2020年9月5日(土) 04時02分
神戸で建造中の世界初!液化水素運搬船
川崎重工業神戸工場で建造が進む「液化水素運搬船」。
船名は「すいそ ふろんてぃあ」。全長116m、総トン数8000トンの世界初の液化水素運搬船で、零下253℃に冷却し体積が気体の800分の1となった液化水素を安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発されました。
神戸が母港で、日本の船らしくひらがなで表記されています。
去年12月に進水式が行われ、その後播磨工場で製造された真空断熱二重殻構造の液化水素貯蔵タンクが搭載されました。水素は使用する際に二酸化炭素(CO₂)を出さないため、地球温暖化防止のカギを握る次世代エネルギーとして期待されています。
救命ボートは船尾に
この秋にも竣工予定で、今年度中にオーストラリアで製造された液化水素を日本に輸送する技術実証試験に投入されます。
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