「星ソング特集」放送中に番組に送られてきた流星写真!
見事に捉えた写真の送り主は明石市立天文科学館の井上毅館長。流石です!
ペルセウス座流星群とともに今月の天体ショーは火星と木星の最接近。↓こちらは私が今日午前2時過ぎに撮った写真。
写真中央に2つ並んだ星が見えます。左上の小さな方が火星。ひときわ輝いているのが木星
昨日の午前4時過ぎはもう少し離れてこんな位置関係でした。
「星」といえば神戸駅前のD51蒸気機関車のヘッドマークに「彗星」が掲げられています。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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少子高齢化の流れを受け、人口減少に伴う人材不足が大きな社会問題となっています。これは海運業界でも同じで、船員不足や働き方の改善のために現在「無人運航船プロジェクト MEGURI2040」が進められています。これは日本財団などが進めているもので、旅客や貨物を乗せ、航海士や機関士がいなくても乗組員だけで運航できる自立商業運航を目指しているものです。無人運航が実現することで、流通・人・コスト・交通などのMEGURI(めぐり・循環)がよくなり便利になる、そして2040年には国内を走る船の50%が無人運航船になることを目標にしています。すでに出入りの激しい東京湾での航路を使って無人運航に成功しており、さらにプロジェクトを進めるためにこのほど兵庫県西宮市に本社を置く船舶用電子機器メーカーの古野電気の一室に「陸上支援センター」が設置されました。
ここは無人運航船の位置や航行状況を常時監視し無線でやり取りが出来る「FOC=フリート・オペレーション・センター」で、室内は海を感じさせる青色を基調とした配色になっています。
複数の大型モニターが並ぶ「フリート監視ブース」
部屋の中央にあるブリーフィングテーブルに置かれた「平面ディスプレー」
4K対応のタッチパネル式ディスプレーで、詳細な海図を基に世界中の船舶情報や気象情報などを確認しながら最適な運航計画を立てていく場所です。
写真下は「個船支援ブース」。部屋の両サイドに航海士や機関士が座るブースチェアがあります。
私も腰掛けてみましたが、コックピットのような最新のゲームチェアのような座り心地の良いブースチェアでした。
目の前に5つのモニター画面があり、個々の船舶に対して航路やエンジン情報をチェックしながら航海士や機関士が運航を直接サポートするための支援ブースです。非常時にはここで船舶を遠隔操作します。
このプロジェクトが目指しているのは船内に乗組員がいる想定で、目指すシステムレベルは自動車でいうところの「自動運転レベル4(場所や天候、速度などの特定条件下で、車の自動運転システムがドライバーに替わりすべての運転を行う)」とのこと。またこの陸上支援センターとは別に、災害時などを想定してトレーラー型の移動支援車両も整備中とのこと。そして来年7月からはコンテナ船や離島航路の船舶など最大4隻の船舶を同時に運航しての実証実験がスタートするそうです。プロジェクトチームの担当者は「技術開発と併せて実用化に向けて法整備や社会的理解も得ていきたい」としています。乗組員の労力の削減、時間だけでなくストレスの軽減にも役立つ「無人運航船プロジェクト」。車だけでなく船舶でもこのような技術開発が進められているのですね。 -
「神戸市バス」というと白地に深緑色というのが元々の車体カラーですが、最近は見かけることが少なくなりました。
大きく分けて「ワンステップバス」と呼ばれるものと「ノンステップバス」と呼ばれる2種類があります
この白地に深緑色の「ローングリーン」カラーの車体のバスは「ワンステップバス」です。
ワンステップバスは市内を南北に走る路線など勾配の急な道を運行するための車両で、乗降口から車内床面までのステップを1段としたバス。神戸市交通局の公式サイトによると現在大型バス27両が在籍しているそう。
一方で近年よく見かけるのはこのカラーデザイン。ライトグリーンの「ノンステップバス」です。
「ノンステップバス」とは乗客が乗り降りしやすいように床面を低くして、乗降口の段差をなくしたバス。現在の主流で交通局の公式サイトによると大型438両、中型14両、小型10両の合わせて462両が在籍しているとのこと(2024年7月5日現在)
いずれも車いす対応されており、ベビーカーでも利用しやすい構造になっています。
近年バス業界では運転手不足が取り沙汰されていますが、市民の足となる市バス路線を引き続き確保して欲しいものです。 -
奄美大島からの帰路は大阪・伊丹空港への直行便でした。
久しぶりの日中フライト
JAL(ボーイング737-800型 JA339J)
シート№32Aに着席
同時刻に離陸するスカイマークの鹿児島行きボーイング737-800型機がトーイングカーに押されて離陸準備
先にこちらのJAL便が離陸するようです
本滑走路に入り離陸
眼下に奄美ブルーの海が広がっています
離陸後左旋回。飛び立った奄美空港が見えました!
伊丹空港への航路
生クリームをトッピングしたように雲に覆われた屋久島
種子島上空を通過
自衛隊基地整備が進む馬毛島(まげじま)
高知・足摺岬
室戸岬
紀伊半島から左に旋回して大阪府内へ。眼下に関西空港
八尾空港
空から「鉄」分補給(近鉄大阪線)
あべのハルカス(光の加減で霞んで見えました)
大阪城公園
大阪中心部の高層ビル街
新淀川上空を通過(左:東海道本線&おおさか東線、右:新御堂筋&地下鉄御堂筋線)
空から「鉄」分補給その2(JR西日本宮原操車場)
ほどなくして着陸
エンジンの逆噴射とともにスポイラーが開きブレーキがかかります
伊丹空港の19番スポットに定刻到着
2泊3日の奄美大島旅レポートにお付き合いありがとうございました。過去ブログ
伊丹空港から奄美大島へ~機内から見えた光景 | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~初日は北部の観光スポット巡り | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~奄美にいる動物たちに会いにナイトツアーに参加 | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~島の中部・南部の海岸や滝めぐり | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~郷土料理の奄美ごはんを食べに「なつかしゃ家」へ | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~奄美の特産品「黒糖焼酎」の工場を見学 | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~大島紬村へ | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp)
奄美大島旅レポート~奄美パークそして田中一村記念美術館へ~数十年に一度しか咲かないといわれるあの花も咲いていました! | ラジオ関西 AM558 FM91.1 (jocr.jp) -
奄美大島の旅もいよいよ終盤。空港へ向かう前に「奄美パーク」に立ち寄りました。
ここは交流の場となる「奄美の郷」と日本画家である「田中一村記念美術館」の2つの施設を中核とする奄美群島の観光拠点施設です。
まずはドーム型した屋根の「奄美の郷」の建物内へ
奄美の美しい自然や多様な文化、歴史を学べる施設になっています。
改めて奄美群島の位置関係を確認
そして「奄美の郷」の奥に「田中一村記念美術館」があります。
「田中一村(たなかいっそん)」は栃木県出身の日本画家で、奄美の自然に魅了され、亜熱帯植物や動物などを題材に描き続け独特の世界をつくり上げた人です。
奄美に移り住み紬工場で染色工として働き、蓄えが出来たら絵を描く生活をしていたそう。
一村が亡くなるまで作品が発表されることなく無名の画家でしたが、その後遺作展が開かれたりメディアで作品の一端が紹介されると大きな反響を呼び世の中に知られるようになったのです。常設展のチラシなどにも掲載されている「不喰芋と蘇鐵(くわずいもとそてつ)」という作品がおなじみでしょうか。館内撮影は禁止されていますので足を運んでご覧ください。展示室は奄美の伝統建築である「高倉」をイメージした造りになっていました。
奄美パーク内には「一村の杜」がありその先に展望台がありました。
高さ30mの展望台
360度のパノラマ!
喜界島も見えました
正面が奄美空港
眺めは最高!
椅子もありこの眺望をしばらく独り占めしたいと思いましたが、この日は太陽が照り付ける猛暑日。ガラス張りの展望室でゆっくり出来ず退散しました。
奄美空港に着陸する徳之島からの日本エアコミューター便(ATR42-600)
東京(成田)に向けて離陸するピーチアビエーションのエアバス機
パーク内には様々な亜熱帯植物が植えられていますが、駐車場の方向にスッと伸びた木が2本ありました。
なんとスッと伸びたのは木ではなく花でした!
そう、数十年に一度咲くといわれる「リュウゼツラン」の花でした!
葉の形が龍の舌のようということでこの名があるそうですが、すべての木が花を咲かせているわけではありませんでした。
めったに見られないものを見ることが出来ました
奄美パークへは空港や名瀬市内から「しまバス」が走っています。
見学を終えた後は空港に向かい帰路につきました。