2020年1月14日(火) 03時35分
さよなら「もみじ号・こぶし号」
六甲山頂駅と有馬温泉駅を往復する六甲有馬ロープウェーの二代目ゴンドラ「もみじ号・こぶし号」が27年間の運行を終えきのう現役引退をしました。
有馬温泉口駅で17時10分、乗務員の中澤祐樹さんに職員から花束が渡されラストランとなる二代目もみじ号を見送りました。
そして17時22分の最終便こぶし号の到着時には和やかに出迎えセレモニーが行われました。
宮﨑眞温(まさはる)駅長が挨拶。
思い出多き「こぶし号」に花束を手向けました。
入口の床に置かれた花束
尚、きょう14日(火)から3月19日(木)の間はゴンドラ入れ替えに伴い運休となりますが、その間には有馬温泉駅の内装工事も行われます。
因みにこれまで強風や乗客の少ない時などにバランスを取るために積まれていた重り(インゴット)は新しいゴンドラでは不要になるとのこと。
これらも役目を終えました。
新しいゴンドラとは陰の形も変わります。
そして新しいゴンドラはスイスCWA社製で、これまでの四角いコンテナ型からやや丸みを帯びたボストンバッグ型になります。特徴はガラス面が大きく自然を雄大に体感できるほか、谷側に日本初となる一段低い展望シートを設置して臨場感をアップ。さらに扉の開口部が現行よりも44cm広く車椅子などの出入りが容易になるそうで3月20日(金・祝)に運行開始予定です。
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