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三上公也の朝は恋人

  • 2025年9月2日(火) 03時02分 カメラ

    鳥取日帰り旅②~鳥取砂丘・砂の美術館へ

    鳥取砂丘には「砂で世界旅行」をコンセプトに毎年テーマを替えて展覧会を開催している「砂の美術館」があります

    2006年に開館した施設です。

    16回目を迎える今年の旅先は「日本」。大阪・関西万博が開催されることからテーマに選ばれたそうです

    管内には多くの砂像が展示されています

    「日本神話 国生み・神生み」~素戔嗚尊(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治!

    「奈良時代 鎮護国家」~東大寺の大仏さんが金属の如く砂で造られています。まさに「仏の顔もsandまで」

    「南蛮貿易 キリスト教と鉄砲の伝来」~1549年に宣教師フランシスコ・ザビエルが貿易船で鹿児島に上陸。南蛮貿易が行われました

    十円玉のデザインでもおなじみの「平等院鳳凰堂」

    「戦国時代」~本能寺の変で焼ける本能寺、が描かれています。織田信長に切りかかろうとする明智光秀(左)や睨みつける柴田勝家(右)が表現されています

    「黒船来航と開国」~浦賀沖にペリーが来航した様子をリアルに造形

    「招き猫」もいました。日本のポップアートです!

    作品はすべて砂と水だけで造られ、のりなどの凝固剤は一切使われていません。展示期間が終わると作品を崩し、その同じ砂を使って新たな作品が造られるそうです

    「日本の風景・世界遺産」~富士山に姫路城、清水寺が幅20mのパノラマ砂像に!

    このほか館内には18の砂像が展示されています。いずれもこれが本当に砂だけで造られているのかと思うほどの繊細さです。世界で活躍する砂のプロフェッショナルといわれる12ヶ国20人の砂像彫刻家によって作品が造られているそうですよ。
    また屋外の展望広場にも作品展示がありました。
    「日本の伝統芸能 能楽」~演目「羽衣」の場面。舞台上の細かい造形部分もすべて砂だけで表現されています

    そしてもう一つこんな作品がありました
    「日本の妖怪」~8月31日まで鳥取県立美術館で開催されていた「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に合わせ連携して制作された作品。

    展望広場からは砂丘も見えました

    土曜・日曜・祝日にはミニ砂像体験も出来るようですよ!

    こんな作品に仕上がるようです(持ち帰りは出来ません)

    第16期展示「砂で世界旅行・日本」の会期は2026年1月4日まで
    ※開催期間中は年末年始含めて無休
    営業時間は午前9時00分~午後6時00分(最終入館午後5時30分)
    入館料:個人800円 小・中・高校生400円)いずれも税込み
        小学生未満は無料
    詳しくは砂の美術館の公式サイトをご覧下さい