2018年5月2日(水) 03時39分
阪神淡路大震災の「生き証人」車両
おや?と思う阪神電車の車両。手前の「8123」と後ろの「8102」は良く見ると窓枠が違います。横から見ると車両の高さや屋根のエアコン室外機の形状も異なります。室内の吹き出し口の形状も違います。
8102は出っぱりのある形状。
先頭車両の顔も違います。大阪方面の先頭車両は
神戸方面の先頭は実は前3両と後3両は元々別のものでした。石屋川車庫で被災した数多くの車両の中で廃車されたものも多かったのですが、助かった車両は別の編成を寄せ集めて新たに組み直されました。組み換え、車番変更、そして新しく造られた車両を繋げて一つの編成にされたものなのです。震災の名残りがこんなところにもあるのですね。
- 神戸駅のゼロキロポスト
- 阪神淡路大震災の「生き証人」車両
- 阪急「スヌーピー&フレンズ号」