大阪府貝塚市にある水間寺(みずまでら)へお詣りしてきました。
水間鉄道の水間観音駅から街道沿いに歩きます。
距離にして500mほどのところにあります。
三重塔が目印
天台宗の別格本山のお寺です
厄除け、交通安全祈願などで多くの人が訪れる「みずまの観音さん」として親しまれています。この日も車の納車にあたりお祓いを受ける人が訪れていました。
河内国(現在の大阪府堺市)に生まれた僧の行基によって創建されたお寺といわれています。
境内には本堂や三重塔をはじめ15の仏閣があります。
二重屋根のどっしりとした本堂。創建後焼き討ちや火災に遭い、現在の本堂は文政10年(1827年)に再建されたもの。ご本尊である一寸八分(約5.5cm)の聖観世音菩薩が安置されているそう。
その隣にそびえる三重塔。天保5年(1834年)に再建されたもの。
本堂奥の遊歩道を進んだところに「聖観世音出現の滝」があります。
降臨の滝観音堂
奈良時代の中頃、行基菩薩が病に伏せっていた聖武天皇の勅命により仏様を求めて水間の地を訪れた際、16人の童子が現われてこの谷間に導かれたそう。その時に白髪の仙人が現われ一体の仏様を手渡しました。それが一寸ハ分の聖観世音菩薩で、天皇に捧げたところ病が全快したことから、この地にお祀りするよう勅命が下り水間寺が創建されたということです。
降臨の滝
鐘楼
水間寺水間寺愛染堂。恋愛成就の「お夏清十郎伝説」が伝わっていることから「良縁・縁結び」の御利益があるといわれ、恋人の聖地にもなっています。
行基を降臨の滝まで導いた「十六童子」にちなんで、水間鉄道清児(せちご)駅から水間鉄道境内までの厄除け街道に焼物の「十六童子・脇導師」が一対で置かれています(写真は酒泉童子) 探しながら歩くのも楽しいでしょう。
そういえば栗の木には沢山の実がなっていました。
しかしこの日は暑かったぁ・・・
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