「鳥瞰図絵師 青山大介物語」開催中の兵庫県立兵庫津ミュージアムへ行ってきました
兵庫県立兵庫津ミュージアムは兵庫県の成り立ちや、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の旧五国の魅力を紹介するミュージアムで、「初代県庁館」と「ひょうごはじまり館」の2つの施設からなっています
そのひょうごはじまり館の2階企画展示室では「鳥瞰図絵師 青山大介物語」が開催中
鳥瞰図(ちょうかんず)とは文字通り鳥の目で俯瞰(ふかん)した光景を描いたもので、ひょうごはじまり館の床面にある「古の港都 兵庫津1868」を描いたのが青山さんです
絵を描くことが大好きだったこども時代から鳥瞰図との出会い、これまでの歩みが物語形式で紹介されているほか、今までの作品のなかから厳選された作品が展示されています
その最新作が昨日午後公開された「みなと神戸バーズアイマップ2025(1.17ver.」
阪神・淡路大震災から30年経ったメリケンパークを中心とする現在の神戸の海岸部が描かれています。「1.17のつどい」が開かれる東遊園地や第2突堤に来月4日にオープンするジーライオンアリーナなども細かく描かれています。
隣には2016年に発表された「みなと神戸バーズアイマップ2017」
さらにその隣には2011年発表の「みなと神戸バーズアイマップ2008」
制作の都度ヘリコプターをチャーターして空撮を行い、地上からの建物確認を経て描かれているのです
前作とは9年の開きがありますが、間違い探しのように2枚を細かく見比べると港地区の変貌ぶりがわかります。
「鳥瞰図絵師 青山大介物語」は3月23日(日)までの開催で、16日(日)午後2時からは青山さんによるギャラリートークが開かれます(予約不要で当日参加OK)
ひょうごはじまり館の隣にある「初代県庁館」へ
ここは1868年(慶応4)年に初代県庁舎となった旧大坂町奉行所兵庫勤番所を復元した施設です
庭園にはしだれ梅が見頃を迎えていました
ここにはミュージアムカフェがあり創業100年を超える地元兵庫のエキストラ珈琲の美味しいコーヒーなどが味わえます。メニューの中から「珈琲膳」なるものを注文
泡立てたコーヒーにエスプレッソ仕立てのコーヒーを加える和風カプチーノセットで、まずは茶せんでミルクを泡立てます
泡立てたところで熱々のコーヒーを移しいただきます
抹茶椀ですすります
2種類のもちもちパン付き
好みでホイップクリームとジャムを付けて食べますがカプチーノによく合い美味しかったです(お値段850円也)
ところで「ひょうごはじまり館」ではいろいろなグッズ販売がされています。来館記念の御船印(350円)もありますが、御船印とキーホルダーのセット(650円)を買うともれなくお猪口が2つ付いてきてお得!
兵庫津ミュージアムは毎週月曜休館です
アクセスなど詳しくは兵庫津ミュージアムの公式サイトをご覧ください
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
-
-
大阪・関西万博の開催に合わせて展開される「ひょうごフィールドパビリオン」。兵庫県そのものをパビリオンに見立てた取り組みですが、神戸エリアでも「こうべフィールドパビリオン」として40を超えるプログラムが登録されています。
その一つ「インテグリティに基づくワイルドライフ・マネジメントA・B・C(衣・食・住)」というプログラムを体験してきました。「ワイルドライフ・マネジメント」とは、森と人を繋ぎ、調和のとれた自然環境を次の世代に繋ぐための取り組みです。「インテグリティに基づく・・・」とあり、「高い倫理観を持ったうえで自分自身の深淵や価値観に基づいて自信を持って行動する」という意味になります。
現在ニホンジカによる農林業被害が全国的に深刻で、その対策として毎年4万頭もの鹿が捕獲されています。その捕獲された鹿のすべてを活用すべく、兵庫県内で20年以上前から取り組んでいるのが民間の株式会社メリケンヘッドクォーターズという会社です。こうべフィールドパビリオンのこのプログラムでは鹿の皮や骨を使ったアパレル雑貨や鹿肉の美味しさを街なかで堪能出来るんですよ。最初に伺ったのが神戸阪急本館6階にある「ハイカラブルバード神戸」というお店。大きな鹿頭部の壁掛けや鹿のオブジェなどが出迎えてくれるのですぐにわかります!
ここでは鹿革を使ったカバンやポーチ、鹿革を加工したボタンなどが販売されています
革は職人の手によって日本の伝統工芸である白なめしに加工され、ひとつひとつ手作業で作り上げられています。その鹿革を使ったカバンは持ってみると軽い仕上がりになっていました。
財布や小銭入れなどの小物も
ちょっと欲しくなった酒器。鹿の骨を粉末にして釉薬に混ぜて焼き上げています。シックな黒をベースにしたデザインで手になじむものでしたよ。
メリケンヘッドクォーターズ営業・広報担当でハイカラブルバードマネージャーの平野友之さん続いては三宮から元町に移動。「鹿肉料理専門店 鹿鳴茶寮 入舩(ろくめいさりょう・いりふね)」へ
兵庫県産のジビエが味わえるレストランです
入口の取っ手は鹿の角!
定番メニューとしてオススメなのが「鹿肉のカツレツ」。他にも「鹿もも肉の生ハム(ユッケ風)」「鹿ハツの直火炙り」をいただきました。
鹿肉は脂身が少なく鉄分の多いヘルシーな食材。鹿もも肉の生ハムはクセもなく美味しかったです。鹿のハツ(心臓)も食感がプリプリして美味でした。
そして最後に訪れたのがレストランから少し東に行った徒歩圏内にある「ハイカラブルバード ジビエ精肉店」です
ここではジビエの肉を牛肉や豚肉のように家庭で楽しめるように買えるお店です
業務用にはホテルや飲食店にも多く卸しているそうですが、家庭で調理しやすいように部位ごとに真空パックされまさに精肉店です。鹿のほかにも猪肉やキジ肉、鴨肉などが揃っていました。先ほど食べた鹿もも肉の生ハムも販売されていました。
店頭に立つメリケンヘッドクォーターズ代表の入舩郁也さんによると、ジビエは個体差があるので直接見て買えるお店にしたとのこと。捌き方によって大きく変わるので、ジビエの癖を残したいというお客さんにはその要望に合わせて変えているそうです。
入舩さんたちがこうした取り組みを始めるまでは捕獲された鹿は殆ど処分されていたそうですから、こうして皮や骨、肉までを地域の資源として有効活用していくのはまさにSDGsな活動です。全国から視察に来る自治体関係者や団体も多いそうです。
兵庫で始まった先進的な取り組みを是非体験してください。
「こうべフィールドパビリオン」の公式サイトはこちら買って帰った鹿もも肉の生ハムですがクラッカーの上に乗せ、ケーパーを添えてワインのアテにしました。美味しかったです(^^♪
-
2月27日は「ポケモンデー」でした。「ポケモン」の最初のゲームソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されたのが1996年2月27日でした。そこで世界的にポケモン始まりの日とされています。
ならばと神戸空港に出掛けスカイマークの「ポケモンジェット」を見てきました。
「ポケモン ゲットだぜ!」ではなく「ポケモン ジェットだぜ!」です(笑)
見送りする地上職員の一人は何やらポケモンの絵が描かれたボードを手にしていました
さて来週の特集コーナーは・・・
3月3日(月)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも「耳の日」によせて
「耳・聞く・聴く」タイトルソング集3月4日(火)
8時台の洋楽特集は「三姉妹の日」によせて
「姉妹・シスターズ」ソング集
※姉妹きょうだいのグループソング集です9時台はフォーク歌手で元シモンズの田中ゆみさんと同じくフォーク歌手の下園弘明さんをゲストに迎えてお送りします
3月5日(水)
8時台の洋楽特集は
「ガール・少女」タイトルソング集9時台は歌手の北野まち子さんをゲストに迎えてお送りします
3月6日(木)
8時台の洋楽特集、9時台の邦楽特集とも
「ボーイ・少年」タイトルソング集※放送内容について予告なく変更になる場合があります
2月も今日で終わり明日からは3月。暦の上の春を迎えてからの方が寒波厳しい日々でしたが、ここにきてようやく日中の暖かさが出てきて梅の花も見頃を迎えました。ただ今年はスギやヒノキの花粉飛散量が例年に比べて多い予測が出ています。万全対策を講じつつ本格的な春到来を待ちましょう。
-
神戸駅前に静態保存されている蒸気機関車のD51(デゴイチ)
実は今日2月27日で製造から81年となりました。そこで車体にこんな装飾がされています
この「D51」の1072号機は昭和19年(1944年)2月27日に製造されました。昭和50年(1975年)まで31年間北海道の大地を走っていた機関車です。縁あって神戸にやってきて今年7月で47年になります
「神戸駅前のD51を守る会」のメンバーによって清掃・補修そして季節の装飾などが行われ、道行く人たちを楽しませてくれています。
現在はひなまつり(桃の節句)を前にバースデープレートとともに左右の除煙板にお雛様とお内裏様が貼られています
反対側も
夜はライトアップされていますよ!
-
今月初めに出掛けた流氷クルーズを楽しむ北海道旅は神戸空港からのFDA(フジドリームエアラインズ)のチャーター便を利用しました。
7時5分札幌(新千歳)行のFDAの6311便
ボーディングブリッジではなく地上に降りて歩いて専用タラップへ移動。移動が面倒のように思いますが間近に飛行機の機体が見られるのでワクワク感がありました!
機材はエンブラエルE175。機体番号はワインレッドの「JA14FJ」。専用タラップを上って機内へ
隣にはゴールドカラーの「JA09FJ」が停まっていました
定刻よりやや遅れてのテイクオフ
この日の神戸はやや霞んでいましたが晴れていました
雲の上は眩しい朝の太陽が輝いていました
機内サービスはコモのクロワッサンとコーヒー。
イタリア生まれの独特の風味と口どけの良さが特徴のパンです
札幌(新千歳)までは2時間のフライト
眼下には雪に覆われた街並みが見えましたが滑走路はしっかり除雪されていました
15分遅れで到着
空港ビルの外に出るとF-15J戦闘機が数機離陸していきました
もの凄い爆音でした
そして帰路は網走にほど近い女満別(めまんべつ)空港を利用
復路便もFDAのチャーター機で、往路と同じ「JA14FJ」でした
滑走路は神戸と同じ2,500m
離陸時刻近くには除雪車が隊列を組んで作業にあたっていました
こうした作業対応がなされて初めて飛行機は飛べるのです。感謝しかありません
3階の屋上送迎デッキでは「北海道の推しポケモン」アローラロコンをメインに据えた「コンコンロコン おいでよ!めまんべつ」が開催されています。夜にはイルミネーションが点灯されているようです(3月16日まで)
デッキに通じる階段脇には懐かしい機材のダグラスDC9-80とYS11用のタイヤが展示されていました
12時25分発の8952便
ボーディングブリッジを通って機内へ
女満別から一路神戸へ
地上職員に見送られて滑走路に移動
そして離陸
神戸まで2時間半のフライト
復路の機内サービスはシャトレーゼの梨恵夢(りえむ)」。バター風味の生地でミルク餡を包んだ焼き菓子とおかきやピーナッツが入ったあられと、そして飲み物でした
機内から見えた雲海が流氷のように見えました
着陸態勢に入り降下を続け淡路島が見えてきました
ラジオ関西の送信所のアンテナが見えました
この日は西風の影響からかグルっと旋回して東側から進入
無事見慣れた神戸に帰ってきました
神戸空港は関西空港や伊丹空港に比べてコンパクトな空港ゆえ移動が楽でした。しかも今回チャーター機という、定期運航されていない空港との行き来で改めて便利だと思いました。FDAのエンブラエルE175というコンパクトなジェット機というのも良かったです(預けた荷物がすぐに受け取れました)。
神戸空港ではこの春からトキエアの新規就航で新潟便が飛び始めるほか、韓国や中国、台湾とを結ぶ国際チャーター便も就航します。より使い勝手のよい空港になって欲しいものです。