「冬の味覚」はいろいろありますが、これからの時期に食べたいのが「ふぐ」。中でも兵庫県南あわじ市の福良湾で養殖されている「淡路島3年とらふぐ」は近年人気を呼んでいます。通常は2年間養殖して出荷するところをもう1年長く育てて大きくしています。写真中央が3年とらふぐで左が2年もの、そして右端が1年ものです。大きさの違いは一目でわかります。
2年ものは800g前後ですが、3年ものは1.2kg~1.8kgと比較にならないほどの大きさに育てられています。とはいえ養殖期間が長くなると飼育が難しくなるため手間がかかるのだそう。例年25万匹ほどの稚魚を仕入れても3年ものとして出荷されるように育つのは10万匹(約150トン)ほどだそう。共食いを防ぐために「歯切り」という作業も行われています。
そんな「3年とらふぐ」ですが、サイズが大きくなるだけでなく、鳴門海峡の激しい潮流にもまれることで身のしまりが良くなり甘みもあって天然ものに近い味わいになっています。
トロッとした食感の白子も3年ものになると大きい!
唐揚げも美味
〆は雑炊
そしてひれを炙って熱燗に添えるひれ酒も旨い!
「淡路島3年とらふぐ」は淡路島内のホテルや料理旅館、飲食店で食べられます。店舗など詳しくは淡路島観光協会のサイトをご覧ください。
淡路島観光協会公式サイトはこちら
そして冬の彩を楽しめるスポット「灘黒岩水仙郷」が今月25日正午にリニューアルオープンします。園路が新たに整備されて安全性が向上。交流拠点としての施設も整備され、屋上にはパノラマの風景が楽しめる展望デッキもオープン。海が一望でき、国生み神話で知られる「沼島」も望めるそう。
灘黒岩水仙郷
開園期間:2024年2月下旬までを予定
開園時間:9:00~17:00
入園料:大人600円 小人300円
駐車場:無料(臨時駐車場含め150台)
アクセスなどは南あわじ市の公式サイトをご覧ください。
神戸方面から明石海峡大橋を渡って淡路島方面に行く際、左手に見える大きな鉄塔が見えます。これがラジオ関西のアンテナです。ここから558kHzの電波を発信しています。高さ135mで実は子午線上にあるんですよ。
※くれぐれも脇見運転はお止めくださいね。