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三上公也の朝は恋人

  • 2025年7月31日(木) 03時03分 温泉

    有馬玩具博物館で「有馬人形筆」の工作体験してきました!

    兵庫県では現在、兵庫県そのものをパビリオンにみたてた「ひょうごフィールドパビリオン」が展開されています。神戸エリアでは40を超えるプログラムが登録されていますが、私三上も公認レポーターとしてプログラムを体験してきました!

    今回紹介するのは『
    見て触れて、作って遊べる有馬玩具博物館』です。館内で筆のお尻から豆粒サイズの人形がひょこっと現れる「有馬人形筆」の工作体験をしてきました。

    「有馬人形筆」は筆先を下に向けると小さな人形がひょこっと飛び出すからくり筆です。室町時代に誕生し450年以上もの歴史があるんですよ。子宝授与や安産の縁起物として有馬の名産・おみやげ品となっていますが、現在作っているのは江戸時代から続く老舗・灰吹屋西田筆店だけなのです。西田健一郎さんに直接製作指導いただきました。工作体験では人形の絵付けとからくり部分の仕組みを西田さんに教えてもらいながら作っていきます。

    最初の工程はポン菓子大の人形の絵付けです。何を描こうか迷いましたが、
    見本の人形を見て「フクロウかわいいな~真似しよう!」と絵付け開始!

    真剣モードながら出来上がったのはこれ(絵はフクロウながら描くのはクロウしました)

    後ろ姿は・・・

    人形の絵付けが終わったら針金に紐を括り付けて筆の中へ収めていきます。紐には重りが付いていて上下に動かすことで重りが移動し人形が飛び出す仕組みです。紐の長さや括り付ける箇所がとてもシビアで「これはむずかしい・・・」と四苦八苦していると西田さんが手助けしてくださいました。

    絵付けと仕掛けの工作で奮闘すること1時間。フクロウ絵(一応)の人形がかわいく飛び出る有馬筆が完成!
    「いい感じですね~。ぜひ使ってください」と西田さん。こうした伝統工芸品は是非守り続けて欲しいものです。

    ご紹介したレポートは「こうべフィールドパビリオン」のホームページに写真入りで公開されていますのでそちらもご覧ください。
    有馬筆づくり体験の後は約4000点の玩具が集まる展示を見学。有馬玩具博物館内の各フロアの様子についてもお伝えしています!
    有馬玩具博物館体験レポートはこちら