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三上公也の朝は恋人

番組内容

懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。

  • 2025年11月18日(火) 03時03分

    島根県飯南町バスツアーに行ってきました⑥~観光列車「天地(あめつち)」で出雲横田へ!

    ~観光列車「天地(あめつち)」乗車のつづき~

    10時18分発の「天地」に乗り木次駅を出発

    1号車内の様子

    2号車内の様子

    4人掛けのテーブル席

    窓に向いたカウンター席も。木目調のパネルを多用して白木の質感を表現しています

    専用ヘッドカバー

    客席はキロ47形に改造されていますが元々はキハ47形の運転席

    日付入りの記念撮影ボード

    記念スタンプ台がありました

    季節ごとに4色あるようです

    2018年に改造されたキロ47形(元はキハ47形)

    車内のいたるところに山陰地方の素材が使われています
    テーブル装飾に石州瓦

    出雲織のタペストリー

    鳥取県岩井窯の手洗い器

    そのほか窓側壁面に隠岐の黒松や智頭杉、天井照明に因州和紙がつかわれていたりと山陰素材が使われています。

    2号車にある売店

    オリジナルグッズや飲み物・菓子類を販売

    アルコール類も色々

    天地ハイボールとコースターを購入

    そして車内では地元ガイドが見どころなどを随時案内してくれていました

    乗車記念撮影も

    車内では「あめつち おみくじ」も!

    六角形に折られたおみくじを引きました

    大国主命が出ました。「大きな心」を持つことにします!

    おみくじの下には記念スタンプを押すスペースがありました

    列車は山間部を走っていきます。時折木々の葉が車両にあたり勢いよく擦る音がしていました

    木次線には27のトンネルがありますが最長は全長2241mの下久野トンネル

    2km以上ありますが直線なので出口が白い点になって見えます。出口が近づくにつれて点が大きくなって視力検査を受けているよう

    田園風景も広がっています

    普通列車とすれ違い

    「仁多米食堂」という施設が見えました。宿泊施設にもなっている奥出雲町サイクリングターミナルにある食堂で、地元の人気米である仁多米のかまど炊きご飯が味わえるところだそう。気になりました。

    出発から1時間ちょっとで終点の出雲横田駅に到着。ホームではカメラを構えた人たちがいました

    「天地」車両の外観は山陰の美しい空や海を表現した紺碧色


    車両の前後とも2種類のエンブレムが取り付けられています

    車両の下部には山陰の美しい山並みが描かれています

    車体横にもエンブレム

    出雲横田駅は「天地」の運行終点駅ですが木次線の終着駅ではありません。この先に松本清張の小説「砂の器」で有名な亀嵩(かめだけ)駅や3段式スイッチバックのある出雲坂根駅~三井野原、そして芸備線とつながる備後落合駅まで続いています。車両の特性もあり残念ながらこの先に乗り入れてはいないのです。

    ここにも大きな横断幕が掛かっていました

    ここで「天地」は折り返し運転

    山間部を走る木次線に欠かせない除雪車もスタンバイされていました

    ここからは再びバス移動で絲原記念館向かいます。
    第13回島根県飯南町バスツアー旅報告つづく・・・

  • 2025年11月17日(月) 03時01分

    島根県飯南町バスツアーに行ってきました⑤~観光列車「天地(あめつち)」乗車のためJR木次駅へ

    第13回島根県飯南町バスツアー旅報告~今回の旅のメインである観光列車「天地(あめつち)」乗車のためJR木次(きすき)駅へ!

    こんな丸い看板が駅舎に取り付けられていました

    「天地」は山陰本線を中心に運行されていますが、時々木次線へも乗り入れています。今シーズンは11月3日までの運行で、この日はラスト前の日でした。駅構内にある観光案内所ではこの駅だけの「あめつち」エンブレム入りグッズも販売されていました。

    ホームにはこんな駅名表示板も

    ご縁の国のご縁の鐘

    JR木次線は宍道駅から備後落合まで18の駅があるのです(島根デザイン専門学校生による作品)出雲国に伝わる八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が描かれています

    ウエルカム横断幕も!

    ホームには普通車両キハ120のラッピング車両(愛称:さくら)が停車中でした。ラッピング車両はほかに「しんわ」「たなだ」「たたら」と3両があり、いずれも沿線をイメージする4両の統一感の持てる愛称が応募投票によって付けられています

    ホームでは神楽が披露されていました

    地元の神楽を見られるとはラッキーです

    そうこうしているうちに10時18分発の観光列車「天地」が入線してきました

    青色を基調とした2両編成で2018年にデビュー。JR木次線で人気のあった観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」の引退を受けて去年から山陰本線に加えて木次線にも乗り入れるようになりました。
    2019年の第9回番組ツアーの際の「奥出雲おろち号」レポートはこちら

    ホームでは新婚カップルのセレモニーも行われていました。「天地」に乗ってやってくる新婦をホームで新郎が出迎えるというシーンを見ました!ホームにいた人たちから「おめでとう」の声を掛けられていました。めでたいめでたい(^^♪

    10時18分定刻に発車

    ホームでは地元雲南市の関係者の方々の見送りを受け、沿線では地元の方も手を振って歓迎していただきました

    JR出雲横田駅までの1時間少々の木次線天地列車旅のスタートです!
    第13回島根県飯南町バスツアー旅報告つづく・・・

  • 2025年11月13日(木) 03時00分

    島根県飯南町バスツアーに行ってきました④~琴引ビレッジ山荘の朝、そして老舗醤油の紅梅しょうゆへ

    島根県飯南町バスツアー2日目。40人が1ヶ所にまとまって泊まれる施設はなく今回も分泊。宿泊先の1つ琴引ビレッジ山荘の朝


    山荘前に木彫りの熊があるように、島根県内にも熊はいます。しかし山には主食となるドングリなどは豊富にあるとのことで人里に熊が出没することはないとのこと。安心して朝食前に付近を散策。色づいている木々もありました。

    西方面には三瓶山(さんべさん)がうっすらと見えました!

    ここは「光明石(こうみょうせき)温泉」と呼ばれ、自然界に存在する放射性元素を含む天然鉱石の中で最もイオン化作用が強いとされる光明石を泉源体とした「単純温泉」で日帰り入浴も出来る施設になっています

    すぐ目の前にはキャンプ場もありキャンプ用品も販売されていました

    広いキャンプ場。去年は多くの車が停まっていました

    待ちに待った朝食タイム

    お酒を飲んだ翌朝のシジミの味噌汁は美味しかったです(^^♪

    食後のコーヒーもいただきました

    憩いの郷衣掛に宿泊した参加者と合流し宿を出発。木次線乗車前に雲南市にある老舗醤油店に立ち寄り

    女将の松尾まゆみさんがお手製の横断幕を持ってお出迎え

    紅梅しょうゆは雲南市三刀屋町三刀屋にある創業190年の醤油蔵元


    松尾さんは七代目醤油屋女将です

    小さな店舗に沢山のしょうゆ製品が並んでいました。生揚げ醤油もありました!

    「お醤油屋さんの鍋の素 コブクロちゃん」を使ったスープを試食

    究極のご飯のお供、いわゆる「食べる醤油」。スープもこれも試食させてもらいましたが美味しかったです

    しょうゆバニラなるアイスも!(これは試食していません)

    このほかにもだし醤油やポン酢など色々な醤油製品が売られていました。その間女将はずっと大きな声で喋りっぱなし!滞在時間が限られていましたが老舗の醤油屋さんで買い物も出来ました。
    紅梅しょうゆの公式サイトはこちら
    女将と息子さんに見送られて出発!


    お店の前にあった三刀屋町と木次町の公共下水のマンホール蓋

    さあ、このあとは木次駅に向かって今ツアーの目玉である観光列車「天地(あめつち)」に乗ります。
    「第13回島根県飯南町バスツアー」旅報告つづく・・・

  • 2025年11月12日(水) 03時03分

    島根県飯南町バスツアーに行ってきました③~憩いの郷衣掛で夕食会・歌や演奏、抽選会やじゃんけん大会も!

    初日の観光・体験行程を終えて宿泊先へチェックインのあと夕食会場の「憩いの郷衣掛」に集合!

    午後6時半に開宴。まずは飯南町の塚原隆昭町長から歓迎の挨拶をいただき

    曽田卓文副町長に乾杯の発声をお願いしました

    グラスを持ち声高らかに「カンパーイ!」

    この日のメニューは・・・
    お造り盛合わせ

    白和え

    地元の奥出雲和牛を使った鍋

    柔らかいお肉

    茶碗蒸し

    天ぷら盛り合わせ

    飯南町特産の舞茸の天ぷらも

    鮎の味噌焼き

    出雲そば

    飯南米の炊き込みご飯

    デザートは地元のさつまいも「森の絹」を使った焼芋

    糖度51度という甘いスイーツのような美味しい焼芋です!別腹でした(^^♪

    そして食事の後半では、飯石森林組合舞茸センターの琴引ゆかさんが舞台に登場

    私たちを歓迎して詩吟や歌、美声を披露下さいました

    サプライズはツアー参加者の舞子の海猿さんが三線を手に沖縄民謡などを聴かせて下さいました

    普段から福祉施設など訪ねてボランティアで演奏活動をされているそうです

    夕食会の最後はお楽しみ抽選会

    飯南町の特産品が当たる抽選会で盛り上がりました

    舞茸の加工品や地元蕎麦店の一福(いっぷく)そば

    飯南米や丸餅など豪華賞品を用意していただきました!このほかラジオ関西グッズの当たるじゃんけん大会も盛り上がりました!

    楽しい宴のあとはそれぞれ部屋に戻って就寝・・・
    の予定でしたが宿の温泉に浸かったあと食堂スペースで二次会。久しぶりに飲み過ぎました(笑)
    「第13回島根県飯南町バスツアー」旅報告つづく・・・

  • 2025年11月11日(火) 03時01分

    島根県飯南町バスツアーに行ってきました②~大しめなわ創作館で福を呼ぶ「とろへい馬」作り体験!

    りんご狩りのあとは飯南町大しめなわ創作館へ

    まずは大しめなわ創作館の管理運営を行っている飯南町注連縄企業組合専務理事の那須久司さんに大しめなわ創作館についてお話を伺いました。

    ここでは地元産の稲わらを使って手作りのしめ縄を生産しています。町で培われてきた大しめ縄づくりの技術を受け継ぎ、出雲大社神楽殿の日本一の大しめ縄をはじめ、日本中の寺社仏閣からのしめ縄の発注を受けて奉納。一部は出雲大社ハワイ分院やスイスなど世界各地からのオーダーに応えてしめ縄を作っています。

    これまで「しめ飾り」作り体験をしてきましたが、今回は初めて「とろへい馬」作りに挑戦しました。しめなわ館では今年からスタートした新体験プランだそう。

    「とろへい」とは正月の伝統行事で、1年の最初の満月の夜に福の神がやってきて人々に福をもたらすという古い民族信仰に基づくものだそう。子どもが福を運ぶ使者となって地域の家を訪ねる際にこのようなわらで出来た馬が届けられるのです。このわら馬は1年の福を運ぶ縁起の良い家の守り神として次の年のとんどまで神棚や床の間などに飾っておくそうです。
    地域おこし協力隊の古賀崇真子さんの指導でとろへい馬作りスタート!

    まずは馬の頭部分の製作。ワラを3本束ねて三つ編みにしていきます

    こんな大人数での体験会ははじめてとのこと。創作館の方々総動員で対応していただきました。

    ワラを束ねて曲げて仮留めして・・・

    前足、胴体と後ろ足と順に組み立てていきます

    ワラが途中で切れてしまったりトラブル抱えつつも助けを求めてなんとかここまで出来ました

    最後は尻尾を付け、たてがみ部分や足先をハサミで切り揃えて完成!

    ちゃんと立ちました!来年は午年。家に飾ることにします

    大しめなわ創作館の売店ではこんなしめ縄のピンバッジなども販売されています

    そしてしめなわ館の北側にはこんな紅白のおめでたい郵便ポストがあります

    「大しめ縄ご縁ポスト」

    大しめ縄創作館で販売されている「縁結びレターセット」や「縁結びハガキ」を使ってポストに投函すると頓原(とんばら)郵便局オリジナルの消印が押されて届けられるということです。

    飯南町大しめなわ創作館のサイトはこちら
    なお来年7月に8年ぶりとなる出雲大社神楽殿日本最大の大しめ縄奉納が決定していて、飯南町注連縄企業組合ではすでにその準備に取り掛かっているとのこと。約4か月間は全国の受注を一時中断して日本最大の大しめ縄づくりに専念するそうです。それだけ大掛かりな作業ですが、年が明けると職人の方々は大変な重圧と緊張感の中で取り組んでいかれることでしょう。

    写真は出雲大社神楽殿の大しめ縄。長さ13.6m、重さ5.2㌧(2019年10月撮影)
    「第13回三上公也と行く島根県飯南町バスツアー」旅報告つづく・・・