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三上公也の朝は恋人

  • 2018年3月26日(月) 03時16分 鉄道

    JR三江線の旅①

    先週木曜日の番組終わりで新神戸駅へ。目指すはJR江津駅です。そう、今月末で廃止になる島根県と広島県を結ぶJR三江線に乗るためです。10:42発の山陽新幹線「こだま」に乗り岡山へ。そこから伯備線特急「やくも」で出雲市駅へ。さらに山陰線特急「スーパーおき」に乗り換えて16:18江津に到着。

    16:33発の三次行に乗ってきょうは石見川本まで乗ります。一番の心配はダイヤの乱れ。予定の列車に乗り遅れると次は2時間半後!何せ1日5往復しか走っていませんから。

    廃線まで10日を切り相当な混雑が予想されると覚悟を決めていましたが意外や意外!ガラガラでした。 
    キハ120-312の前で記念撮影

    三江線はその名の通り広島県の「三次(みよし)駅」と島根県の「江津(ごうつ)駅」を結ぶ108.1㌔のJR西日本の鉄路です。場所によっては時速70㌔以上で走りますが、平均時速は35㌔ほど。特に江津から石見川本あたりまでは江の川と山に挟まれた線路を走るのでゆっくりしたスピード運行です。
     
    車窓からの風景に癒されます。

    左手に江の川。過去何度となく災害をもたらした河川ですが、穏やかにゆったりと流れる様は圧巻です。

    山間部に差し掛かると数々のトンネルをくぐります。よくもまあこんな場所に鉄道を敷いたものだと感心します。
    トンネルに入るたびに上から水があたり窓をワイパーで拭っています。

    ワンマン運転ゆえホームにはミラーが備え付けられています。

    この時間帯は2両編成での運行でした。

    全線乗ると3時間以上かかるゆえ車内にはトイレも付いていますしゴミ箱も用意されています。

    江津川平郵便局の局員の方が手を振ってくださいました!

    そして川戸駅では沿線住民の人たちが横断幕や旗をもって歓迎してくださいました。

    「感謝」の文字が書かれた大きな自作旗を掲げる人も!

    そしてきょうの目的地の石見川本駅に到着。

    この駅にも横断幕がありました。

    石見川本駅は上り下りの2つのホームがあり、列車が相互にすれ違える駅で待ち合わせの時間が取られています。

    ホームの待合室

    改札口や駅員の詰所もある駅です。

    改札を出たところには観光に訪れた人たちが書き込める「旅の思い出ノート」が置かれていました。

    川本町は実は父の里なのです。父は旧制中学時代、三江線に乗って3年間浜田まで通っていたそうです。私も生まれた場所は母方の飯南町ですが、出生届けが出されたのはここ川本町。親戚もいて子供の頃から何度か訪れているふるさと的な場所でもあるのです。川本町観光協会のメンバーで三江線を存続させようと活動をされてきた高見恭二さんも出迎えて下さいました^_^;

    ポスターも掲示されていました。

    夜には駅舎がライトアップされています。

    この日の泊まりは駅近くの「みかみ旅館」。親戚ではありません^_^;

    続く・・・