久しぶりに兵庫県加西市の北条町駅と小野市の粟生駅を結ぶ北条鉄道に乗ってきました。

あちこちで稲刈りが行われている脇を「キハ40」は走ります。

10月半ばとはいえこの日は25℃を上回る夏日に

それでもどこか秋を感じる北播磨の光景

この車両「キハ40」は元々東北地方の五能線を走っていました。JR東日本から譲り受け今年の3月から北条鉄道を走っていますが車内にある路線図はそのまま。

ハチ

サギ

この日は第14回北条鉄道まつりの開催日でした

この日の1日乗り放題券は硬券ではなく首からぶら下げる形の乗車券でした。

次は冬に訪れましょうか。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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今週の金曜日まで連日午後6時半から「みなとHANABI-神戸を彩る5日間」が行われています。

新型コロナウイルス禍のために3年連続して中止になった神戸港の夏の風物詩「みなとこうべ海上花火大会」に変わる花イベントです。

毎日10分間約700発が打ち上げられます。

色とりどりの花火。最大3号玉で音楽に合わせて打ち上げる演出になっています。

写真は神戸の山側の高いところから撮っていますが観覧場所はメリケンパークになっています。

期間中周辺道路は交通規制されますので公共交通機関を使ってお出掛けください。
詳しくは公式サイトをご覧ください。 -
昨日は神戸電鉄鈴蘭台車庫で3年ぶりに「神鉄トレインフェスティバル」が開かれました。密を避けるため午前と午後に分けた事前申し込みの2部制での開催となりました。

当初はこの日雨予報でしたが快晴の下行われて何よりでした。神鉄マスコットの「しんちゃん」もお出迎え。

しんちゃんはこんなところにも沢山いました(笑)

「ちびっこ運転室記念撮影&ちびっこ車掌体験」用に用意されたラッピング電車「しんちゃん&てつくんトレイン たのし~ずん」

入換車のバッテリーカーと力くらべ

車両機器にさわってみようのコーナー

工場内のスペースでは6000系ミニトレインが走っていました。

模型コーナーでは6000系車両が力強く走行

記念撮影用に90周年記念塗装車両などの顔出しパネルも用意されていました。

6000系による洗車体験の様子

この他事前申し込みによる「特別列車の運行・見津車庫内での車両撮影会」、神戸電鉄はじめ神戸新交通、山陽電車、阪神電車、神戸市営地下鉄などのグッズ販売もありました。

普段利用している電車を身近に見て触れるという非日常体験はワクワクするものですね。
このあとは神鉄で粟生駅まで行き、そこから久々に北条鉄道に乗りました。報告は後日。 -
神戸市の東灘区制70周年を記念して昨日だんじり巡行が行われました。

午前9時前に32台のだんじりが白鴎橋に集結。セレモニーのあとに出発!

本来なら2年前に行われていた記念巡行ですがコロナの影響でこの日になりました。

「疫病退散」を掲げるだんじりも!

道を曲がるときが見どころのひとつ

こんなメイクしている乗り手も!

東灘区各地区のだんじり32台が次々と巡行出発

上空ではドローンが飛んでいました。

午後から雨予報で巡行は午前中で打ち切り。ゴールの東灘区役所前を目指します。

住吉東町5交差点

国道2号線を東へターン

勢いよく曲がると沿道から拍手が沸き起こっていました。 -
「一円電車まつり」が開催された日、明延鉱山の坑道見学会も行われました。

明延鉱山は今から約1270年前の天平年間に開山したとされ、奈良・東大寺の大仏鋳造にもここで産出された銅が献上されたという言い伝えもあります。明治政府の誕生で官営となりましたが1896年(明治29年)に三菱合資会社に払い下げられました。そして1909年(明治42年)に錫鉱が発見されて日本一の錫鉱として発展。銅や鉛、亜鉛など多くの鉱石を産出し発展。全国から多くの働き手が集まり鉱山の街として賑わいを見せていたそうです。しかし1987年(昭和62年)に円高と金属価格の下落によって立ち行かなくなり閉山しました。

日本遺産・近代化産業遺産になっている鉱山内をガイド案内で約60分歩きます。

頭上に高さ20mにもなる空洞があります。今なおそのままの状態で残る巨大な鉱脈跡です。

上部で採掘した鉱石は下に流れるように穴が掘られ通路脇に取り口が設けられています。

緑青が出来ているところは鉱脈とわかります。

他の観光化された鉱山と違って通路の舗装などはされていません。トロッコ線路なども残り当時のままの内部で生々しさが感じられます。

掘り進める機械の動力は空気。その圧縮空気を運ぶ鉄パイプが張り巡らされています。坑道の総延長は約550km。東海道新幹線の新大阪・東京間に匹敵する距離。垂直距離は約1kmで海面下約140mまで堀り進められたそうです。下部は水との戦いだったようで排出作業が止まった現在は水没しているそう。見学コースの坑道でもあちこち水たまりがありました。

坑道の途中に酒蔵があります。坑道内の年間平均気温は12度前後で一定の温度ゆえその特性を活かして日本酒の熟成に利用されています。

兵庫県宍粟(しそう)市にある山陽杯酒造の「播州一献 鉱山熟成大吟醸『明壽蔵』」として販売されています。

鉱山の上部と下部を結ぶエレベーター。鉱山の機械化が進んだのは昭和20年~30年代で大型重機なども使われました。こうした大型重機は分解して立杭エレベーターで運び、地下で組み立てられたそうです。

坑道内案内地図

坑道内には鉱山で使われた産業機械がそのまま展示されています。

掘削に使われた「クローラジャンボ」や小型の「ボーリング機」

トロッコを引く蓄電池式機関車

大型のダンプも置かれています。

鉱山跡とはいえいつでも採掘再開出来そうな生々しさが残る場所でした。

重機も出入りした大きな扉。上には山の神が祀られています。

来月6日(日)に今年最後の「日曜坑道見学会」があります。ちょうど紅葉も見頃でしょうか。

出口横には「一円電車」も置かれていました。

やぶ市観光協会の公式サイトはこちら
このあと朝来市にある神子畑選鉱場に行きます。つづく・・・



