商船三井クルーズが今年運航を始めた客船「三井オーシャンフジ」が先日神戸に初めてやってきました。
総トン数は3万2477㌧、全長198.15メートル、乗客定員458人、全客室28㎡以上ベランダ付きのスイートクラスキャビンを基本とするラグジュアリークラスのクルーズ船の客船です
この船は元はシーボーンクルーズラインの「シーボーン・オデッセイ」で去年商船三井クルーズが購入し引き渡しを受けていました。
船尾には「NASSAU(ナッソー)」との表記。船籍はバハマです
初入港に際しては神戸市や神戸観光局関係者が船長らに花束や記念品を贈呈。和やかなセレモニーが行われました
船名「三井オーシャンフジ」の名称の由来の1つになったのがかつて商船三井が所有していた客船「ふじ丸」。この船は三菱重工業神戸造船所で建造された船で当時日本を代表する富士山や藤の花から命名されたそう。船内にはその「ふじ丸」の模型が飾られています
ふじ丸と神戸の思い出といえば「大学洋上セミナー」で学生らを乗せたクルーズがありました
また2013年5月に神戸港上空で行われたブライトリングジェットチームによるアクロバット飛行の見学船にもなっていました
三井オーシャンフジの船内には木がふんだんに使われ通路も広く落ち着いた雰囲気があります。高級ホテルのよう!
この日すぐにツアー客の乗船が始まるとのことで客室内を見ることが出来ませんでしたが、全客室がスイート仕様でオーシャンビュースイート26室以外はすべてベランダ付きです
各客室のドア前にはこんなクリスマス飾りもありました
屋上デッキから階下へ続くらせん階段
プールやジャグジー、フィットネスジム、スパ&ウェルネスなど船内設備も充実
「プールサイドレストラン&バー湖畔」は事前予約なく利用できます。代金はクルーズ代込みとのこと
昼夜様々なイベントやショーが行われる「オーシャンステージ」
メインダイニング「ザ・レストラン富士」
そしてブリッジも見学!
蘭の花があり、その向こうに神戸大橋が見えました
神戸ゆかりの「ふじ丸」の後継となる「三井オーシャンフジ」ですが、客船「にっぽん丸」とともにちょくちょく神戸に訪れて欲しいものです
19日(木)に出港した神戸発着のクルーズは韓国の釜山と愛媛県の松山を経由し神戸港に戻る4泊5日の船旅で、今日23日(月)午前7時に帰港します。
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