津軽鉄道ストーブ列車に乗って終着の津軽中里駅へ到着。

私鉄では本州最北の駅。ということは私鉄では日本最北の駅です。

住所は北津軽郡中泊町。地図でいうと津軽半島のほぼ中央。ここから北西へ行くとシジミでおなじみの十三湖があります。

立派な駅舎です。

津軽五所川原への折り返しの待ち時間が少しあるので構内を散策。「駅ナカにぎわい空間」なるイベントスペースがありました。

津軽ゆかりの太宰治のねぷた

七段飾りのひな人形

津軽鉄道イメージキャラクター「つてっちー」。津軽鉄道の写真も多数展示されていました。

ここには「津軽伝統 金多豆蔵人形劇場(つがるでんとう きんたまめじょにんぎょうげきじょう)」があるのです。

なんでも金多豆蔵の名前には、人は豆々しく健康で働けば、お金が多く入り蔵が建つという意味が込められているのだそう。全編津軽弁の人形芝居、次回訪れた際に見てみたいものです。
そしてミニSL「D51 892」が展示されていました。津軽鉄道の澤田社長所有のもので借用して展示されているとのこと。かつては本物と同様にイベントなどで走っていたそうですが、現在は整備が行き届かず動かすことが出来ないようです。本物の「D51 892」は現役時代には弘前機関区や東能代機関区などで活躍。現在は弘前市内の城北公園交通広場に展示されています(公園は冬場はお休みで4月1日オープン)

子供たちも鉄道に親しみをもってもらおうとプラレールもありました。

車庫

レールやストラクチャーも

津軽中里駅には転車台がありました!

雪に埋もれて見逃すところでした。歴史的価値のある鉄道遺産を残そうと6年前にクラウドファンディングで資金を募り修理費用を捻出し保存されることになったそうです。全長20.7kmの津軽鉄道の収益は通学利用と観光利用の2本柱。人口減少や少子高齢化、車の普及で厳しい経営を強いられている中、ここにきてようやく海外からの観光客も再び訪れるようになったそうです。

ざっと1時間に1本運行されるダイヤ

15時54分発の津軽五所川原行きに乗車しますが復路は先頭の普通車。金木から先は津軽フリーパスが使えるので金木までの切符を購入し乗り込みます。

次回は復路の車窓からの様子などを掲載します。
津軽旅レポートつづく・・・
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