先日番組リスナーの方から「須磨水族園の東側に但馬牛の像があった。普段良く通る場所だがこれまでは気づかなかった。なんでこんなところに?」とお便りが寄せられました。そこで私も行って来ました。
ありましたよ!海浜公園第1駐車場の入口近くに!
須磨海浜水族園周辺は工事が行われていて、牛の近くに重機が停まっていました。
建立者は毎日新聞社で、兵庫県と神戸市が賛助と記されていました。
像の両横には第33代兵庫県知事の阪本勝名の石碑と
第12代神戸市長原口忠次郎名の石碑がありました。
なぜ海に近いこの地にこの像があるのかですが・・・
資料によれば、国際的に有名な神戸肉を知ってもらおうと関係者が丑年である昭和36年(1961年)に神戸市に寄贈し、須磨海浜水族園の前身である須磨水族館前に設置されたとのこと。廃藩置県が行われたあと神戸市政が実施された明治22年(1889年)も丑年で都会では牛の姿が見られなくなったことから、子どもたちが訪れ親しめる当時の水族館近くに設置されたようです。その当時は現在の位置より西に設置されていたようで、昭和62年(1987年)に須磨海浜水族園のオープンにあたり移設されたのではと推測されます。
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