兵庫県西脇市内を流れる杉原川沿いにはかつて鉄道路線が敷かれていました。その名は「鍛冶屋線」。その頃走っていた気動車2両が展示されています。「キハ30 70」と「キハ30 72」の2両にカラフルなペイントが施されています。
廃線前、ここは鍛冶屋線の「市原駅」があった場所
駅舎を復元して鍛冶屋線の史料を展示している「鍛冶屋線市原駅記念館」もあります。
鍛冶屋線は野村駅(現在のJR加古川線西脇市駅)と兵庫県多可郡中町(現在の多可町中区)の鍛冶屋駅を結ぶ全長13.2kmの路線でした。
元々は播州鉄道の加古川線(現在のJR加古川線)の支線として大正時代に開業した歴史ある路線でしたが、国鉄分割民営化を機に廃止が決定され、JR西日本に受け継がれた3年後の1990年(平成2年)4月1日に廃線となりました。
展示されている車両は国鉄時代のキハ30。
キハ30は気動車ゆえ国鉄時代の「タラコ」や退色した「焼きタラコ」と呼ばれる朱色の車両でした。その後「加古川線色」といわれた青緑に白いラインの入った塗装になりました。廃線後、西脇市は思い出を残そうとJRから譲り受けた車両を展示し、2000年(平成12年)に再塗装されました。その際、西脇市出身のイラストレーター吉田稔美さんが原画をつくり、地域の子供達参加して夢のあるデザイン塗装に仕上げられたとのことです。
しかし屋外展示で色あせが目立ってきたために2000年(平成22年)11月7日に「リフレッシュ作戦」なる補修と塗り直し作業が行われ、現在の「おとぎの国の列車」に生まれ変わったとのことです。
その作業には吉田さんをはじめ西脇高校の生徒約150人らが参加して丸1日かけて行ったそうです。
廃線から33年。鉄道からバスに転換され道路が整備されています。道沿いには鉄路があったことを示す様々な記念碑や看板などがあるようです。
秋、涼しくなったら杉原川を眺めつつ廃線跡を歩いてみるのも良いですね。
ラジトピ参考記事はこちら
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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6月も今日が最終日。明日からは7月に入ります。もし今日時間のある方に是非観て欲しいイベントがあります。それは「ズガ・コーサクとクリ・エイト 二人展」です。段ボールなどの廃材を使って、どこかで見た風景を作っている関西の美術アーティストです。今回のテーマは「地下道」。高速神戸駅山側の地下道を段ボールなどを使ってほぼ実物大で出現させています。
よくある地下道のようにみえますが、壁も床も天井もすべて段ボールで出来ているのです。
天井のパイプや手すりなども再現。
催し案内板もありリアルすぎます!
壁や天井にも細かい細工が施されています。
通路の床部分も段ボール製。歩くと「なるほど」とわかります。
会場では製作過程の様子が動画(タイムプラス)で紹介されています。
残念ながらこの「ズガ・コーサクとクリ・エイト二人展『地下道』」は今日6月30日(金)までの開催。
新開地アートひろば(旧神戸アートビレッジセンター)の地下ギャラリーで10:00~17:30開かれています(入場無料)さて来週の特集コーナーは・・・
7月3日(月)
8時台の洋楽特集は「波の日」にちなみ
「サーフィンミュージック」集
9時台の邦楽特集は「波の日」にちなみ
「波」ソング集7月4日(火)
8時台の洋楽特集は
「ホット」ソング集
9時台はゲストに『こどもの音楽会』を主宰する「音楽のチカラ」代表で作曲家の松岡まさるさんを迎えてお送りします。7月5日(水)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも七夕を前に
「スター・星」ソング集①7月6日(木)
8時台の洋楽特集は
「スター・星」ソング集②
9時台はゲストに歌手の一条寛太さんを迎えてお送りします。リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。
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3000株ものアジサイの花が色鮮やかに咲き誇る兵庫県西脇市の「都麻乃郷(つまのさと)あじさい園」に行って来ました。
森の中を散策しているよう
敷地面積12,000平方メートルと北播磨最大規模のあじさい園です。
アジサイにも色々な品種があるのです。「ダンスパーティー」
「ベニガクアジサイ」
「カシワバアジサイ ハーモニー」
「カシワバアジサイ スノーフレーク」
「ウズアジサイ」
ハート型に咲いたアジサイも!
この日は雨上がり。アジサイの上にカマキリの赤ちゃんを見つけました(メチャちっちゃ!)
水盤に盛られたアジサイ品種の数々
都麻乃郷の「都麻(つま)」とは播磨風土記に記された古い里名で、西脇市の中心部「津万地区」名の由来になっているそう。
古刹「西林寺」があり、昭和40年代に地元住民によって境内一帯が開墾されアジサイの苗木を植え始めたのが「あじさい園」の始まりだそうで、昭和51年(1976年)に開園しました。あと3年で開園50周年を迎えます。現在も地域住民のボランティアによって園内整備が行われているそうです。
西林寺境内の蓮池ではハスの花が咲いていました。
「都麻乃郷あじさい園」の見頃は今がピークで、開園は7月2日(日)まで。
開園時間は9:00~17:00
アクセスは車での来場が呼びかけられています。
中国自動車道「滝野社IC」から国道175号線を西脇方面に約15分直進し、「西脇寺内」交差点を左折後約1km直進
西脇市坂本454-1 西林寺
※駐車場は無料(普通車100台・大型バス可能)ですが、入園の際に整備協力金として300円が必要です。
問い合わせは西脇市あじさい協会(070-1776-8999)または西脇市観光協会(0795-22-3111)
「都麻乃郷あじさい園」の公式サイトはこちら -
来週は6月最終週。今年も半分が過ぎようとしています。早いですねぇ・・・
番組では来週この時期恒例のジャイアンツ応援企画「ジャイアンツ魂」が復活します!
関西出身の今シーズン注目の選手をピックアップしたり、関西での応援機会についてお伝えします。さて来週の特集コーナーは・・・
6月26日(月)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも日付にちなみ
「棚番626」特集
ラジオ関西レコード資料室のシングル盤の棚「626」からピックアップして紹介します。
洋楽「V626」は1979年11月~12月に登録された女性アーティストのレコードが収納されています。
邦楽「EP626」は昭和45年1月~2月に登録されたテイチクレコード所属の歌手のレコードが収められています。6月27日(火)
8時台の洋楽特集は月に1度の
「カントリーソング集」
カントリーミュージックトラベルでおなじみの阿部和則さんを迎えてお送りします。
『ジューンブライドに贈る倖せソング集』です。
9時台は同名異曲の
「6月(六月)の雨」ソング集6月28日(水)
8時台の洋楽特集は「パフェの日」&「ジャズりんごの日」にちなみ
「フルーツ」ソング集
9時台は「朝に食べたいパンを作ろう企画」の途中経過報告。
兵庫県が取り組む「HYOGOアサ@プロジェクト」について兵庫県SDGs推進課の谷侑恵さんと株式会社オイシス広報担当の岡野佑里子さんを迎えてお送りします。6月29日(木)
8時台の洋楽特集はこの日「放送888回」でビートルズ記念日にちなみ
「アルファベット8番目の『H』で始まるビートルズ」ソング集
9時台の邦楽特集はラジオ関西レコード資料室のシングル棚
「棚番EP888」からピックアップしてお送りします。
※昭和48年8月頃に発売されたレコードが収納されています。リクエストやメッセージをお待ちしています。
番組メールアドレスは↓
asa@jocr.jp※予告なく放送内容を変更する場合があります。ご了承ください。
七夕に寄せてメトロこうべではこんなも催しが予定されています。
神戸高速駅と新開地駅を結ぶメトロこうべ地下通路のちょうど中間にある広場「metro+」で開催。
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大勢の人が集まる場所での喫煙は今のご時世難しいですね。健康への意識が高まる中、単に喫煙スペースを設けただけでは受動喫煙を避けることは出来ません。それならばどうしたら受動喫煙が防げるかと考え出されたのが「分煙バス」です。
先日ハーバーランドにある情報文化ビルにプロモーションのため来社(来車)。車内の設備などを見せてもらいました。
マイクロバスを改造したいわゆる「移動喫煙所」で一度に13人の利用が可能。車内にはテレビモニターがあり、当日のイベントの様子や広告を流したりすることが出来ます。
ドア入口には煙の外部流出を防ぐエアカーテンを装備
前方にはエアコンが設置され冷暖房完備の喫煙空間。
そして後方には煙を吸う排気システムが付いています。
その煙はバスの最後尾にある煙分解システムで処理されます。
そして分解・脱臭してバス屋根に設置されたダクトを通じて屋外へ排出されます。
吸い終えた煙草は消さずにそのまま穴に入れればOK。バキュームシステムによる完全無水式自動消炎灰皿になっていて、火が自動的に消され汚水も出ないそう。車内の空気も毎分2~3回入れ替わる換気性能を持っているとのことで残臭もほとんどありませんでした。
後処理や清掃も着脱式灰皿で簡単に短時間で行えるそう。
実はこのバスは単なる分煙バスではなく、屋根に太陽光パネルが設置されリチウムイオン蓄電池も搭載。エアコンの使用状況や天候にもよりますが、バッテリーのみで最低約6時間の連続使用が可能だそう(通常のイベント時は100V20Aを使用)
災害時には携帯電話の充電対応やミルクのお湯が沸かすなど災害支援車両にもなるそう。また最大800kgまでの救援物資の運搬が出来るそうです。平時はイベント会場などで愛煙家のために活躍。そしていざという時には災害支援車両になるという「分煙バス」。現在全国に5台配備されているそうです。
この「分煙バス」を扱っているのが兵庫県伊丹市にあるレンターカー会社のGライオン・レントオール株式会社。担当者の話ではホテルの出入口や駅前、イベント会場など、多くの人が集まる場所での稼働を想定しているとのこと。
レンタル基本料金は1日あたり15万円(税別)で、他にオプション料金として運営オペレーション費用や車両配送設置費用(運転手込)がかかります。
詳細については「Gライオン・レントオール株式会社」(072-782-9381)へお問い合せください。