道後温泉の最寄り駅になる道後温泉駅
明治時代の旧駅舎の外観がそのまま再現された洋風の駅舎
伊予鉄道城南線(路面電車)の駅で、松山市内を走る3号線と5号線が乗り入れる終着駅です。
駅前に停車している坊ちゃん列車(D1形)
夜間は展示されライトアップされているようです。
朝になると乗務員が運行準備に入ります。
展示スペースから後進し
ポイント切り替えしたのちに本線へ向かいました。
今回は乗ることも方向転換を見ることも出来ませんでしたが・・・
引き上げ線路脇にある伊予鉄バスのターンテーブルでバスの方向転換を見ることが出来ました。
時計回りにぐるっと半周
方向転換していきました。運が良ければ坊ちゃん列車とバスの同時方向転換が見られるとか。
乗り物といえば駅前の観光案内所前にこんな乗り物が置かれていました。
「道後泉海ちゃん号」という名の乗り物
松山松山まち観光のためのレンタカーサービスで、普通自動車免許で乗れる4人乗りの電気三輪車です。
あれこれ乗り物も楽しい仕掛けのある道後温泉です。
このあとはバスで琴平に向けて移動。あこがれの銀河復路旅の始まりです。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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今回のツアーでは日本三古湯の一つである道後温泉に宿泊。翌朝泉源からくみ上げた湯を集めて施設に配湯するための施設である分湯場を見学しました。全部で4ヶ所ありますが、ここは近年リニューアルされた第4分湯場。
源泉は1号から29号まであり、このうち利用可能な18本から湯をくみ上げ、本館をはじめ椿の湯、別館飛鳥乃湯泉、そして旅館やホテルに配られています。第4分湯場の前には泉源のマンホールもありました。
8号泉源
25号泉源
第4分湯場には6号、8号、9号、25号、26号・28号の6つの泉源からくみ上げられた湯が集められています。
この日は5本ある管のうち9号源泉は止められていました。その日に必要な湯量をコントロールしながら集められています。
泉源の深さも違えば温度も湯量も違うのです。
こうした源泉を集めて最初に分湯場が出来たのが昭和31年(1956年)。私と同い年でした。
地図を片手に分湯場巡りも出来ます。
そして手湯も楽しめます。
手をかざすと温かい湯が出る仕掛け。
なお道後温泉の湯の管理は松山市の担当職員によって管理されています。その日の気温や利用予測人数に応じて湯温や湯量を常に調整して配湯されているそうで、担当者は午前6時の開業時に適切な温度になるよう毎日午前3時には勤務に就いているそうです。分湯場の前の足元には道後温泉の伝説に基づくシンボルである白鷺の足跡が付いていました。
そして道後温泉前広場には手塚治虫作品の「火の鳥」デザインのマンホール蓋も!
汚水マンホール蓋には市の花である「椿」が描かれています。
松山市の松と山が図案化された市章入りの消火栓蓋
道後温泉レポートまだ続きます(^^) -
去年暮れにJR西日本の観光列車「「WEST EXPRESS 銀河」で行く四国の旅では道後温泉に泊まりました。実は人生初の道後温泉でした。
残念ながら「坊ちゃん湯」でおなじみの道後温泉本館は現在保存修理工事が行われていて、このような奇抜なテント膜で覆われているため風格ある外観を眺めることは出来ませんでした。その膜には道後温泉のシンボルである白鷺が描かれていました。
現在本館は東側入口が玄関になっていて男女とも「霊の湯」のみ営業中。
人数制限の対応もあり入館待ちの列が出来ていました。
それにしても派手なテント膜です。
作者は愛媛県宇和島市を拠点に創作活動する大竹伸朗さんのちぎり絵手法を用いた作品だそう。
工事が始まって丸3年が過ぎました。
が、まだあと3年かかるようです。
20億円以上の経費がかかる大規模な工事ゆえに本館玄関脇にはこのような桶募金箱がありました。
外湯は他にも「椿の湯」と別館「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」があります。
温泉前の中庭には沢山の花の写真が!これも道後温泉本館の覆いと同じく「みんなの道後温泉 地域活性化プロジェクト」の一環で、写真家で映画監督でもある蜷川実花さんの写真を用いたインスタレーション。約230点の写真が使われているそう。
軒下にはオリジナル提灯が掛っていました。
今回利用したのはこの「飛鳥乃湯泉」。別館として4年前に建てられたもの。設備も良くいいお湯でした(^^)
黄昏の伊予鉄道道後温泉駅前
ガイドブックなどでおなじみの坊ちゃんカラクリ時計。小説「坊ちゃん」に由来するキャラクターが登場するという人気のスポット。平日は1時間毎、土日祝日は30分毎に上演されます。
風呂上がりはやはり「道後ビール」。何種類かありますがこれは黒ビールの「スタウト」。
愛媛県産のいよかんを使ったリキュールや高級柑橘の紅まどんなを使った道後オレンジ・エールもありました。
アテには愛媛の蒲鉾メーカーが作ったじゃこせんとえびせん
じゃこせんは味が濃くて香ばしく手が止りませんでした(笑)
道後温泉レポートはつづく・・・ -
JR予讃線の伊予西条駅前には「鉄道歴史パーク in SAIJO」があり、十河信二記念館、四国鉄道文化館北館・南館、観光交流センターの4つの建物で構成されています。四国鉄道文化館南館前の広場にはフリーゲージトレイン第2次試験車が置かれています。4年半ぶりに訪れました。
(※2017年6月参考記事)
「フリーゲージトレイン」とは、新幹線の標準軌(1,435mm)と在来線の狭軌(1,067mm)の異なる軌間(ゲージ)に左右の間隔を自動的に変換して直通運転を可能にする電車のこと。展示車両は2007年に川崎重工業で製造され、実際に九州や予讃線で試験走行したものです(試験走行のみで導入は実現せず)
この日は特別に内部が公開されました。
フリーゲージの仕組みが分かる模型
意外にシンプルな運転席
そして新幹線といえば、第2代旧西条市長、第4代国鉄総裁を務めた十河信二(そごうしんじ)の記念館があります。
総裁時代に「高速鉄道の時代が来る」との信念を持ち続け、夢の超特急と呼ばれた東海道新幹線計画を実現した新幹線の生みの親です。
館内には貴重な遺品の数々が展示され、十河信二の功績と人となりが紹介されています。
近年見つかった直筆の額も飾られています。
四国鉄道文化館北館前には胸像もありました
車両展示やジオラマなどがあるのが四国鉄道文化館
この日は団体入場。チケットに印字された時刻は12:34。もう少し早ければ日付と同じ数字の並びだったかも・・・
北館にはディーゼル機関車のDF50初号機と0系新幹線が展示されています。
実際に予讃線などで使われていたヘッドマークや区間表示板
現在館内では鉄道コレクション展が開かれていて、天野英男さんが収集したオレンジカードのうち、JR東海車両がデザインされたカードが展示されていました。
ものすごい数のカード!2月23日までの開催です
陸橋を渡った南館には蒸気機関車のC57
運転室
気動車のキハ65
そしてディーゼル機関車DE10
キハ65の車内
国鉄時代の車両ですがBOXシートの窓下には栓抜きが付いていました。
追体験出来るように瓶入りコーラの自販機が置かれていました!
館内にはHOゲージの鉄道模型ジオラマもありJR四国の列車模型が走っていました。
館内にはこうしたコロナ対策を促すポスターも貼られていました。
四国鉄道文化館前を走るアンマンマン列車
気動車キハ32(写真手前)と7000系近郊型電車
しっかり「鉄分補給」したあとはバスで道後温泉に向かいました。
つづく・・・ -
今回の四国への旅は復路で「WEST EXPRESS 銀河」に乗車するツアーゆえ、往路は新神戸から山陽新幹線「ひかり」に乗り岡山で松山行きの「特急しおかぜ」に乗り換えという行程でした。
JR四国8000系の先頭車両
1号車の先頭寄りはグリーン席仕様
5両編成の最後尾
乗車したのは3号車の普通車指定席
茶系のシート地
「S-seat」と呼ばれる上質な木材が使われたシートで足元にはフットレストが付いています
洗面所の手鉢は愛媛県の伝統工芸品である砥部焼を使用
岡山を出て児島駅からは瀬戸大橋線を走ります
目的地である予讃線伊予西条駅までは1時間40分ほどの乗車。その間に用意された弁当昼食。
焼穴子やしらす、赤米など岡山県産品を中心に作られた「せとうち日和」弁当
途中宇多津駅では高松からの「特急いしづち」と待ち合わせ
ここで連結作業が行われます
徐々に近づき
連結完了!ここから8両編成で松山に向かいます。
車窓からの眺め
12時16分に伊予西条駅に到着。「特急しおかぜ・いしづち」を見送り。
伊予西条駅外観
12月25日のクリスマス当日でしたがすでに門松が置かれていました。
このあと四国鉄道文化館に向かいます!
つづく・・・