「神戸ナイトピクニック」が開かれているメリケンパークにもうひとつの「KOBE」モニュメントがお目見えしています。
反対側はこんな風に
実は改修工事中のポートタワーの最上部の特大サイン「PORT OF KOBE」の取り外された文字の一部なのです。
高さ約2mの文字の内側を人工芝で飾り付け青白く光るLEDで光らせています。
今日30日(日)の夜までライトアップされています。
夜の中突堤。海技教育機構の練習船「銀河丸」が中突堤に停泊中
今日は午前10時から「ラジオ関西まつり」を高浜岸壁で開催します。3年ぶりの開催になりますがまつり後は夜の神戸もお楽しみ下さい。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
-
-
神戸駅前の蒸気機関車「D51」が夜間にライトアップされ周囲が明るくなりました。
JR神戸駅前広場の再整備を進める神戸市がまちの魅力を発信しようと企画されたもので、昨夜行われた点灯式では久元喜造神戸市長が挨拶。「神戸駅周辺が新しい形でにぎわいのある空間に出来れば」と話していました。
続いて日頃このD51の補修作業をしている神戸・西元町のD51を守る会代表の飯野浩三さんが挨拶。「東京の新橋駅前のあるC11は多くの人を魅了しているが神戸のD51もそうなって欲しい。神戸は西の終点で起点でもある。今年は「新橋~横浜」間で日本初の鉄道が開業してから150年。しかも開業日と同じ10月にライトアップされることを嬉しく思う」と話していました。
二人の挨拶の後はいよいよライトアップ。
久元市長、飯野代表、そして地元関係団体のみなと元町タウン協議会の奈良山喬一会長、もとまちハーバー懇談会の古賀野正幸会長、神戸(ホスト)ライオンズクラブの中野康治会長の5人が点灯スイッチを押します。
磨き上げられた黒い車体が一段と輝きました。
待ち合わせ場所や記念撮影スポットになるといいですね。
神戸駅前広場の再整備計画案ではバスロータリーや駐輪場など各施設の配置を見直して回遊性を高め、周辺エリアの活性化につなげようとされています。
また歴史ある駅舎や近くの湊川神社の景観を生かして風格と居心地の良さを兼ね備えた広場に再編するとしています。
駅周辺の魅力アップ、にぎわいづくりに向けて地域資源であるD51に「牽引」してもらいましょう。 -
神戸駅の地下に広がるショッピングエリア「デュオこうべ」の浜の手デュオドームに昨日、真っ白なピアノが設置されました。
なんでも今年デビュー30周年を迎えた広瀬香美さんのピアノで、同じく30周年を迎えたデュオこうべとのコラボ記念企画だそう。
29日(土)までの4日間展示(11:00~18:00 ※最終日は13:00まで)
「SNS投稿してくださる方に限り自由に弾いていただけます」とのこと。ご本人が現われたら盛り上がるのでしょうけれど・・・。 -
「神戸街めぐり1dayクーポン」があるのをご存じでしょうか。
神戸エリアの電車1日乗り放題に加え神戸市内の観光施設で利用出来る施設利用券800円分が付いて神戸エリア版は発売額1,000円(大人のみ)!つまり実質200円で神戸中心部の電車移動が出来るのです。
神戸中心部エリアの電車利用区間とは、神戸高速線前線(神戸三宮~西代・湊川)、市営地下鉄西神・山手線の新神戸駅~新長田まで、市営地下鉄海岸線の全線(三宮・花時計前~新長田)、そしてポートライナーの全線(三宮~神戸空港)で利用出来ます。
利用期間は乗車券は来年3月31日までの好きな1日、施設利用券は来年3月31日まで乗車券と切り離して利用出来ます。加えて神戸都心部の観光スポットを巡るシティループ、ポートループ、神姫バス神戸中心エリア路線バス1日乗車券の割引券も付いています。
施設利用券が使える施設は色々。差額は返金されませんが800円以上する施設の場合は追加料金を払えばOK。商業施設やホテルなどで割引が受けられる特典もありますよ。
通年販売で2023年3月31日まで販売。発売期間中の好きな日に使えます。ただし神戸市バスの利用は出来ません。
大阪や京都、奈良・姫路・三田から利用出来る拡大版もあります。
神戸エリア版1,000円の他に、エリア拡大版として阪急拡大版1,800円、阪神拡大版1,650円、近鉄拡大版は2,100円(大阪府内)と2,400円(大阪府内・奈良県内)の2種、山陽・明石以東版1,500円、山陽・全線版2,100円、北神・神鉄拡大版1,680円、神鉄拡大版1,750円があります(いずれも大人のみで子供料金はありません)
神戸エリア版は神戸市営地下鉄の各駅窓口をはじめ、ポートライナーの三宮・神戸空港の各駅、阪神神戸三宮・新開地の各駅長室、神戸三宮の阪神電車サービスセンター、阪急神戸三宮ごあんないカウンターで買い求めることが出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください。 -
このほど阪急電車のデザインが「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞。この賞は、暮らしの中で人々に愛され、これからも変わらずに存在し続けてほしいと評価されるデザインを顕彰することを目的としたもので、「1910年の開業以来継承されてきた車体のマルーンカラーや丁寧に良い素材を駆使した品の良い車両の内装は阪急電車のシンボルで、電車内にいてもリフレッシュすることが出来る場になっている」という評得た得ました。そこで今回の受賞を踏まえて伝統を守りながらメンテナンスする様子など舞台裏が報道機関に公開され、阪急京都線脇にある阪急電鉄正雀工場に行って来ました。
車両は3ヶ月に一度の定期点検のほかに、4年ないし60万キロ走行で「全般重要部検査」という台車を外し分解、外装の塗り直しなど大規模な点検補修が行われています。京都線を走る5300系(写真は大阪方面先頭の5321車両)は鋼製車でアルミ車に比べて補修度合いが大きくなるそう。ゆえにパテで白塗りした補修箇所が大きくなっています。写真下はドア開閉部品を外す作業。すべて手作業なのです。
補修を終えた車体は塗装工程へ。写真は神宝線(神戸線・宝塚線など)を走る7000系(7110)。よく見ると車体にツヤはありません。
クレーンでつり上げられ他の車両を飛び越えて塗装機の前へ移動。
先ほどのように真っ白になった鋼製車の場合は光沢度合いが出にくいので塗装工程を2回行うこともあるそうです。
塗装を終えた7000系(7010)。1車両分の長さがある塗装機が車の洗車機のようにレール上を動く仕組みで、必要な車体情報を入力すると30分かけて機械が自動でピカピカに仕上げるのだそう。これぞ見慣れた阪急の光沢!
工場の別棟には阪急電鉄のグループ会社のアルナ車両があります。ここではシートの張り替え作業などが行われています。
私たちが何気なく座るシートの中はこんな風にバネの部分を入れて何層にもなっているのです。シートの土台となる「盃(さかずき)ばね」という円錐形のばねを組み込んだ金枠がグレーのシートで巻かれ、その上にフェルト生地、更にその上にスポンジ状のクッション、白い帆布生地、そしておなじみのゴールデンオリーブ色の生地を重ねた構造になっています。
座り心地を決めるスポンジ状のクッションですが、よく見ると角の部分に縦の線が入っています。実は一体ものではなくわざわざ貼り合わせた加工品なのです。一体ものにするとシートで包んだ際に角が潰れてしまうためこのような加工を施しているのだそう。こんな見えない所にもこだわりがあるのですね。
アンゴラ山羊の高級素材で出来たシート地を固定するピン。
特殊な工具を使ってしっかりと打ち込み固定していきます。簡単そうに見えて実は力のいる職人技です。
ロングシートの場合1つのシートで100~150個ほど使うそうです。こうした作業は機械では無理で人の手作業になるのだそう。
阪急電車のシートはこんなに種類があるって知っていました?現在は使われていないものもありますがゴールデンオリーブ以外にも色々あるのです。
車両基地には京都線を走る最新型の1300系と現役最古参の3300系が並んでいました。
写真右は1969年製造の「3328」、左は2017年製造の「1306」。年の差48年!
ここには歴代の1形、10形、600形、900形も保存されています。伝統を守りながらメンテナンスされている様子がよくわかりました。