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三上公也の朝は恋人

  • 2025年8月21日(木) 03時02分 カメラ

    さいはての離島旅・利尻・礼文へ⑦~礼文島・桃岩展望台トレッキング

    礼文島旅の午後は人気のトレイルコース「桃岩展望台コース」を歩きました。桃岩登山口から丘陵の尾根を歩く全長5.7kmのコースです

    東の香深地区と西の元地地区を結ぶ桃岩トンネルですが、新しいトンネルが開通したことで旧桃岩トンネルは完全にふさがれていました

    ここから桃岩展望台を目指します

    礼文島ならではの手つかずの大自然や独自の地形を見ながらのトレッキング

    北海道でもクマは生息していないので安心して歩けますが、風が強いので雨でも傘はさせません。雨具が必要な場合は上下セパレートタイプのカッパが要ります

    背の高いのは「エゾニュウ」

    草原でも草の無い斜面がありました。なんでも草をも生えさせないほど強い西風が吹くため風の通り道になる斜面はこのようになるのだそう

    登山口からほどなくして桃岩レンジャーハウス(監視員駐在所)へ。その奥にトイレがあります

    桃岩展望台にトイレは無いのでここで済ませます


    トレッキングの基本は長袖・長ズボン、帽子(陽射しが強い)、あれば手袋、雨具は上下分かれたカッパを着用のこと。風が強いので傘は使用禁止です。足元は履きなれたスニーカーでOK。あとは飲み物、汗拭きタオルは必携です

    レンジャーハウス前には駐車場があり、レンタカーだとここまで車で乗り入れ可能。洒落たバイクのナンバープレートを見かけました(写真加工してあります)

    「花の浮島」といわれる礼文島、あちこちに高山植物が咲いていました。礼文島の標高100mは本土の2,400mクラスの山と同等の高山植物に出会えるそう。もちろん空気が薄かったり気圧が低かったりということはありません(笑)

    桃岩展望台に到着

    目の前に桃岩が臨めます。昔は地元の子供たちも遠足で上っていたそうですが、現在は調査目的以外の立ち入りは出来ません

    この辺りは高山植物が咲き誇る場所とのこと

    正面に見えるのが猫岩。海の上に猫が背を丸めて座っているように見えることから猫岩と呼ばれています

    利尻島を望むスポットも

    左側奥に見える尖った山が礼文岳(標高490m)

    晴れていたら最高の眺めなのでしょう

    眼下に見える香深の港

    礼文島にはトドマツが場所によって背丈を変えて生息。エゾマツは殆ど無いそう。わずかな距離でも利尻島とは生態系が違うようです

    山の上には通信アンテナが立ち並んでいました

    東は笹の原っぱ、西は花が咲く斜面と、島の東と西では生態系ががらりと違うのが礼文島の特徴。冬場は風速22mの風に煽られ土の面が露出しています。草木も生えない強い風が吹くのです


    この登山道を歩いてきました

    午後は雨予報で時折小雨の降るときがありましたが大雨になることはありませんでした。下山時には青空もうっすら見え天気は回復傾向に。

    坂道を降りてきました

    ここから見ると桃のように見えました

    道すがら見かけた山野草を!
    「シオヤマギク」

    「チシマフウロ」

    「ウメバチソウ」

    ヨーロッパのエーデルワイスの仲間といわれる「レブンウスユキソウ」。見頃は過ぎてしまっていました(残念)

    「ツリガネニンジン(青)とクサレダマ(黄)」

    「ツリガネニンジン」

    「クサレダマ」

    「イブキトラノオ」

    「ハナイカリ」

    「キタノコギリソウ」

    「ヤマハハコ」

    多肉植物の「レブンイワレンゲ」

    心地よい汗をかきつつさいはての島の自然を満喫出来ました!

    利尻・礼文旅レポートつづく・・・