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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2022年11月14日(月) 03時31分

    貸切列車利用で立雲峡から竹田城跡の雲海を見てきました!

    天空の城といわれる兵庫県朝来市の竹田城跡。11月のこの時期は放射冷却によって発生した霧が海のように広がる風景がみられることが知られています。

    近年多くの人が向かいの立雲峡(りつうんきょう)から雲海を見ようと夜の内から訪れています。私も以前から一度はポスターにあるような幻想的な光景を見たいと思っていたところ、大阪から貸切列車で行く雲海ツアーがあると知り申し込んで行って来ました。
    新大阪22:04発の「こうのとり27号」に乗車。福知山駅に到着後7両編成の車両の後ろ3両が切り離されいわゆる列車ホテルに。午前4時過ぎに再び動き出し4:50和田山駅に到着。

    和田山駅からはバスで立雲峡駐車場へ移動。トイレを済ませ各自登山開始。真っ暗な登山道を懐中電灯で照らしながら登って行きます。
    第3展望台(標高約300m)までは約5分、第2展望台(標高約350m)までは約10分、そして第1展望台(標高約420m)までは約25分の道のりです。

    日の出時刻が近づくと向かいの竹田城跡を取り巻く幻想的な風景が見えてきました。

    どこまでも続く雲海

    徐々に明るくなってきました

    石垣に陽が当たり出しました

    この頃には霧は徐々に下がり始めていました

    竹田城跡にも多くの人影が見えます

    夜の内から多くの人が来ていました。この日だけで約3000人はいたのではとのこと。駐車場に入りきれない多くの車が手前の道路に止められていました。北海道や沖縄のナンバーの車もあって全国から人が訪れているようです。
    雲海をバックに記念撮影

    月と雲海

    下山して山城の郷で朝食後、今度は竹田城跡に登りました。

    全国屈指の山城遺構です。

    竹田城跡から向かいの朝来山(海抜757m)を望む。山の中腹にあるのが立雲峡。雲海で有名ですが桜の名所でもあります。

    眼下に少し変わった形の橋が見えました。

    バスの車中からも見えた播但連絡道路の和田山高架橋で虎臥城大橋(とらふすじょうおおはし)」と呼ばれています。竹田城が虎が臥せをしたような形ことから別名「虎臥城」といわれそこから名付けられたそうです。

    城跡の上空を小型機が飛んでいました(パイパーPAー28チェロキー)

    眼下には竹田駅を出た列車が見えました。観光列車の「うみやまむすび」と朱色のキハ40の2両連結!

    寺前方面(写真右方向)に走っていきました。

    下山してソフトクリーム。懐かしい味がしました。

    11月とはいえ晴れて気温も高くしっかり汗をかいた1日でした。

    なお地元のドライバー仲間の間では混雑する立雲峡ではなく別のおすすめスポットがあるとうことです。この場所というのが藤和峠(ふじわとうげ)。立雲峡で雲海が無くても、ここでは出てる場合もあるそうです。ただし逆光気味になるのと竹田城が立雲峡から見るよりは少し小さくなるそう。駐車スペースもあるそうです。
    こちらのサイトを紹介いただきました。
    竹田城撮影ガイド~藤和峠編

  • 2022年11月13日(日) 05時18分 芸能文化

    島根県飯南町里山満喫1泊2日の旅レポート④~地元中学生活弁士の歓迎上映、星空観察を楽しむ

    飯南町内の宿は田舎のことゆえ大人数を受け入れる宿泊施設はなく、参加者は今回も憩いの郷衣掛と琴引ビレッジ山荘に分泊。それぞれチェックインし休憩後の午後6時から憩いの郷衣掛の大広間で夕食会を開催。

    10回目の記念すべきツアーとのことでなんと現在の塚原隆昭町長、山碕英樹前町長、そして奥田弘樹副町長までが出席して下さり、代表して塚原町長から挨拶をいただきました。

    夕食メニューはお造りや天ぷら、地元野菜を使った和え物など

    朴葉に包まれた魚の蒸し焼き

    ご飯はこの時期ならではの芋ご飯

    鉄板には奥出雲和牛ステーキ。写真はひと口食べたあとに撮りました(>_<)

    そしてお楽しみの「活弁上映」がスタート!飯南町には「長太郎活動写真弁士保存会」というグループが活動しています。大正から昭和初期にかけてまだ映像技術が発達していない時代、生涯をかけてふるさと飯南町を映像に記録した明治生まれの活動写真弁士「吉岡長太郎さん」が残した貴重な映像の数々を未来へと語り継いでいこうと7年前に発足しました。町内外のサロンや催しなどで「弁士の解説付き無声映画」を上映しています。指導役でもある景山良一会長からの保存会の紹介のあと、最年少メンバーである地元の中学生の澤田四幸弁士による上映が始まりました。

    上映作品は昭和3年の日活京都の「血煙高田馬場」。戦前の時代劇スター大河内傳次郎主演の時代劇です。酒に酔ったシーンでは飯南町の地酒である「絹の峰」を連呼するなどアドリブを交え見事な話術を披露してくれました(酒の味も知らないのに・・・)
    もうひとつ外国映画も上映され2つの作品を楽しませてもらいました。

    小学4年生の授業で活弁に触れ練習を始めたそう。弁士名の「四幸(しこう)」とは名字の澤の字からさんずいを取ったら「四・幸」となり4人兄弟が幸せになれるようにとの願いが込められているとのこと。なんとも兄弟思いの優しい子なのです。現在中学2年生で野球部に所属し学業の傍ら時間が許す限り上映会に参加し活弁を披露しているそうです。将来が楽しみですね。

    そして飯南町の特産品の蕎麦や舞茸加工品、ジャムやドレッシングなど参加者全員に何かが当たる大抽選会!

    さらには「飯南米(新米)」と「銘酒 絹の峰」争奪のじゃんけん大会!

    塚原町長相手に勝った人が美米・美酒を手にしていました。

    そして最後に山碕前町長から締めの挨拶をいただきグータッチ!

    そしてなんとサプライズ!これまでの感謝を込めてとしめ縄飾りをいただきました。

    こちらこそ感謝感謝です!ありがとうございました。

    夕食会を終えて星空観察会へ。昼間の雲が取れて満天の星空!

    今回は標高500mの赤来高原りんご園の駐車場で観察。島根天文協会理事で地元頓原(とんばら)公民館の石川館長の解説で夜空を楽しみました。

    用意された天体望遠鏡を覗いて土星の環をみたり、シートに寝そべって夜空を見たり・・・

    満月に近い月明かりで星空観察には好条件とはなりませんでしたが冷え込みもなく穏やかに星空を眺めることが出来ました。

    今回のツアーではこんなクーポンが配られました。島根県の旅行支援ありがたいです。

    それと憩いの郷衣掛の広間前にあった歓迎ボード。ようやく正しいツアー表記に出会えました(笑)

    このあとは宿に戻って入浴。軽く飲み直して就寝。翌朝の早い出発に備えます。
    旅のレポートはつづく・・・

  • 2022年11月12日(土) 03時45分 出来事

    島根県飯南町里山満喫1泊2日の旅レポート③

    いよいよ飯南町内に到着。まず訪れたのは「大しめ縄創作館」。

    ここは町に伝わるしめ縄づくりの伝統文化を後世に伝えるとともにその技術を活かしてしめ縄の生産を行う施設として8年前の平成26年(2014年)9月に開館しました。あの出雲大社神楽殿の日本最大級の大しめ縄の制作を行っている場所なんです。

    運営する島根県飯南町注連縄企業組合の那須久司専務理事の説明を聞きました。

    しめ縄に使われている稲藁は「赤穂」という酒米の稲が使われ、実を付ける前に刈り取られます。通常の稲に比べて倍近い丈の品種です。

    館内にある「しめのこ」。しめ縄は雲を、しめのこは雨を表わしているといわれます。五穀豊穣のために欠かせないものですね。

    神社にあるしめのこに向かってコインを投げ入れる人がいますが、周囲に飛んで危険な上、神領域の神聖なものに対して投げ入れるのは如何なものかといわれています。ただこの館にあるしめのこには「いくらでもどうぞ」とのことです(笑)

    五円玉や十円玉が刺さっていました。

    創作館の横には「大しめ縄ご縁ポスト」という郵便ポストが置かれています。

    オリジナル風景印を押して配達されるようです。

    今回はコロナ禍での見学対応となりしめ縄作り体験は出来ませんでしたが特別仕様のしめ縄を用意していただきました。

    ツアー参加者全員にプレゼントされました。

    このあとは宿泊先に入り夕食会、星空観察会と続きます。続きは後日。

  • 2022年11月10日(木) 03時16分 出来事

    島根県飯南町里山満喫1泊2日の旅レポート②

    ヒルゼン高原センターでの昼食を終えて蒜山高原~鳥取県の大山(伯耆富士)をつなぐ観光高原道路である「蒜山大山スカイライン」を走行。赤や黄色に色づいた中を走りました。見事な色づきでしたが車内から写真は撮れず。そして鍵掛峠へ。

    標高910mにある雄大なブナ林と大山南壁を眺める絶景ポイントの筈でしたがあいにくの雨。錦絵は見えずでした。

    大山まきばみるくの里へ。

    ここに到着したときが雨のピークでした。

    それでも冷え込みはなく、鳥取定番の白バラ牛乳を使用したソフトクリームはいただきました!濃厚でコクのある美味しいソフトクリームでした。

    このあとは米子自動車道から山陰自動車道で島根県内へ。しんじ湖サービスエリアで休憩。雨は止みました。

    色づいた駐車場の木々

    ここから宍道湖が見渡せました。

    さあこのあとは一気に飯南町を目指します。

    宍道ジャンクションから松江自動車道へ

    雲南吉田で高速道を下りて国道54号線を走るとまもなく飯南町です。
    つづく・・・

  • 2022年11月8日(火) 03時52分 関西

    島根県飯南町里山満喫1泊2日の旅レポート①

    11月5日と6日の土日、3年ぶりに番組企画の島根県飯南町バスツアーを実施しました。兵庫県内をはじめ大阪府内や奈良県内から参加されたリスナーもいらっしゃいました。今回のバスはシートピッチの広いタイプの40人乗り。

    表記がいつの間にか「田舎旅」に(笑)

    午前8時集合し揃い次第出発。途中赤松パーキングエリア、勝央サービスエリアでトイレ休憩し昼食場所のヒルゼン高原センターに向かいます。

    出発時の神戸は快晴でしたが米子自動車道蒜山インターチェンジを降りる頃には小雨が降っていました。インターの出口付近には赤く染まった木々がありました。

    ヒルゼン高原センター・ジョイフルパークに到着

    お城のような建物!

    建物の中では物産販売に加えて団体客を受け入れられるスペースの食堂がありました。

    この表記も微妙に違っているような・・・

    メニューは山菜おこわ・吸物・小鉢に加えてジンギスカン風の鉄板焼きに冷製山菜和蕎麦。

    加えてひるぜん焼きそばも!

    テーブルに作り方の説明書きがあり、仕上げは各自が行う方式

    ジョイフルパーク内の遊戯施設の向こうには錦絵の如く赤や黄色に色づいた木々がありました。晴れていたらさぞや綺麗なことでしょう。

    ヒルゼン高原センターの向かい側には少し変わったデザインの建物がありました。建築家の隈研吾氏が設計監修した「GREENable HIRUZEN」と呼ばれるパビリオン。去年の7月に東京・晴海から移築されたものだそう。観光文化発信拠点として今後有効活用されるようです。

    雨の降り方が強くなってきましたがこのあとは蒜山大山スカイラインを通って見頃を迎えた紅葉を見に行きます。
    つづく・・・