９時台はゲスト。
今日は、宍粟市の福元晶三市長にお越しいただきました。

宍粟市は、兵庫県の中で２番目に広い面積を有するまちで、琵琶湖と同じくらいの面積を誇ります。
そのおよそ９割が森林で、その森が宍粟市の水資源や農業の発展を支えてきました。
市には、その自然を活用した「森林セラピー」が３箇所あり、リフレッシュを求めて多くの方が訪れます。

日々のニュースで全国のクマ目撃情報などを見聞きしますが、自然豊かな宍粟市では、意外にも今年のクマの目撃情報は、例年の半分以下だといいます。ドングリなどの山の餌が豊富だったからではないかとも考えられるそうですが、もともと山や森林が多いので、県と連携しながら安全対策を継続しているということです。

人口減少や若者流出の問題がある一方で、林業事業者が県内でも多い地域なので、その担い手不足の解消ために、林業関連の専修学校である兵庫県立森林大学校と連携して後継者を育成。また現場では機械化やデジタル化などを進め、時代に即した働きやすい環境整備を整えていく事が必要だといいます。

その宍粟市では、来年の2月15日まで「しそう発酵フェア」を開催。「日本酒発祥の地」として発酵文化を大切にするイベントで、市内の飲食店が開発した酒粕ケーキなどの発酵食メニューを各店舗で提供し、発酵食の魅力を発信しています。

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