今回のツアーでは日本三古湯の一つである道後温泉に宿泊。翌朝泉源からくみ上げた湯を集めて施設に配湯するための施設である分湯場を見学しました。全部で4ヶ所ありますが、ここは近年リニューアルされた第4分湯場。
源泉は1号から29号まであり、このうち利用可能な18本から湯をくみ上げ、本館をはじめ椿の湯、別館飛鳥乃湯泉、そして旅館やホテルに配られています。第4分湯場の前には泉源のマンホールもありました。
8号泉源
25号泉源
第4分湯場には6号、8号、9号、25号、26号・28号の6つの泉源からくみ上げられた湯が集められています。
この日は5本ある管のうち9号源泉は止められていました。その日に必要な湯量をコントロールしながら集められています。
泉源の深さも違えば温度も湯量も違うのです。
こうした源泉を集めて最初に分湯場が出来たのが昭和31年(1956年)。私と同い年でした。
地図を片手に分湯場巡りも出来ます。
そして手湯も楽しめます。
手をかざすと温かい湯が出る仕掛け。
なお道後温泉の湯の管理は松山市の担当職員によって管理されています。その日の気温や利用予測人数に応じて湯温や湯量を常に調整して配湯されているそうで、担当者は午前6時の開業時に適切な温度になるよう毎日午前3時には勤務に就いているそうです。
分湯場の前の足元には道後温泉の伝説に基づくシンボルである白鷺の足跡が付いていました。
そして道後温泉前広場には手塚治虫作品の「火の鳥」デザインのマンホール蓋も!
汚水マンホール蓋には市の花である「椿」が描かれています。
松山市の松と山が図案化された市章入りの消火栓蓋
道後温泉レポートまだ続きます(^^)
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