東三瓶フラワーバレーを出発し世界遺産の石見銀山へ移動。
今回は間歩がある銀山ゾーンには行かず、武家・町屋ゾーンから代官所ゾーンまでの町並み地区を散策。
景観保護された風情ある町並みを見て歩きました。
タイムスリップしたかのよう
軒下に変わった不思議な置物がありました。
変わったといえば岩山の上にこんなお寺が!
観世音寺
岩をくり抜いた中にお地蔵さんがいました。
郵便局
銀山川に架かる橋。今年3月には羅漢町橋で観光客の女性がもたれかかった木製の柵が壊れ約4m下の川に転落して亡くなる事故がありました。
ここは別の橋ですが欄干の腐食がすすみロープが巻かれコーンが置かれていました。世界遺産に登録されると補修や改修が難しいのでしょうか。そのままの状態が続いています。
理容館アラタ
「理容遺産」というのがあるのですね。その認定第1号だそう。
座るのにやや勇気がいりそうな椅子
こんな置物も
時折小雨の降る中ではありましたが距離にして約800m約20分のみてあるきを楽しみました。
お昼は代官所前ひろばにほど近いお食事処「おおもり」へ
この日は2つのグループの貸切でした。
天ぷら・煮物・烏賊の刺身・茶碗蒸し・小鉢などに代官そばが付いていました。
このお店の名物「代官そば」
名物といえば武家・町屋ゾーンに有馬光栄堂というお店があり「げたのは」なるお菓子を売っていました。
試食して美味しかったので購入
銀山での作業の合間に食べられたというお菓子。サクッとした食感で玉子ボーロにも似たやや甘めの味。癒される懐かしい味でした。
食事のあと前夜懇親会の席で講演していただいた横部さんに靴の相談をする参加者の姿も。自分の足にあった靴をと助言してもらっていました。
店の前にあった自販機。町並み景観に合わせたデザインになっていまいした。
店の前の川にはダイサギでしょうか。真っ白なサギが川の中を見張って餌をついばんでいました。
昼休憩を終えて再び集合
このあとは飯南町を離れ最後の訪問先川本町に向かいます。
島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・
番組内容
懐かしの名曲を中心に三上公也アナウンサーのセレクトで、月曜日から木曜日の朝のひとときを音楽で彩ります。
また、エンタメ、スポーツ、ライフスタイルなど、一日の始まりに入れておきたい情報もお伝えします。
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分泊先であり夕食と懇親会の会場の「憩いの郷 衣掛荘」へ。
町役場の近く、私が産声を上げた場所からほど近いところにある宿泊施設です。
夕食会場は2階の広間
飯南町観光協会の芥川治さんの進行で夕食会がスタート!
塚原隆明飯南町長も参加。冒頭で挨拶いただきました。
晩餐メニューはお造りに焼き物、酢の物
茶碗蒸し
奥出雲和牛のほうらく焼き
柔らかくて美味しいお肉!
特産品の舞茸などの天ぷら
あとは吸い物にご飯、香の物
食事の合間には今年も地元飯南町の小中学生活弁士による上映会が行われました。飯南町には「長太郎活動写真弁士保存会」というグループが活動しています。大正から昭和初期にかけてまだ映像技術が発達していない時代、生涯をかけてふるさと飯南町を映像に記録した明治生まれの活動写真弁士である吉岡長太郎さんが残した貴重な映像の数々を未来へと語り継いでいこうと8年前に発足しました。町内外のサロンや催しなどで「弁士の解説付き無声映画」を上映しています。指導役でもある景山良一会長からの保存会の紹介のあと上映会が始まりました。
今年は四幸弁士の妹の澤田なないろ弁士も登場。中林ゆずき弁士とともに「空のおぢさん太平洋一番乗り」という1930年代のアニメ映画を上映。初々しく可愛らしい活弁でした。
昨年に続いて地元中学に通う澤田四幸弁士の登場!アドリブを交えながらの熱演。今年も聴かせてくれました。澤田君は中学生弁論大会飯石郡大会で最優秀賞を受賞。「少年の主張島根県大会」では青少年育成島根県民会議会長賞を受賞しました!
※去年の様子はこちらをクリック
そしてこの日は食後に恒例の星空観察会を予定していましたがあいにくの曇天で星は見えずで中止に。そこで私の友人で今回旅行に自費参加してくれた横部弘氏に登壇いただきました。彼はこれまで多くのアスリートの足を見続け負担を軽くするためのテーピングを施すなどしてきたテーピングマイスター(現甲南スポーツアカデミー代表)です。「足・膝クリニック講演会」となりました。
ズボンまくり上げて足の膝にあるお皿とはという話でスタート。
さらには骨模型を使って足首の話。
足裏も含めてまずは足の構造を知ることと力説。そのうえでクセを直し膝や腰に極力負担をかけないようにすることが大事とのこと。具体的なテーピング方法までは話が及びませんでしたが、横部さんは全国各地で講演会やスポーツイベント会場でのテーピングサービスなどを行っています。詳しくは甲南スポーツアカデミーのサイトをご覧ください。
そして夕食・懇親会の最後は恒例お楽しみ抽選会。参加者全員に飯南町特産品の何かが当たるというもの。
抽せんは飯南町副町長の奥田弘樹さん(写真中央)にお願いしました。
このあと衣掛荘宿泊組は各自部屋へ。そして琴引ビレッジ山荘宿泊組は塚原町長、奥田副町長、澤田兄妹らの見送りを受けてバスで宿へ向かったのでした。
島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・ -
島根県飯南町&川本町バスツアーは赤名湿地性植物群落を見たあと飯南町の特産品ブランドであるさつまいも「森の絹」の圃場をバス車内から見学。「森の絹」を生産し、自らを「芋づる代官になりたや」という本田哲三さんの話を聞きました。
ブランドさつまいも「森の絹」は高糖度の飯南町自慢のさつまいもで、滑らかな食感と甘さが特徴のシルクスイートを使用。
独自の栽培法に加えて貯蔵や加工によって年々収穫量を増やしているそう。
参加者に配られた「森の絹」。小ぶりながらメチャ甘く正にスイーツ!その甘さ旨さにビックリ!
糖度は51度あるそう。通常甘いと感じるさつまいもの糖度が30数度ゆえ如何に糖度が高いかがわかります(写真は飯南町役場提供)
現在流通にのらない規格外の森の絹の販売受付を実施中
クラウドファンディングなどでおなじみの「マクアケ」で販売受付中です。詳しくはコチラのサイトをご覧ください↓
大好評を経て第二弾!形は規格外、甘さは本物。甘すぎて研究対象になったさつまいも|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)
飯南町で栽培される飯南米も刈り取りの季節を迎えていました。
畑の所々に白いそばの花が咲いていました。まもなく新そばの季節ですね。
宿に向かう前にトイレ休憩を兼ねて「道の駅とんばら」へ。土産品や地元野菜などを購入。
飯南町の頓原(どんばら)地区の漬物「とんばら漬け」
現在は町外で製造加工されていますがカレーの付け合わせやお茶請けにもいい地元野菜の漬物です。
飯南町には「ワニ料理」もあるんです。ワニなのに何故サメ?と思われるかもしれませんが実はワニとはサメのこと。山間部の保存食として食文化が残っています。
飯南町のマスコットキャラクター「いいにゃん」の絵が描かれた環境支援自販機。
道の駅とんばらの隣には「大しめなわ創作館」があります。今回は立ち寄りませんでしたが、出雲大社神楽殿に架かる巨大な大しめ縄はここで製作されています。
建物横にはこんな郵便ポストがありました。郵便物も「ご縁」ですね。
宿へ向かう途中ドクターヘリと救急車を見かけました。訓練ではなく緊急出動だとしたら無事を願うばかりです。
午後5時に宿泊先の琴引ビレッジ山荘に到着
こちらの宿に宿泊する参加者は荷物を置いてつかの間の休憩
このあともうひとつの宿泊先(分泊)の憩いの郷衣掛荘に向かいました。
島根県飯南町&川本町バスツアー報告つづく・・・ -
先月23日の土曜日は「くにうみの日」でした。伊弉諾神宮で「神楽祭」が開かれるこの日、午前中に沼島(ぬしま)に渡りました。
南あわじの土生(はぶ)港から沼島汽船に乗ります。乗船料金は大人片道480円、往復で920円
往路の船は「しまちどり」
土生と沼島の間を10分ほどで結んでいます。
広島県尾道市にある瀬戸内クラフト社製の56トンの船で旅客82人・船員4人の86人乗り
港の消波ブロックには間隔を置いて海鳥が陣取っていました。
何年かぶりの沼島再訪です。
あっという間に到着
沼島漁港
沼島は国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。淡路島の太平洋側に浮かぶ小さな島で、上空から見ると勾玉の形をしています。沼島の「沼」は国生み神話の「天の沼矛(あめのぬぼこ)」に由来するという説もあります。
漁港にほど近い沼島八幡神社。海上安全・四季豊漁の神様です。
「八角井戸」沼島では井戸のことを「川(かわ)」と呼ぶそう。吉相を示す八角の形をした井戸で、これまで一度も枯れたことが無いといわれ今でも生活用水として使われているそう。
この日は島の小学校の運動会が行われていました。
こんな看板が!淡路にはイノシシはいないと聞いていましたが、近年本島にも沼島にも数頭いるそう。海を渡ってきたのですね。
上空には関空便の旅客機が次々飛来(写真は韓国LCCの「T’Way航空」のB737-800)
島の中央を突っ切る道を進んでいくと目の前が開けてきました。
目の前は太平洋につながる海!
そしてこれが「上立神岩(かみたてがみいわ)」
矛先の形をした島のシンボル。「天の御柱」といわれる高さ30mの岩で、イザナギ・イザナミの二神あ降り立って夫婦の契りを交わした御柱といわれています。
この日はあまり時間がなく再び港に向かいます。島のいたるところに海抜表示板がありました。南海トラフ地震が起きると津波の危険があり高台へ避難をしなくてはなりません。
風見鶏ならぬ「風見鯛」。風に吹かれて右に左に動いていました。
島のマンホール蓋
島内で昼食をと海鮮・漁師料理の店「水軍」へ。
ハモのフライ。身が厚く美味しいフライでした。
この日は予約一杯で名物の海鮮丼が注文出来ず「ネギトロ丼」にしました。
復路の船は「しまかぜ」。「しまちどり」と同様の56トンの船です。
アオサギ(若鳥)が見送ってくれました。
つかの間の沼島滞在でした。
土生港に到着すると郵便車が待っていました。人を運ぶだけでなく生活物資や郵便物などの輸送も船が担っているのですね。
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円形劇場にほど近い場所に満正寺(まんしょうじ)というお寺があります。1699年(元禄12年)に鳥取池田藩城代家老の荒尾志摩の菩提寺として建立された寺です。鳥取市出身の漫画家谷口ジローの描いた漫画「遥かな町へ」で主人公がタイムスリップする舞台として登場する場所だそう。
寺の境内には古来から満正寺に伝わる星占術を用いたホロスコープ「九曜星占盤(くようせいせんばん)」があります。これが直径8メートルもある巨大な星占盤です。
生年月日から星を算出し、性格・恋愛・相性・対人関係を占うというもので倉吉のパワースポットになっています。
その横には仏世界の四海に棲む龍王像があります。
古来から自然界の覇王として崇拝されてきた龍王が境内を這っているように表現され龍脈(龍穴)のパワーを表わしています。中心にあるのが須弥山(しゅみせん)と呼ばれる仏教界で世界の中心と考えられる想像上の山だそう。
寺務所にある募金箱
硬貨を入れると赤い皿の周りをくるくると回り中心の穴に吸い込まれていく仕掛け。動きが面白いのでつい1度ならず2度3度入れたくなります(笑)
歴史を感じる街並み
おもちゃと駄菓子の店がありました。子供の頃家の近くにも駄菓子屋があったことを思い出しました。
その隣には真新しい店構えのかき氷の店がありました。
「けずりひ たいら少納言.G」というお店。2軒隣にある「人形のたいら」が経営するお店で、けずり氷は自家製シロップのいちごミルクをはじめ抹茶ミルクや白みつミルク、トロピカルなどがありましたが、気になったのは厳選スーパーフードを使った「けずり氷 グレードアップ」2種。
「酔芙蓉~今日の充実~」はアサイーにフランボワーズ、いちご、ミルクが掛かったもの。
もうひとつは「氷庭の枯山水~侘と寂の趣」
モリンガというスーパーフード、抹茶、ミルクが掛かったもの。
いずれも人形屋さんの純氷ふわふわかき氷で、口に入れた瞬間にとける氷の食感とひろがる香りが何ともいえません。これまで食べていたかき氷とは全く別物でした。出てきたときには「こんなボリューム食べられるか!」と思いましたが食感が軽く、氷を食べた時のあのキーンとくるようなこともなくあっという間にペロリと平らげすぐにおかわりしたくなるほどでした。お店の説明では氷は無菌室で48時間以上かけて凍らせる純氷を使っていて、ふわふわの氷と自家製シロップの絶妙な味わいを楽しんで欲しいとのこと。清少納言によって執筆された「枕草子」に登場する「けずりひ(かき氷)」、平安の世から令和へのおくりものをコンセプトに、氷とシロップのみで表現する事にこだわっているそうです。
なお、お店の営業期間は6月~9月の夏期のみ。
営業時間は11:00~17:00
営業日は月・火・金・土・日
(水・木は定休)
「けずりひ たいら少納言G」
鳥取県倉吉市西町2715
電話:0858‐22‐2391
mail:doll@taira.co.jp
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