豊後森機関庫公園を出発し車で約30分ほどで「道の駅 ゆふいん」に到着。
トイレ休憩と「道の駅きっぷ」購入のため立ち寄りました。
なんと「道の駅ゆふいん」の記念切符は発売開始からこんなにもデザイン変更されているのです。
最新版の今の裏デザインはこちら
そして午後3時前に出発。程なくして車窓から蒸気機関車が見えました!
置かれていたのは「D51 1032」でかなり傷んだ状態でした。場所は湯布院の「岩下コレクション」という場所の敷地内。ここに来る前は湯布院中央児童公園に永年置かれていたもので、維持管理が難しく解体されるという話もあった中で無償譲渡されたそう。これから補修されるのでしょうか。調べてみると「岩下コレクション」は世界のバイクやクラシックカーをはじめ、昭和レトロな品が数多く展示されている私設のミュージアム。次に訪れた際には立ち寄りたいスポットです。
岩下コレクションの公式サイトはこちら
程なくしてJR九州久大本線(きゅうだいほんせん)の由布院駅に到着
大分出身の建築家である磯崎新(いそざきあらた)さんが設計を手掛けた駅舎。
駅前の様子。ひなびた温泉地をイメージしていましたがなんとも洒落た街並に。
湯に浸かる時間はなくせめて手湯だけでも・・・
今月20日に大雨による被害から復旧し全線運転再開した久大本線ですが、訪れたこの日(8日)はまだ復旧しておらず特急列車などを見かけることは出来ませんでした。
それでも多くの外国人客しかも若い人たちを見かけました。
午後3時半に出発。久大本線南由布駅構内の下依(しもより)踏切を渡り湯平駅へ向かいます。
九大本線湯平(ゆのひら)駅舎。湯平温泉の玄関口となる駅です。
大正12年(1923年)に開業した駅ゆえ今年ちょうど100周年になります。
2番ホームの待合所
反対側1番ホームの待合所は建物型になっています。
「寅さん思い出の待合所」の看板がありました。
そう、この駅は渥美清さん主演の男はつらいよシリーズ第30作「花も嵐も寅次郎」のロケに使われた場所なのです。
待合所内には当時の撮影風景写真がいっぱい!
40年前に寅さんはここを訪れていたのですね。撮影に使われたベンチも置かれていました。
「ゆふ高原線」の愛称もある九大本線ですが、近年は利用客もかなり減っているようで駅にバスは通っておらず、移動の際はタクシー予約が必要です。大分までは小一時間。次は列車に揺られてみたいものです。
駅前に俳人である種田山頭火の句碑がありました。昭和5年に山頭火は湯平温泉を訪れ2泊したそう。山頭火の「行乞記」によれば大変気に入った場所だったようです。
午後4時、船の乗船時間まであと2時間半。このあとは別府へ向かいます。
大分弾丸フェリー旅レポートつづく・・・
- 「朝は恋人」番組情報
- 大分弾丸フェリー旅レポート⑦~「道の駅ゆふいん」を経由して「JR湯平駅」へ
- 大分弾丸フェリー旅レポート⑧~別府・竹瓦温泉そして鶏料理人気店「まんとく」へ