自分の仲間が居るようで嬉しくなりました。
駅の待合室には天然木青森ヒバのこんなベンチがありました。樹齢約350年の木材が使われています。
テレビは未だブラウン管。でもしっかり映っていました。
津軽鉄道ではレールオーナー募集中。支援者を募っています。
しばらくして津軽中里行きの列車が到着
そして津軽五所川原行きの列車も到着
ここで例の駅員と機関士とのタブレット交換を目撃出来ました。
車内上部にはLED電球が取り付けられていました。
夜のライトアップ用でしょうがバッテリーは窓に置かれた単3電池でした。手作り感満載!
そういえば青森には三上姓が多いのです。
残念ながら青森には親戚は居ませんが・・・
このあとは五所川原から弘前に向かい弘南鉄道に乗ります。
冬の津軽旅レポートつづく・・・