今回は、神戸常盤大学教授 柳本有二さんをゲストにお迎えし、認知症予防として運動の必要性について伺いました。
今、日本で認知症に関連した患者さんは、日本の人口の1割近くになっています。
柳本さんは先日、高大連携授業で兵庫県立神戸鈴蘭台高校の2年生に認知症の授業をされました。なぜ高校生にと言われそうですが、彼らが40歳頃にはおそらく7人に1人が認知症の時代が来ると思います。つまり彼らにとって、認知症の方の介護問題は切実なのです。だから高校生の時から、認知症関連について意識しておくことが大事なのです。
とはいえ認知症を予防することも大切で、様々な研究で適度な運動が大切ということがわかってきました。
木陰でも構いませんので外に出て20分程度のウォーキングなどの軽い運動から始めることが望ましいです。
さらに、認知症予防には片足立ちと最大下一歩幅のトレーニングを推薦します。
片足立ちは、椅子やテーブルに手を添えて、朝・昼・晩と約1分ずつ行ってください。骨を丈夫にし、バランス能力も高まります。
最大下一歩幅は、どちらかの足が元へ戻れる程度に前へ伸ばします。一日数回すれば、股関節の柔軟と筋力の保持に役立ちます。
これらは、柳本さんが西宮スポーツセンターとの研究で証明されています。
また、歩幅が狭くなってきたり、歩く速度が遅くなるとと認知症になりやすいと言われています。
できるだけ歩幅を広げて早く歩いてください。最初は電信柱一本分を。調子のいい時は、二本分を歩幅を広げて早く歩いて見ましょう。脳が活性化されます。
今、コープこうべでは、ビジョン“ターゲット2030”づくりを進めています。
未来へのメッセージ募集企画がスタートし、ご自身の「こうありたい」、これから生まれてくる未来の子供たちのために「こうありたい」、その中でも健康についてもさまざまな言葉が寄せられています。
未来へのメッセージ募集企画は、コープこうべの店舗、ポスターなどで応募方法をご紹介しております。
また、特設サイトにもアクセスいただき、ぜひご応募ください。
コープこうべ100周年記念サイト
放送の模様は動画でもご覧いただけます!
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