昨日の夕方、営業運航を終えたクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が神戸ポートターミナルから出港しました。

出港前には乗組員のうちフィリピン人スタッフが下船

長い間寝食を共にしてきた乗組員たちと別れを惜しんでいました。

そしてバスは出発。関空から帰国の途につきました。

午後5時に神戸市消防音楽隊の歓送演奏の中離岸

ブリッジからは船長らが最後の別れに手を振っていました

船からは多くの紙テープがターミナルの展望デッキに向けて投げ込まれ、船体カラーと同じ色の風船がリリースされました。

昨日も展望デッキには多くの見送る人たちであふれていました。

岸壁で見送るスタッフ

船にはドック入りする相生港までの最後のクルーが乗船。

最後まで手を振っていました。

丸い月もお見送り

24年間にわたって船旅を楽しませてくれた「ぱしふぃっくびいなす」ですが、現在の運営会社の手を離れ売却されるとのこと。

まだ現時点では売却先は決まっていないそうです。第2の活躍の場は如何に。神戸で再会出来ることを願っています。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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お正月三が日が過ぎて仕事再開と思ったらこの週末はまた3連休。明日は七草がゆ、そして今年最初の満月日です。ただ全国的に曇りや雨の予報のところが多くなっているので見えたらラッキー。さて兵庫県内でもインフルエンザが流行期に入ったと発表がありました。改めてマスクの着用や手指消毒などの感染対策を徹底して体調を崩さないよう心掛けましょう。大切なのは休養と栄養ですね。
1月9日(月)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「カバーソング集」
※耳馴染みの曲をオリジナルアーティスト以外で聴きましょう1月10日(火)
十日えびすにちなみ8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「スマイル・笑顔」ソング集1月11日(水)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「ドリーム・夢」ソング集1月12日(木)
8時台の洋楽特集は日付にちなんでラジオ関西レコード資料室シングル盤棚から
「棚番112」ソング集
※1965年(昭和40年)4月~5月にかけて登録されたディスクからお掛けします。
9時台は月に一度の「こちら知事室!」
兵庫県知事の斎藤元彦さんに県政のこと、ご自身のことについてお話を伺います。リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。
デュオこうべの正月飾り

阪急神戸線の『初詣』ヘッドーマーク付き車両

初詣にえべっさん、厄神さんと詣りが続きますね。 -
去年の12月27日に最後の営業航海に出たクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が昨日神戸港に戻ってきました。

午後2時20分過ぎに白い船体が姿を見せました。

神戸市の消防艇「たかとり」の歓迎放水を受けながらの入港

「ぱしふぃっくびいなす」は今回の営業航海をもって引退となります。

乗客を乗せた船はまもなく航終え終え着岸です。

神戸ポートナーミナル(新港第4突堤)は今回も多くの出迎え客で一杯でした。

そして展望デッキでは須磨翔風高校和太鼓部による入港歓迎演奏が行われました。

「ぱしふぃっくびいなす」は力強い演奏に対して感謝の汽笛を鳴らして入港。

乗客からも大きな拍手が送られていました。

出港時には無かった船体横の「Thank you KOBE」の文字

関西ゆかりの神戸港に最も多く寄港実績のある船がなくなるのは残念で寂しいものです。24年にわたる営業航海を終えた「ぱしふぃっくびいなす」は明日6日の午後5時に最後の離岸をします。
最後の営業航海出港時の記事はこちら -
きのくに線(紀勢本線)周参見駅とすさみ海水浴場の間にある観光案内所。元々は警察署の建物だったそう。

奥には留置場がそのまま残っています

中に入ることが出来ます

入場可能な場所になっています。

あえてこうした衣裳?も掛けてありました(笑)

取調室だった部屋でしょうか

ここはコワーキングスペースとして貸し出されています

この案内所は旅行に訪れた人の最初に立ち寄る場所としての機能を果たすこと、そして元警察署だったことから「FRONT 110(ふろんとイチイチマル)」と名付けられています。海レジャーやキャンプ、バーベキューなどの利用案内もここで行われています。

建物2階には休憩も出来るフリースペースや

屋上デッキも整備されています。

周参見駅外観

「周参見」と書いて「すさみ」と読むのですね。

近畿の駅百選にも選ばれています。

ホームは改札口のある単式+島式で1番線から3番線まであります。

ホームの改札口近くに温度計がありました。

「寒さ料お返しします」との表示。なんでも泊まった日の朝7時の気温が1度未満なら次回宿泊を半額に割り引くというすさみ町観光協会の恒例企画だそう。

懐かしの液体温度計。残念ながらこの日(12月18日)の気温は10度に届かない程度で割と温かでした。

緊急時に役立てられるラジオ

ここにはレンタサイクルもあります。

駅構内には物販コーナーが設けられ「レタスの美味たれ」なるドレッシングが売られていました。すさみ町はレタス栽培発祥の地だそうです。

そして「銀河オリジナルブレンド」なる珈琲が販売されていました。

ドリップ式5袋入りを購入

銀河デザインとなるとつい手が出てしまいます。

きのくに線には自転車を積んで乗れる列車「サイクルトレイン」が走っています。ホーム階段には自転車用のレールも敷かれています。

3番線に停車中の銀河

その後方のにはバネ式のスプリングポイントがありました。

バネの力で常に一定の方向に固定されていますが、通過の際に列車の車輪で押しつけることでどちらの方向からでもスムーズに切り替わる構造のもの。反対側に押しつけられても通過後はバネの力でまた元の位置に戻るようになっています。

駅名表示板。潮風に当たっている分、腐食も進んでいました。

そして14時00分に出発

地元の方々に見送られて出発

次の停車駅は紀伊田辺。1時間ほどの移動です。
後日につづく・・・ -
12時45分に周参見駅に到着

ここでは約75分停車し日帰り入浴などを楽しむ自由散策タイムです

ホームに架かる跨線橋からの眺め。左手前方の白い構造物が気になります。

ホームから見るとこんな構造物

これは津波が起きた際に利用する「避難タワー」

改札を出て1分のところにあります。

階段を上がって最上部へ。高さ10mの避難ステージには四角いボックスが置かれていました。中にはライフジャケットやカンパン、水、毛布、簡易トイレ、シートなど備品が収められているそうです。

すさみ町は1946年(昭和21年)12月21日に発生した昭和南海地震に伴う津波で大きな被害を受けた経緯があります。和歌山県が公表した南海トラフ巨大地震によるすさみ町の津波想定高は最大19mで、津波避難タワー周辺の想定最大浸水深は6.5mだそう。最短で3分後には1m、4分後には3mの津波が押し寄せると想定されています。そのためこうしたタワーがすさみ町をはじめ海岸部の市町に建てられているそうです。

折りたたみ式のベンチも設置されていました。

津波避難タワーからの眺め

このあと海岸部を散策。正面は稲積島(いなづみとう)。夕陽スポットだそう。

約250mの長さがあるすさみ海水浴場の砂浜

穏やかな浜でビートキャンプも楽しめるそう

普段は穏やかでも地震が起きたら直ちに避難が必要。太平洋に面した場所ゆえの対処が要るのですね。

周参見駅周辺散策レポートつづく・・・



