白羽監督作品「みとりし」見てきました
去年秋に東京で公開された映画「みとりし」が新年1月1日から神戸でも上映されています。きのう元町映画館で観てきました。
「みとりし」とは「看取り士」のことで、人生の最後の旅立ちまで、住み慣れた自宅や希望する場所で、残された時間を過ごすため心を寄せて寄り添い支える仕事をする人のことです。日本看取り士会という団体があり、現在国内には約540人いるそうです。こうした仕事をする人がいることを初めて知りました。新年早々観るには抵抗感のある人もいるでしょうが、年の初めにこそ観るべき映画と感じました。家族やパートナー、そして自分自身がどう生き、どう最期を過ごすかということを考えさせられる映画です。きのうは上映後に脚本を書きメガホンを取った白羽弥仁(しらはみつひと)監督が舞台挨拶。
「世間で言われるピンピンコロリと逝けたらいいのでしょうけどその率はわずか7%。高齢化が進んで2025年には患者の数が病院のベッド数を上回るといわれ、今以上に在宅医療が進むでしょう。そうなるとこうした看取り士が必要とされるでしょう。看取り士という存在を知ってください」と話されていました。
是非ハンカチは複数枚持ってご覧ください。元町映画館で今月10日(金)まで上映。上映時間は12:30からの1回です。
映画について詳細はこちら↓
http://is-field.com/mitori-movie/index.html
元町映画館についてはこちら↓
https://www.motoei.com/