新国立競技場
このほど完成した新国立競技場(六本木ヒルズ森タワーから)
周囲をぐるりと歩いてきました。
日本建築の特徴を活かして気候・風土や景観と調和した「和」のスタジアム設計だそう。
例えば深い軒庇がつくりだす縁側のような空間。そして季節の風向きに合わせた大庇。夏の季節風を観客席に取り込むために「風の大庇」の格子の間隔を密にして風を捉える構造の北東・南西側(写真上)一方、北側と西側は冬季の北風を受け流すために格子の間隔を広げています(写真下)
その中間の南東側の格子。軒・庇には全国47都道府県の木材が使われています。
いろんなところに伝統技術が織り込まれているのですね。
競技場周辺の整備も進められていて道路舗装工事も行われていました。
昼間の路面温度を抑える塗装が施されたやや白っぽい道路
地下鉄ではエレベータの新設工事なども行われています。
オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備は着々と進められています。
つづく・・・