毎月第3、第4火曜日には「はかるたいせつ」コーナーとして、商品検査センターの取組みや「はかるたいせつプロジェクト」の内容についてお伝えしています。
今回は、コープこうべ商品検査センター 井川正光さんにお越しいただき、秋号を発行した「くろまと」から加工食品のアレルギー表示について伺いました!
最近、ニュース等でもよく食物アレルギーの症状を起こす人が増えている、などあります。
食品安全の話をするときは「100%安全な食べ物はない」というお話をしますが、特に食物アレルギーを持つ方の場合、ある特定の食べものに対してカラダの免疫反応が過敏に反応してしまい、じんましんや下痢嘔吐、腹痛などの消化器症状が起こってしまいます。
そのため、そば、たまご、乳(にゅう)、小麦、落花生、えび、そば、かにの7品目は、特定原材料として加工食品に表示することが義務付けられています。
また、これらの7品目以外にも表示が推奨されているものが、この9月に追加されたアーモンドを含めて21品目あります。
ただ、加工食品への表示は進んでいますが、外食や対面販売においては表示義務はありません。
お店ごとに自主的な表示の取り組みをしているわけですが、レストランに食べにいった際や対面式で購入するときには、お店の人に確認する等の注意が必要になっています。
まずは食品への表示のルールを、アレルギーを持つ人もアレルギーを持たない人も、互いにしっかりと知ることが大切です。
やはりルールというのは「なぜそのルールがあるのか?」など、理由も含めて知ることができるといいのですがなかなかわかりづらいため、食物アレルギーについて少しでも知るきっかけになればと思います。
放送の模様は動画でもご覧いただけます!
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