兵庫県豊岡市にある京都丹後鉄道のコウノトリの郷駅にある「駅舎カフェ ぽっぽや」へ行ってきました。

宮豊線の豊岡駅の隣の駅。ここにはのんびり過ごせるカフェがあるのです。

1930年3月に建てられた木造駅舎ですが、地元のグループ「コウノトリの郷駅応援団」によって施設管理され、駅舎の一部を改装して2010年2月から「ぽっぽや」として蕎麦屋の営業をはじめ、2020年11月からは現在の「駅舎カフェ ぽっぽや」にリニューアルオープンしました。

店内には様々な鉄道アイテムがありました。

お店のオーナーはコウノトリの郷駅応援団の代表でもある水田政宏さんご夫妻。

定年退職を機に始められました。

この日はモーニングを注文。こだわりのコーヒー豆は6種類あり、駅名の「コウノトリの郷」と名付けられたキリマンジャロブレンドを選びました。

昼は限定ランチメニューも。この秋からは水田さんが打つ蕎麦もメニューに加わる予定だそう。

トーストにサラダ、スクランブルエッグに赤いウィンナー、そしてコーヒーのセットで600円。コーヒーはもちろんですが、パンが美味しかったです。

駅舎ゆえ列車を間近に見ることが出来ます。

特急「丹後の海」。水戸岡鋭治さんが設計・デザインした車両です。

KTR703

これは普通車両ですが、丹鉄にはほかに「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」など様々な車両が走っています。

営業日は毎日ではなく毎週水・木・金及び第2・第4の土日です。

詳細は「駅舎カフェ ぽっぽや」のホームページで確認してください。
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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京都の福知山城公園に新しくオープンした福知山鉄道館「フクレル」に行ってきました。私が訪れたのはオープン日の先月26日です。

この日は午前中に式典があり午後1時に開館。記念のキャップやうちわが配られました。

古くから交通の要衝とされてきた福知山は旧国鉄の鉄道管理局があったところで、鉄道幹線の発達とともに「鉄道のまち」として広く知られるようになりました。その鉄道のまちの歴史を伝えようと1998年(平成10年)に「福知山鉄道館ポッポランド」が開館し幅広い層に親しまれていましたが、建物の老朽化が進み2018年(平成30年)に休館しました。そんな中ポッポランドの早期再開を求める声があったこと、そして新しい施設建設にあたり福知山市内の工業団地で会社経営をされていた浅田章介さんからの多額の寄付により新たに開館しました。

入館料は大人1人500円

入口ゲートは昔の改札をイメージした木の造り

入ってすぐに目につくのはC57 93号機の第3動輪

これまで寄贈された貴重な鉄道関連資料が「フクレルコレクション」として展示されています。

ジオラマ模型もあります

高架化された福知山駅を再現

高架化前の様子

福知山の旧国鉄鉄道管理局には数多くのSLが配置されていました。

福知山カラーの113系が走っていまいした。

交流体験エリアでは壁一面に広がる画面に触れて線路やまちをつくる「インタラクティブウォール」や

スコップで石炭を画面の指示通りに投げ入れSLの機関助士体験ができる「なりきり機関助士」も。

窯の中は4つに分かれていて時間内にどれだけ指示通り正確に投入できるかによって順位が決まるゲームです。

そして運転シミュレーター(※別途1回300円)もあり現役電車223系の運転体験ができます。

キッズスペースも完備

SLの動輪の形をした窓

福知山鉄道館フクレル館長の森田成章さんと記念撮影

「新しくオープンしたフクレルに是非お越しください」と話されていました。正月三が日も開館しているそうですよ。

当日の様子はYouTube動画「デネブちゃんねる」をご覧ください。 -
室戸岬からは15分ほどで昼食場所の「料亭 花月」に到着。

室戸沖で水揚げされた新鮮な魚介類を味わえるお店でした。

これが「室戸キンメ丼」!金目鯛と旬の魚の刺身に加えて金目鯛の照焼きが盛られていました。

食べ方は刺身を味わい、照焼きを味わいつつ箸を進め、途中で熱い金目鯛の出汁をかけて「キンメ茶漬け」。

これがメチャ美味しかったですよ!

昼食後は集合時間まで室津港周囲を散策

海に近い場所ゆえこんな表示がありました。目の前は太平洋です。

漁港の町らしい細い路地

漁港近くには四国霊場八十八か所25番札所津照寺(しんしょうじ)があります。

大師堂

空海が海の安全と大量を祈願して開創したという古刹だそう。

本堂はこの階段の上。今回は時間なくお参りは大師堂だけに・・・

バスに戻って帰路に就きます。

高速道路の延伸工事が進められています。

これが完成すると室戸岬も時間的距離が縮まることでしょう。

昨夜の宿泊先「ロイヤルホテル土佐」が見えました。

高速道路を降りて地道を走りましたが香南市や南国市あたりの田んぼの稲は頭を垂れてそろそろ収穫の頃を迎えていました。

高知自動車道に入る前に道の駅でトイレ休憩。

ここには道の駅きっぷがありました。

高知県産地鶏「土佐ジロー」の卵を100%使った贅沢な「土佐ジローアイスクリン」。サクサクとした食感で意外とあっさりして美味しかったです。

午後3時半に道の駅を出発。高知自動車道、高松自動車道、瀬戸中央自動車道を通り午後5時過ぎに岡山県の鷲羽山展望台に到着。

今通ってきた瀬戸内の光景

第2展望台からの眺めです

瀬戸大橋は道路の下を列車が走っています。

そういえば一昨年の暮れに「WEST EXPRESS 銀河」に乗ってこの橋を渡ったのでした。通過したのが夜だったので外の景色はあまり見えませんでしたが(その時の記事はこちら)

5時過ぎでもまだまだ明るい時間帯でした。

もう少し粘ると瀬戸内に沈む夕陽が見れたかもしれません。

こんな真新しいマンホール蓋がありました。

歌の碑も

下電ホテル前を通った際、「しもでん」の車両と貨車が展示されているのを見ました。かつては下津井から児島、茶屋町間を走っていた車両だそう。またゆっくり見に来ねば。
そして岡山から新神戸までは山陽新幹線を利用。往路とは違いレールスターのゆったりしたシートに座って帰ってきたのでした。

「高知・夏旅報告」終わり。 -
モネの庭からは45分ほどのバス移動で室戸岬に到着。山の上に室戸岬灯台が見えました。

灯台下には海を見つめる中岡慎太郎の銅像があります。

中岡慎太郎は日本の幕末、明治維新の勤王の志士で陸援隊の隊長だった人物。海援隊の坂本龍馬とともに活動していましたが、1867年(慶応3年)11月15日に京都四条の近江屋で何者かに襲われ2日後に死亡。享年30歳。この銅像は昭和10年に安芸郡の青年団が主体となって建てたものだそう。

銅像の東側には駐車場があり木造の展望台が建っていました。

展望台からの眺め

鯨の尾のモニュメントがありました。

「何?」と思いましたが「歓鯨」の表示を見て納得(笑)

海岸部へ移動

遊歩道入口にタコの足のような気根で岩を抱きしめるようにして立つ大きな木がありました。

室戸岬一帯に自生している「アコウ」の木。

室戸岬の亜熱帯性樹林および海岸植物群落は国の天然記念物になっています。

やや荒々しく波が岩に打ち寄せていました。

沖に船が見えました。

灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)は空海(弘法大師)が仏と縁を結ぶ潅頂の会式を行ったことから名づけられた浜の名だそう。

子授の岩

路線バスの停留所もありました。

土日祝は平日よりも本数が少なくなっています。

ハイビスカスの花が咲いていました。

この先端まで来たのかぁと地図を見て確認。

30分ほどの滞在で昼食場所へ向け出発

「室戸キンメ丼」が食べられる店に向かいます。

高知・夏旅報告つづく・・・ -
ホテルを出発して50分ほどで高知県安芸郡北川村にある「モネの庭」に到着。

国道55号線からやや細い道を上がって行きます。

「北川村 モネの庭 マルモッタン」は画家のクロード・モネの愛した庭として有名なフランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」をモデルに、高知の自然の中に再現した庭園で、クロード・モネ財団から世界で唯一「モネの庭」を名乗ることが許されている場所なのです。ここの入園券の半券はジヴェルニーのモネの庭の入園券になるそうですよ。

園内は「水の庭」「ボルディゲラの庭」「花の庭」の3つのエリアで構成されています。

まずは「水の庭」へ

モネが描いた睡蓮が咲く池

絵もありました。

池にはジヴェルニーのモネの庭から株分けされた睡蓮が4月下旬から10月まで開花しているそうです。

睡蓮の花の見ごろは午前中。早い時間が良いそうです。

中でも青い睡蓮の花は人気。

モネが咲かせたいと願い続けましたが、ジヴェルニーでは気候の関係で咲かせることが出来なかったそう。温暖な北川村では6月下旬から10月下旬まで美しい花を咲かせるそうです。

絵と比べながら眺めるのもまた一興

「水の庭」の奥にあるのが「ボルディゲラの庭」

クロード・モネが43歳の時にルノワールと旅した地中海・リヴィエラ海岸の街ボルディゲラで、その光と色彩に感激して描いた作品から発想してつくられたオリジナル庭園です。

大きなサボテンの花が咲いていました。

庭園の奥に瓦屋根の建物がありました。

休憩が出来るカフェでした。

ここで「生ゆずかけソフト」を注文。生ゆずの程よい酸味と苦味がソフトクリームを引き立てて美味しいソフトでした。

もうひとつ「モネ薔薇パフェ」。バラの風味がほんのり広がるこれまた美味しいパフェでした。

園内にはヒガンバナも咲いていました。白いヒガンバナにクロアゲハが飛来。

そして駐車場を挟んで反対側の「花の庭」へ

入口を進んだ一段高いところからの眺め

色とりどりの花が咲いていました。

ここにも蜂がいましたがブルービー(青い蜂)には出会えませんでした。

蝶も

バナナムシとも呼ばれるツマグロオオヨコバイ

蝉の抜け殻も発見

この日はじっとしていても汗かく暑さの日でしたが、もっとゆっくり身を置きたいと思った素敵な庭園でした。
開園時間やアクセスなどは「北川村 モネの庭 マルモッタンの公式サイト」をご覧ください。高知・夏旅報告つづく・・・



