大阪国際空港ターミナル改修プロジェクト
おととしの2月から行われている大阪国際空港ターミナルの改修工事。50年ぶりの大改修です。
グランドオープンは2020年夏で、工事期間でいえばちょうど折り返しの頃ですが、今年の4月18日にターミナルビルの中央エリアが先行オープンします。先日工事現場を見学させてもらいました。
中央エリアの大きな改修ポイントは到着ロビー。
出発ロビーはこれまで通りターミナルの北と南に分かれていますが、到着ロビーは中央エリアの2階に集約されます。
到着口完成予想図(関西エアポート提供)
到着して荷物を受け取って通路をまっすぐ進むとモノレールの駅。下に降りればバスターミナルとアクセスが良くなります。
到着ロビーの下の1階部分はこんな感じ。
旅客機から降ろされたカバンなどはここからベルトコンベアで2階に運ばれます。
ターミナルビルの東側の道路も整備が進みます。
送迎用車両のレーンが設けられたり、約700台収容の駐車場なども整備されます。
東側から見たターミナルビル中央エリア。
これまでとは違う新たな顔を見せそうです。
また、屋上にある展望デッキはこれまでに比べて1.5倍に拡大されます(関西エアポート提供)
店舗も30ほどが全面改修。航空機を利用しなくても空港内で食事やお店めぐりが楽しめそうです。
そして世界初、空港初のワイン醸造所を併設するワインバルも登場しますよ!
快適性とワクワク感が高まりそうですが、今しばらくは南北ターミナルを結ぶ通路や展望台には入れませんのでご注意ください。
ターミナルビルの中央エリアは4月18日に先行オープンしますが、その後も工事は続き、最新の保安検査システムやビル内の「スマートレーン(動く通路)」などが整備されます。