能勢電鉄に新しく導入された7200系。
4両編成の先頭には「N7200」のデザイン文字が書かれています。
車内シートには新型袖仕切りが付きました。
妙見口駅前の土産物店ではオリジナルラベルの「トヨノサイダー」も販売されています。
その一方で7200系の導入で廃車される車両も。それが1700系の「1752F」。
ひょうご川西市出身の西野亮廣原作の絵本「 えんとつの町プベル」をPRするラッピングが施されていた車両です。
今年の2月6日から運行されていました。
もとは1960年(昭和35年)に製造された阪急2000系車両。
30年後の1990年に阪急からのせでんにやってきて1700系を名乗りました。
ワンマン運転出来るよう改修された運転台。車内は昔の阪急らしさが残っています。
トータル半世紀以上にわたって活躍した車両で、唯一スカート(線路上の障害物が車体の下に入り込み、床下機器を損傷させてしまわないようにするための排障装置)を付けていない車両でした。
長い間お疲れ様でした。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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きのうの朝、客船「シルバー ディスカバラー」が神戸港・中突堤に着岸しました。
5218tの小型の外国客船ながら全室海側スイートルームの部屋、料金はすべて込みのオールインクルーシブ、洋上の美食レストラン、充実の船内施設、ヨーロッパ流のおもてなしという5つのコンセプトのもとにクルージングが楽しめる船です。
昼間に給油を終えて夜9時には宇野港に向け出港しました。
去年の神戸開港150年の年に入港した際、記念に渡された「PORT OF KOBE」名入りのラットガード(鼠返し)が使われていました^_^;
きょうは神戸ポートターミナルに停泊中の「ぱしふぃっくびいなす」と「CELEBRITY MILLENNIUM」が出港します。 -
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宇都井駅は地上20mにある駅です。1975年(昭和50年)に三江線全線開通に伴い造られた駅舎なのです。下から見上げると良くもまあこんな駅を造ったものだと思わずにいられません。
建物でいうと6階建てに相当。
土筆越しに駅の全景
ラストランまでは駅舎及び駅周辺のLEDライトアップがされているようです。ドーム型の行燈、薄のような白いグラスファイバーに灯りが灯るのだそう。
桜はまだ咲いていませんでしたが梅の花はほぼ満開でした。
地上20mにあるホームに上がるには116段ある階段を昇らなくてはなりません。エレベーターはありません。
階段の壁にはあと何段の表示も。
地元の子供たちが書いた地域のPRなどとともに掲示されています。
長源寺のしだれ桜はおすすめだそう。
あと6段の表示
ホーム脇には待合所が設けられていますが、そこには何冊ものノートが置かれています。宇都井駅を訪れた人に旅の思い出をつづってもらおうと、地元に住む松島喜久恵さんが任意で用意されたものです。
現在27冊目。この駅を訪れた人たちが色々な思いを綴っています。中にはリアルな三江線車両のスケッチ画もありました。
このノートを20年にわたって管理されている松島さんにお会いできました。なんと大正15年生まれで御年92歳!杖をつき手すりにつかまりながら116段の階段を一人で上ってこられました。もちろん帰る時には一段一段自分の足で下りて行かれます。駅を訪れた人が書き込むノートを読むのが楽しみだそうで、残りのページが少なくなれば補充したりもされています。廃線が決まったことについては「赤字だから仕方ないが寂しい」と仰っていました。
ホームからの眺め。のどかな風景が広がっています。
真下は田畑
11:09に宇都井駅を出発。3時間ほどの待ち時間は意外にも早く感じました。ホームの下では地元の人たちが旗を振り、手を振りして見送ってくれました。
車窓からは雪をかぶった三瓶山が見えました。
12:18に石見川本着。この列車はすし詰め状態。300人ほどの人が乗っていたそう。
改札を出ておもてなしサロンに行くと乗車記念切符がもらえました。
ここでは様々な記念グッズが販売されていました。
改札口では川本町の三宅町長(右)と川本町観光協会の大久保さんが出迎えて下さいました。
石見みえさんもお出迎え。
そしてスパイダーマンも駆けつけてくれました(笑)
昼食を済ませ13:45発の列車に乗り江津へ向かいます。高齢者施設の方々も列車に向かって手を振ってくれました。
雄大な江の川の流れ
旅の記念にと購入した邑南町にある池月酒造の純米酒。
三江線路線図入りのラベルです!4合瓶も販売されていましたよ。
駆け足ではありましたが今一度三江線に乗ることが出来ました。そしていろんな人との出会いもあった旅でした。
川と山のわずかな隙間を縫うように走る三江線。その車窓からの眺めがもう見られなくなってしまうのはとても残念ですが、沿線自治体では個々に廃線後の駅舎や路線の活用など検討されているようです。鉄道が無くなった町は廃れてしまうといわれますが、そんなことが無いように少し時間を置いてまた訪ねてみることにしよう。 -
2日目の朝は石見川本7:02発の三次行き始発列車を待ちます。当初は広島県側の終着駅である三次駅まで全線乗るつもりでしたが混雑も予想され、天空の駅と呼ばれる宇都井駅で下車することにしました。
石見川本駅の改札は1ヵ所で、ホームは陸橋で結ばれています。
線路上の渡り廊下の壁に穴が開いていて、そこから覗いて見ると・・・
列車が入って来る際のいいアングルの場所になっていました(もしや誰かが開けたか・・・)
定刻に入線してきたキハ120-321。
出発進行!
朝もやの中を進みます。
橋を渡り
上り下りが行き交う浜原駅に到着。
ダイヤ通りに運行。あと5つで宇都井駅です。
直線では時速70㌔以上で走る区間も。
そしてトンネルを抜けると多くの人が待ち構える「天空の駅」といわれる地上20mの宇都井駅に到着。
これまでの駅利用客は1日平均2人。それが今や人気スポットに!
この日の始発列車は3両編成。
使われているのはいずれもキハ120。
しかし車両デザインはバラバラ。
実は三江線の車両は先頭のみで、2両目は福塩線や一部芸備線で使われている塗装、そして最後尾は全く色目の違う木次線の車両なのです。これまでは1両あるいは2両運転でしたが、混雑に対応するため臨時連結されています。
車体番号を見るとキハ120-4。なんと1年半ほど前に木次線に乗った際の車両でした。
(2016年9月撮影)
三江線の各駅にはそれぞれ神楽の演目名の愛称が付けられ駅名板が設置されています。宇都井駅は「塵倫」。
石見川本に戻る列車の発車時刻まで3時間近くあるので地上に降りて散策することに・・・続く